クロカジキ
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?クロカジキ | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Makaira mazara Jordan & Snyder, 1901 |
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英名 | ||||||||||||||||||||||||
Indo-Pacific blue marlin |
クロカジキ (黒梶木、学名:Makaira mazara 、英名: Indo-Pacific blue marlin、インド‐パシフィック・ブルー・マーリン) は、スズキ目マカジキ科に属する魚である。クロカワカジキ、クロカワとも呼ばれる。
太平洋、インド洋の熱帯、亜熱帯の海に分布する。カジキ類ではもっとも大型で、約4mに達し、メスはオスより大きい。第1背びれは全体的に低いが前方だけ上にとがること、胸びれが固定されずに動くことなどから、シロカジキ、マカジキ、バショウカジキなどの類似種と区別できる。
外洋表層を回遊しながらイカや魚を捕食する。カツオを襲うこともあり、カツオクイの異名も持つ。産卵期は春から夏にかけてで、この時期は日本近海にまで回遊する。
死ぬ直前体色が鮮やかな青に光ることから、英語ではブルーマーリンと呼ばれるが、これは死んだ後真っ黒になることが由来で、和名はクロカジキと呼ばれている。