シルビオ・ブランコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
[[画像:|200px]] |
|
基本情報 | |
---|---|
本名 | シルビオ・ブランコ |
通称 | Il Barbaro |
階級 | ライトヘビー級 |
国籍 | イタリア |
誕生日 | 1966年8月26日 |
出身地 | イタリア, ラツィオ州, チヴィタヴェッキア |
命日 | |
死地 | |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 65 |
勝ち | 55 |
KO勝ち | 34 |
敗け | 8 |
引き分け | |
無効試合 |
シルビオ・ブランコ(Silvio Branco, 1966年8月26日- )はイタリアのプロボクサー。現WBA認定世界ライトヘビー級チャンピオン。長身で、長いリーチを存分に活かしたアウトボクサシングが得意。ひらひらの付いたトランクスがトレードマークになっている。2004年にアルツロ・ガッティと好勝負を行ったスーパーライト級のジャンルーカ・ブランコは実の弟である。長く地域タイトルを守ってきたため、世界的な知名度は低いが、母国では人気の高い選手である。
目次 |
[編集] 来歴
[編集] ミドル級時代
シルビオ・ブランコは1988年7月14日にイタリアでプロデビューする。国内で勝利を重ね、イタリアミドル級タイトルも1993年8月20日に獲得する。翌1994年10月14日にはミゲール・アローヨを判定で破りWBCインターナショナルミドル級タイトルを獲得する。1995年2月22日にはEBUのタイトルに挑戦するが、これは失敗した。しかし8月2日にIBFインターコンチネンタルのタイトル獲得に成功し、1996年9月12日にはトーマス・テイトを判定で破ってWBUミドル級タイトルを獲得した。同タイトルを6度防衛した後、1998年12月18日に失い、その後階級をスーパーミドル級にあげた。
[編集] スーパーミドル級時代
ブランコは2000年4月15日にグレン・ジョンソンを判定で破り、WBUスーパーミドル級タイトルを獲得する。同年12月16日にはIBF王者のスベン・オットケに挑戦するが、12回判定でと敗れタイトル獲得はならなかった。翌年にはさらに階級をライトヘビー級に上げる。
[編集] ライトヘビー級時代
階級を上げて2002年2月9日にIBFインターコンチネンタルライトヘビー級タイトルを獲得する。その後、EBUタイトル獲得に失敗するが、2003年10月10日にメディ・サヌーヌを11回TKOで破りWBAライトヘビー級タイトルを獲得。しかし、初防衛戦でファブリス・ティオゾに敗れてタイトルを失った。その後、2004年12月21日には空位のWBAインターコンチネンタルタイトルを獲得し、2006年7月27日にはマニー・シアカを12回判定で破り、WBAの暫定王者になる。そしてWBA正規王者のファブリス・ティオゾが引退したため、正規王者に認定された。
[編集] 獲得タイトル
- WBCインターナショナルミドル級王座
- IBFインターコンチネンタルミドル級王座
- WBU世界ミドル級王座
- WBU世界スーパーミドル級王座
- IBFインターコンチネンタルライトヘビー級王座
- WBAインターコンチネンタルライトヘビー級王座
- WBA世界ライトヘビー級王座
[編集] 関連記事
前王者 メディ・サヌーヌ |
第20代WBA世界ライトヘビー級王者 |
次王者 ファブリス・ティオゾ |
前王者 |
第23代WBA世界ライトヘビー級王者 |
次王者 |