グレアム・コクソン
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グレアム・コクソン | |
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基本情報 | |
出生名 | グレアム・レスリー・コクソン Graham Leslie Coxon |
出生日 | 1969年3月12日(39歳) |
出身地 | イギリス ダービーシャー |
ジャンル | オルタナティブ・ミュージック, ブリットポップ, エレクトロニカ |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | ギター & ベース/ドラム/パーカッション |
活動期間 | 1988 - 現在 |
共同作業者 | ブラー |
公式サイト | grahamcoxon.co.uk |
グレアム・コクソン(Graham Coxon、男性、1969年3月12日-)西ドイツ・リンテルン出身。
イギリスのバンドブラーの元ギタリスト。1988年から2003年にかけてブラーで活動。2003年の脱退以降はソロで音楽活動を続けている。
本来担当しているギターの他、ブラーの曲「song2」ではメンバーのデイヴ・ロウントゥリーとツインドラムを担当し、「Parklife」ではサックスも演奏。ソロアルバムの方でも当初はすべての楽器を自ら演奏していた。
大学時代はアートを学び、ブラーのアルバム「13」のジャケットの絵はグレアムが担当した。またソロ活動でのジャケット等のアートワークはほとんど彼によるもので、時折個展も開催している。
元々シャイな性格で、メンバーにあまり意見を言えなかったらしい。ブラーの5thアルバムに収録されている 「You're So Great」 のレコーディングの際あまりに恥ずかしかった為、電気を消して暗い中机の下で歌ったという逸話が残っている。
現在はソロでの活動に専念しているが、親友であるブラーのメンバー、アレックス・ジェームスによってブラーに戻るという噂が囁かれており、また2007年にはメンバーとスタジオで新曲の収録に参加したとも言われているが正式な発表はない。
目次 |
[編集] 略歴
1988年 - ロンドンのGoldsmiths Collegeで、2年間ファインアーツを学ぶ。
1989年 - 大学在学中、ブラーの前身となるバンド・シーモア(Seymour)を結成。
1991年 - イギリスにおいてメジャーデビュー。その際バンド名をブラーに改名。
1998年 - ブラーの活動と並行しつつ、ファーストソロアルバム発売。
2002年 - 当年、ブラーの活動から徐々に離れ、2003年正式に脱退を表明。
2004年 - フジロック・フェスティバル出演。日没後の演奏であったため、照明器具に反応して飛んでくる「虫がうっとおしい。」の名言を残す。
2007年 - 英国の野外フェス「Vフェスティバル」に出演。Virgin Mobile Union(第4ステージ)のヘッドライナーを務める。
以降、2008年現在までソロ活動を継続。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] アルバム
- The Sky Is Too High (スカイ・イズ・トゥ・ハイ) (1998年)
- The Golden D (ザ・ゴールデン・ディー) (2000年)
- Crow Sit on Blood Tree (クロウ・シット・オン・ブラッド・トゥリー) (2001年)
- The Kiss of Morning (キス・オブ・モーニング) (2002年)
- Happiness in Magazines (ハピネス・イン・マガジンズ) (2004年)
- Love Travels at Illegal Speeds (ラヴ・トラヴェルズ・アット・イリーガル・スピーズ) (2006年)
- Burnt to Bitz: At the Astoria (バーン・トゥ・ビッツ:アット・ザ・アストリア) (2006年)ライブアルバム
また2007年7月にポール・ウェラーとコラボレーションした、シングルEP「This old town」を限定5000枚で発売。iTunes Storeでダウンロード購入もできる。
「クロウ・シット・オン・ブラッド・トゥリー」までは全ての楽器をグレアム自ら演奏しているが、「キス・オブ・モーニング」からはサポートメンバーを招いてレコーディングしている。
[編集] 映像
- Live at the Zodiac (ライヴ・アット・ザ・ゾディアック) (2005年)
[編集] 外部リンク
- Official Website公式ウェブサイト(英語)
- Transcopic Records公式レーベルサイト(英語)
- Art Websiteグレアムのアートウェブサイト(英語)