サンロード青森
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種類 | 協同組合 |
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本社所在地 | 日本 〒030-8533 青森県青森市緑3-9-2 |
電話番号 | 017-722-8111 |
設立 | 1969年2月4日 |
業種 | 小売業 |
代表者 | 理事長 福士喬 |
資本金 | 4億5341万円(2006年3月現在) |
外部リンク | http://www.sunroad.or.jp/ |
サンロード青森(サンロードあおもり)は、青森県青森市のショッピングセンター。またはそれを運営する事業協同組合である。青森市有数のショッピングセンターの一つである。正式名称は、「協同組合サンロード青森」。
目次 |
[編集] 概要
当時郊外の沼の場所を利用して1977年にオープン。現在は開発が進み面影がないが元々は場所が悪かったため、家は一軒立ち退いたのみで設立が出来た。設立の主な動機は高度成長により拡大してきたナショナルチェ-ンの地方進出に対抗するためであった。また、亀屋や松木屋など地方企業が百貨店化するのに対抗するためでもあった。また、青森市中心部が店舗のドーナツ化現象を起こしていたのも原因であるが、オープンした店舗敷地は当時の郊外に当たる地区であり、中心部の店舗はますますその規模を縮小していくことになり、この動機は結果的にはさほど果たされなかったということになる。
[編集] 沿革
- 1969年(昭和44年)2月14日 - 協同組合サンロード青森結成。当時の組合員は27人で初代理事長は村田基之であった。5月から10月にかけて用地買収が行われる。
- 1970年(昭和45年)7月 - 青森市が当該地区の区画整理事業を発表したため、オ-プンを1973年に変更することになる。
- 1971年(昭和46年)6月 - 区画整理事業の遅れによりオ-プンを1974年に再変更することになる。
- 1973年(昭和48年)1月 - 資金が集まったため用地買収をさらに進める。オープンはさらに遅れる見込みとなる。
- 1975年(昭和50年)12月 - キ-テナントがジャスコに決定される。
- 1976年(昭和51年)5月25日 - ニュータウン商事株式会社として会社を設立。10月に着工される。
- 1977年(昭和52年)9月2日- 現在の敷地にオープン。「サンロード青森」は全国初の地元専門店主導型ショッピングセンターであった。
- 1985年(昭和60年)- 北駐車場を用い、パレサンロード(現在のアカチャンホンポのある場所)を増設。
- 1991年(平成3年)3月 - パレサンロ-ド退店。
- 1994年(平成6年)3月 - 東の駐車場を用い全天候型アミュ-ズメント施設アムゼがオープンし、立体駐車場が使用開始となる。
- 2000年(平成12年)3月 - リニューアル。
- 2006年(平成18年)3月31日 - この日を以って無料送迎バス終了。
- 2006年(平成18年)11月1日 - 東北地方のショッピングセンターとしては初めて、ケータイクレジット「iD」を全館に導入。
[編集] 建物の変遷
一回目の増設が行われたのは1985年。現在のアカチャンホンポの場所の増設。現在ではその痕跡はほとんど残っていないが、アカチャンホンポの入り口の左脇に半円形の何に使うのか現在ではもはや不明なものがあるのは当時の名残。当時はそれが何個も入り口に連なっており服などを飾っていた。タクシー乗り場は国道103号に面した場所(現在の成田本店とアムゼの境界線付近)に位置しており、そこが正面玄関として認知されていた。
なお、当時はゲームセンターはジャスコの横(現在の化粧品売り場)に位置しており、3階まで上るスロープがその隣にあった。ジャスコにあったゲームセンターはその後の改装後3階に移ったが、その後アムゼが屋内遊園地からゲームセンター化していくのに合わせるようにして消滅した。
二回目の増設があったのは1994年の物議を醸したアムゼの増設。正面のタクシー乗り場が無くなった。当初はアムゼに入るためには入場料が必要であったが後に撤廃。2階にあった飲食店も後に閉鎖、現在はその跡が窺えるのみである。当時そこにあったメリーゴーランド(現在アムゼの中でアイスなどの自販機がある場所の北側にあった)などの施設も、今ではわずかにその床の形から推測できるのみ。当時映像などを流しながら、座席が動く仕掛けになっていた場所は、1996年から映画館となり、現在「松竹アムゼ」として営業している。なお、アムゼにあった様々な施設の撤廃は徐々に行われたものである。
三回目の改装は2000年。主にアムゼでの失敗部分をカバーする形となったもので、増設ではなく必要性から行わざるを得なかったもの。この工事によりアムゼのうち、傾いた形に設計された建物を除く部分(現在ダイソーと成田本店がある場所)がアムゼのゲームセンターから除かれることになる。移動に便利なように、成田本店横の通路と、アメリカ屋の横の通路と、3階の細い道が作られた。また、3階に以前は通路の角に見下ろすための狭い台が2ヶ所あるだけであったものを、サンホールを見おろすための窓が新たに作られた。
[編集] 店舗
[編集] 専門店街
サンロード青森は一見すると百貨店のような印象を持つが、実際には一つの建物に商店が集まったような形になっているため、ジャスコ以外の場所を指して専門店街と呼ぶのは的を射た呼び方であると思われる。かつてはテナントに県内企業以外は入れないという内規があったが、その後この内規は撤廃され、現在では下記のサンマルクやマクドナルドなど、全国展開する企業もテナント入居している。
[編集] 参加会社
他
[編集] キーテナント
サンロード青森のキーテナントはジャスコである。現在ジャスコでは24時間営業がなされており、付近の住民が利用している。警察官が監視しているため、安全性は高いと言われている。まれにジャスコ青森店がサンロード青森の同意語として使われてしまう事もあるが誤解である。
[編集] アムゼ
平成に入り、サンロード青森が総工費約80億円を用い、正面にあった駐車場の敷地を用いて工事を行い、市内初の屋内遊園地を目指しスタートするもすぐさま財政難で挫折。多額の借金が残った。理由としてはそもそも屋内遊園地という構想が無謀であった事、形が傾いているため融雪費だけでも年間100万円程度の費用がかかる事、国道103号に面するかつての正面玄関に当たる場所を塞いだため、全体としてのバランスが崩れてしまったことなどが挙げられる。また、遊具があった頃はその遊具で怪我をした子供も存在した。アムゼによる損失額は約55億とも言われ、キーテナントのジャスコからも批判が来る始末であり、一時は倒産の可能性さえ危惧された。その状況にサンロード青森側は柔軟に対応。当初の姿勢を反省し、方針を大幅に変換。全遊具を撤去し、アムゼの一部を他の店舗に割り当て、他の場所をゲームセンターにし、地下は映画館(青森松竹アムゼ)にする工事が行われた。そのかいもあってか、現在サンロード青森の経営は比較的順調に行われているようである。
[編集] 駐車場
[編集] 立体駐車場
アムゼが作られた際、廃止される駐車場の収容分を埋めるためからか作られた駐車場。6階まで作られているが、サンロード青森は4階までしかなく、周辺に複数存在する露天の駐車場の方が利用価値が高いとして、5階以上は現在関係者以外使われていない。一般の駐車場料金は無料である。
[編集] 屋上駐車場
サンロード青森の2階の屋上、3階に開設当初からある駐車場である。ジャスコ側とサンロード青森側の2つの部分に分かれている。一般の使用料金は無料である。なお、この屋上駐車場とその出入口付近に限り、右側通行となっている。
[編集] 屋外駐車場
現在東に2つ、西に4つ、南に1つある。一般の使用料は無料である。
[編集] 交通
- 青森市営バス
- 問屋町線など
- JRバス東北
- 八甲田大橋経由横内線
- 「サンロード青森前」下車
- 八甲田大橋経由横内線
- ※出入口にもよるが、徒歩数分で到着する。
[編集] 備考
[編集] 周辺
- サンワドー かつては1号館だけであったが2号館が新設された。
- ベニーマート・メガ
- 青い森セントラルパーク
- アプレ103・・・同じくイオングループが核店舗であるため、グループ内競合となる。
※なお、かつてはデンコードーもこの付近に2回店舗を構えたことがあるが、現在はさらに南のイトーヨーカドーなどのある地区に店を構えている。この地区にはコジマもあり、あたかも観光通り(国道103号)周辺のイオン傘下の店舗を中心としたショッピングセンター地区に対抗するように店が建てられている。