サマイパタの砦
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サマイパタの砦 |
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(英名) | Fuerte de Samaipata |
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(仏名) | Fort de Samaipata |
登録区分 | 文化遺産 |
登録基準 | 文化遺産(2), (3) |
登録年 | 1998年 |
拡張年 | |
備考 | |
公式サイト | ユネスコ本部(英語) |
サマイパタの砦(El Fuerte de Samaipata)は、ボリビアのサンタクルス県にある考古学的な遺跡であり、ユネスコの世界遺産にも登録されている。ボリビア国内を走るアンデス山脈の東の山麓に位置し、ボリビアの国内外から観光客が訪れる。この砦は近隣のサマイパタの町の人々に使われていた。
砦と呼ばれるが、実際には軍事拠点ではなく、コロンブス到達以前の宗教的な遺跡である。おそらくはインカ人たちによって建てられた。
20世紀以降には『神々の戦車』(邦題『未来への記憶』)で知られる古代宇宙飛行士説の主唱者の一人であるエーリッヒ・フォン・デニケンが、この遺跡は空飛ぶ円盤の発着施設跡であると主張した。彼に言わせれば、遺跡の頂上の岩に刻まれた、傾斜の付いた平行な溝で描かれた円が、その証拠なのだという。この主張がまともに検討されていないのは言うまでもない。
観光客が歩き回ることで岩に刻まれたシンボル群に損傷が見られることから、内部はこれ以上の損傷を避けるために閉鎖されている。しかし、そのほとんどはまだ見学可能である。遺跡へのアクセスは容易で、サマイパタの町から連絡バスが何台も出ている。なお、少額の入場料が徴収されている。
[編集] 登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
- (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
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