オー・シャンゼリゼ
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オー・シャンゼリゼ（Les Champs-Elysées）は1969年に発表されたシャンソン・フレンチ・ポップスのスタンダードソングである。
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[編集] 概要
特に日本では70年のダニエル・ビダルバージョンがヒットしたフレンチ・ポップス、シャンソンの名曲で、日本人では越路吹雪がカヴァーした。のちにレイモン・ルフェーヴルでイージーリスニングにもなり世界的にヒットした。また小中学校の音楽の時間に取り上げられたり、たびたびCMにも使われたりもした。
[編集] 意外なルーツ
いかにも典型的なイメージのシャンソンであり、最もフランス的イメージのある曲ではあるが、そのイメージとは裏腹に、実は原曲は意外にも1968年にイギリスで発表されたロックであったことはあまり知られていない。元々は、イギリスのJason Crest (ジェイソン・クレスト）というサイケバンドのメンバーであったマイク・ウィルシュ(Mike Wilsh)とマイク・ディ-ガン(Mike Deighan)が作った『ウォータルー・ロード(Waterloo Road)』という曲だったのである。
[編集] フランス経由でヒット
このイギリス産の歌に、フランスの名作詞家であるピエール・ドゥラノエ(Pierre Delanoë,”ドラノエ”という表記もある)が仏語詞をつけて、1969年にジョー・ダッサンの歌で発表され、フランスのみならず世界各地でもヒットしたものである。
