シュターツカペレ・ドレスデン
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シュターツカペレ・ドレスデン(Sächsische Staatskapelle Dresden)は、ドイツ・ザクセン州ドレスデンの歌劇場であるゼンパー・オーパー専属オーケストラである。1548年にザクセン選帝侯の宮廷楽団として設立され、現存するオーケストラとしては1448年に設立されたデンマーク王立管弦楽団に次ぐ最古の歴史を持つ。「ドレスデン・シュターツカペレ」という言い方もある。またかつてゼンパー・オーパーは東ドイツの国立歌劇場(現在はザクセン州立)だったため、日本では「ザクセン国立歌劇場管弦楽団」、「ドレスデン国立管弦楽団」、「ドレスデン国立歌劇場管弦楽団」と呼ばれることもある。
歴史的にも、17世紀のシュッツから、19世紀のウェーバー、ワーグナー、20世紀のリヒャルト・シュトラウスに至るまで、重要な作曲家が指揮者としてもこのオーケストラと関係を築いてきた。リヒャルト・シュトラウス作品のいくつかを初演したオーケストラとしても音楽史に名を残している。20世紀における主要な首席指揮者は、カール・ベームやルドルフ・ケンペ、クルト・ザンデルリング、ヘルベルト・ブロムシュテット、ジュゼッペ・シノーポリなど。2001年にシノーポリが任期を残して急逝したため、2002年8月から、ベルナルド・ハイティンクが後任指揮者に選ばれた。
2007年8月よりファビオ・ルイージがゼンパー・オーパー音楽総監督就任と同時にカペルマイスターに就任。その披露にもあたる来日公演が2007年11月に行われた。
ちなみにこの楽団は他の楽団と比べると音が非常に異なると言っても過言ではない。長い伝統から来たものであるのかまろやかで木の肌のような音はこの楽団の特徴と言える。
[編集] 関連項目
- ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 - 宮廷楽団でも歌劇場専属でもない形で発足した管弦楽団としては、世界最古のオーケストラであるが事実上のオペラ専門のオーケストラである。