ショーン・ヤング
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ショーン・ヤング(Sean Young, 本名 Mary Sean Young, 1959年11月20日 - )は女優。アメリカ合衆国ケンタッキー州出身。
ニューヨークでバレエの学校に通ったが、バレリーナになることは諦めてモデルとして活躍。1980年にオーディションに受かって映画デビューした。その後『ブレードランナー』や『追いつめられて』に出演、その美貌で人気を得る。しかし、その後は奇矯な振る舞い(日本で言う“プッツン”)で有名になってしまった。例えば、1988年に共演したジェームズ・ウッズと交際していたが、別れた後に脅迫状を送ったり付きまとったりしたため、ストーカー行為で訴えられてしまった[1]。
また、『バットマン』に出演する予定だったが怪我で降板せざるを得ず、キム・ベイシンガーがその役を得た。第2作の『バットマン・リターンズ』に出演したかった彼女は、手作りのキャット・スーツを着て、撮影中のティム・バートンの前に現れたという。
現在はインディペンデント映画やテレビに出演している。
[編集] 主な出演作品
- ブレードランナー Blade Runner(1982)
- 砂の惑星 Dune (1984)
- 追いつめられて No Way Out (1987)
- ウォール街 Wall Street (1987)
- アパッチ Fire Birds(1990)
- 死の接吻 A Kiss Before Dying (1990)
- ラブ・クライム/官能の罠 Love Crimes (1992)
- モンテカルロ殺人事件 Once Upon a Crime (1993)
- カウガール・ブルース Even Cowgirls Get the Blues (1993)
- エース・ベンチュラ Ace Ventura: Pet Detective(1994)
- ジキル博士はミス・ハイド Dr. Jekyll and Ms. Hyde (1995)
- クライムチアーズ Sugar & Spice (2001)
[編集] 脚注
- ^ "Is There 'No Way Out'?", Karen Valby, Entertainment Weekly