オーラマシン一覧
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オーラマシン一覧(オーラマシンいちらん)は、アニメ『聖戦士ダンバイン』および関連作品に登場する、オーラバトラーを始めとする架空の兵器・オーラマシンの一覧である。
オーラマシンは、その形状・用途などにより、オーラバトラー、オーラシップ、ウイングキャリバーなどの下位区分に分類される。ただし、史上初のオーラマシンであるピグシーは分類がなく、単にオーラマシンと呼ばれる。
初出がアニメ『聖戦士ダンバイン』以外のものは、その出展を括弧内に記した。
- 富野由悠季著の小説作品『オーラバトラー戦記』
- 出渕裕著の雑誌連載『出渕裕メカニカルおもちゃ箱』(講談社発行の雑誌「コミックボンボン」に連載)
- 出渕裕著の雑誌連載『AURA FHANTASM』(バンダイ発行の雑誌「B-CLUB」に連載)
- 出渕裕著の雑誌連載『新AURA FHANTASM』(メディアワークス発行の雑誌「電撃ホビーマガジン」に連載)
- OVA『聖戦士ダンバイン』
- 衣谷遊の漫画作品『聖戦士ダンバイン異伝 エグザイル・サーガ』(バンダイ発行の雑誌「サイバーコミックス」に連載)
- プレイステーションのゲーム『聖戦士ダンバイン 聖戦士伝説』
- 長谷川裕一の漫画作品『狩りの日』(双葉社発行の書籍「スーパーロボットコミック 聖戦士ダンバイン編」収録)
- 富士原昌幸の漫画作品『骸の鎧』(双葉社発行の書籍「スーパーロボットコミック 聖戦士ダンバイン編」収録)
- 藤井昌浩の漫画作品『ショット追撃』(双葉社発行の書籍「スーパーロボットコミック 聖戦士ダンバイン編」収録)
- ネット配信アニメ『リーンの翼』(2005年12月よりバンダイチャンネルで配信)
目次 |
[編集] 歩行機械
[編集] (狭義の)オーラマシン
ここに分類されるのは、乗用二足歩行機械のピグシーのみ。
- ピグシー
[編集] オーラパンツァー
雑誌連載『AURA FHANTASM』に登場。ピグシーの発展型で、人員やオーラバトラーの運搬のために作られた、甲虫型、あるいは亀型の多脚戦車。多足騎兵とも呼ばれる。早いうちにウイングキャリバーやオーラシップに取って代わられた。
- スカラベ(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- ザラタン(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- アケロン(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
[編集] 航空機
[編集] グライウイング
ピグシーの次に開発された小型のグライダー状のマシン。人が立って乗り、空中を飛行する。
- シュット
- ミュー
[編集] オーラボム
初の戦闘用オーラマシン。クラゲ型あるいはヒトデ型で、空中を浮遊し爆撃や空中戦を行う。
- ドロ
- グナン
- タンギー
- ドーメ(小説『オーラバトラー戦記』)
- ドメーロ(小説『オーラバトラー戦記』)
- ドッフオ(小説『オーラバトラー戦記』)
[編集] オーラプレーン
小説『オーラバトラー戦記』に登場。オーラバトラーを生産できないミの国が開発した単なる航空機。
- フラッタラ(小説『オーラバトラー戦記』)
[編集] ウイングキャリバー
オーラバトラーの運搬のために作られた、蜂型、蝿型、あるいは蜻蛉型の戦闘機。単体での戦闘性能は高くなく、主にオーラバトラーとドッキングして長距離移動支援機として利用する。
- バラウ
- ズロン
- フォウ
- ジームルグ(リの国 プレイステーション『聖戦士ダンバイン 聖戦士伝説』)
[編集] オーラファイター
オーラバトラーの格闘能力とウイングキャリバーの機動力を併せ持つ様に設計された鳥型の戦闘機。大きさはオーラシップの3分の1程度。
- ガラバ
- グリフィン(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
[編集] オーラボンバー
オーラファイターの発展型で、オーラバトラーの格闘能力とウイングキャリバーの機動力、そしてオーラボムの火力を併せ持つ様に設計された大型戦闘機。大きさはオーラシップと同じ程度。
[編集] 人型機械
[編集] オーラバトラー
オーラバトラーはオーラボムの次に開発された、人型の戦闘ロボット。巨人騎士とも呼ばれ、オーラマシンの代表的存在である。なお、ビルバインはウイングキャリバー形態に変形して単体での長距離航行が可能。
- ゲド
- ダーナ・オシー
- ラナウン・シー(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- ラゲッサI、ラゲッサII(小説『オーラバトラー戦記』)
- ドラムロ
- ガドラム(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- マサラグ(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- ガーシム(雑誌連載『新AURA FHANTASM』)
- ヴォルバル(漫画『ショット追撃』)
- ボゾン
- ガータ(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- ドウミーロック(小説『オーラバトラー戦記』)
- ダンバイン
- ビランビー
- ギトール(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- ブラウニーII(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- ダゴン(雑誌連載『新AURA FHANTASM』)
- ハインガット(小説『オーラバトラー戦記』)
- バストール
- レプラカーン
- ボーグル(雑誌連載『出渕裕メカニカルおもちゃ箱』)
- ガベットゲンガー(小説『オーラバトラー戦記』)
- ビアレス
- ビアレス最終生産型(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- ガーゴイル(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- ガウベド(小説『オーラバトラー戦記』)
- ボチューン
- ボテューン(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- ディネ・シー(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- ビルバイン
- ゼルバイン(プレイステーション『聖戦士ダンバイン 聖戦士伝説』)
- バルバイン(プレイステーション『聖戦士ダンバイン 聖戦士伝説』(本編未登場))
- スカルバイン(漫画『骸の鎧』)
- ヴェルビン(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- カットグラIII(小説『オーラバトラー戦記』)
- ライネック
- ズワァース
- ズワース(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- ズワウス(OVA『聖戦士ダンバイン』)
- ディーモッシュ、ガルガンチュア(小説『オーラバトラー戦記』)
- インペリウム(角川書店の雑誌『月刊ニュータイプ』特集イラスト)
- スカルマ(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- ラヴァナ(雑誌連載『AURA FHANTASM』)
- アルダム(プレイステーション『聖戦士ダンバイン 聖戦士伝説』)
- カーヴァル・ウシュタ(プレイステーション『聖戦士ダンバイン 聖戦士伝説』(本編未登場))
- ゾニミカ(漫画『狩りの日』)
- パンゲア(小説『オーラバトラー戦記』文庫版イラスト)
- ギム・ゲネン(アニメ『リーンの翼』)
- ライデン(アニメ『リーンの翼』)
- オウカオー[桜花王](アニメ『リーンの翼』)
- ナナジン[七福神](アニメ『リーンの翼』)
[編集] オーラアーマー
雑誌連載『AURA FHANTASM』に登場。身に纏う甲冑であり、いわゆるパワードスーツのようなもの。オーラバトラーの簡易版的存在で、機動甲冑とも呼ばれる。特に固有の名称は存在しない。
[編集] 艦船
[編集] オーラシップ
オーラバトラーやウイングキャリバーを収容する空中戦闘艦。全長50m程度。各国の国王や地方領主が所有している。
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- ナムワン型
- ショット・ウエポンが最初に製作したオーラシップ。オーラマシン開発の資金調達のために15隻程度が生産され、各国・各地方領主に売却若しくは献上された。そのため反ドレイク陣営の主力オーラシップになっている。
- 姉妹艦に、ミの国の<ナムワン1>・<ナムワン2>、アの国の<フラオン>などがある。
- 艦内格納庫にオーラバトラーを最大6機収容可能で、クの国に引き渡された艦はさらに3機のオーラバトラーを艦首部甲板へ露天繋止し、戦力の向上に努めていた。
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- ゼラーナ
- ギブン家の所有するオーラシップで、ナムワン型をタイプシップとし機動性を増すことを念頭に置いて建造された。オーラシップとしては標準サイズだが、大型のブル・ベガー級に匹敵する戦闘力を持つ。姉妹艦は存在しない。ギブン家領がドレイクに奪われた後は、ギブン家の拠り所となった。
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- グリムリー型
- ラウの国とナの国が共同開発した新型オーラシップ。劇中では巡洋戦艦と呼称されていたが、艦自体の戦闘力よりもオーラバトラーの搭載数で勝負する、いわゆる空母的な性格のオーラシップである。船体構造は他級より脆弱で、船体中央部に受けた僅か一発の敵弾により船体が真っ二つに折れてしまうこともあった。ナムワン型に次ぐラウの国・ナの国の主力オーラシップ。
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- ブル・ベガー型
- ナムワン型の後に開発されたオーラシップで、全長は100メット以上あり、ナムワン型より2まわり以上大型である。ドレイク軍・クの国の主力オーラシップ。
- 陸戦要員やオーラバトラーを運搬するための、いわゆる”戦場タクシー”としての面が強かった旧来のオーラシップに対し、船体を大型化させ大威力を持つオーラショットを船体下部に装備することで艦自体の戦闘力を向上させることに成功したものの、機動力ではナムワン型に劣るものとなってしまった。
- オーラバトラー4機、ウィングキャリバー2機を収容可能で、船体後方の甲板上にも数機のオーラバトラーを露天繋止することが出来る。
- ゼィス(小説『オーラバトラー戦記』)
- ミィゼナー(小説『オーラバトラー戦記』)
- ゼイエガ(小説『オーラバトラー戦記』)
- ゼイゾス、ゼイギス、ゼイエラ、ゼミガル、ゼミエガ、ゼバス(小説『オーラバトラー戦記』)
- ギュイス(小説『オーラバトラー戦記』)
- ナームワン(小説『オーラバトラー戦記』)
- ナゲーマン(小説『オーラバトラー戦記』)
- フアンドウ(小説『オーラバトラー戦記』)
- ハンラウゴ(小説『オーラバトラー戦記』)
- メラガラウ(小説『オーラバトラー戦記』)
- グッタム、ヘグタム(小説『オーラバトラー戦記』)
[編集] オーラクルーザー
ここに分類されるのはスプリガンのみである。
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- スプリガン
- ショット・ウエポンの専用オーラシップ。大きさとしてはブル・ベガー級と変わりないが、火力では劣る。
- 物語本編に登場したオーラシップ中、唯一操舵輪を備えていない艦で、艦橋内部の艤装から、艦の運用には地上世界で言うところのコンピューター制御がかなり取り入れられているものと思われる。また、船体の向きを変えることなく針路を急変させることが出来る(第49話 Aパート)等、これまでのオーラシップに見られない運動性能とウイングキャリバー並みの速度性能も併せ持っている。
- 完成直後に戦場が地上界へ移ると、ドレイクの指揮下を外れて独自の行動をとり始めたショットの部隊の拠点となった。物語の終盤ではゼラーナを撃沈している。
[編集] オーラバトルシップ
『聖戦士ダンバイン』の物語中盤に相次いで登場した超大型空中戦艦を指す。全長数百m〜1km弱(作品により異なる。「聖戦士ダンバイン」登場のものは桁外れに大きい)。有力国がそれぞれ国力を結集して建造したもので、おびただしい数のオーラマシンを収容することが可能。オーラバトルシップの登場に象徴される戦乱の拡大は、フェラリオの長ジャコバ・アオンの怒りを招き、すべてのオーラマシンが地上に浮上させられることとなる。
[編集] 『聖戦士ダンバイン』のオーラバトルシップ
オーラマシンの発達に伴い、飛行可能なマシンの大きさも次第に大型化していったが、オーラシップあたりで既存技術の限界に達した。この技術限界を突破した発明が擬似オーラ発生器で、これを搭載することにより人の力を介さずにオーラ力を発生させることが可能となったのである。以後有力各国において、それぞれの国の旗艦となるべき超大型戦艦、オーラ・バトル・シップが建造され、バイストン・ウェルの戦乱は一挙にその規模を拡大することとなる。
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- ウィル・ウィプス(アの国)
- 最初に登場したオーラバトルシップで、それだけにファンの人気も高い。赤茶色、巨大な横長の船体は既存の戦艦の概念を大きく突き破り、まさに空中戦艦の威容をかもしだすことに成功した。火力・オーラマシン搭載量など、個々の性能では一歩を譲るが総合性能のバランスの良さから一番手にもかかわらず最強のオーラバトルシップであるとの呼び声が高い。
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- ゴラオン(ラウの国)
- ウィル・ウィプス建造の報に接したラウ国王フォイゾンの命により建造されたオーラバトルシップ。暗緑色で重厚なたたずまいを持つ戦艦で、艦首に装備したあらゆる火砲を上回る威力のオーラ・ノバ砲や4門の大口径主砲など、単艦としての戦闘力では最強を誇る。ラウ・ナ連合軍の戦力の中核を為した。
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- ゲア・ガリング(クの国)
- 巨大な4枚の翼を広げたような威容を誇るオーラバトルシップ。サイズ的にも最大を誇るが戦闘力そのものは比較的低い。オーラマシン搭載量に重点を置いた、戦艦というより空母としての性格が強い艦。
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- グラン・ガラン(ナの国)
- 船体を三方に突き出した、他のオーラバトルシップとはかなり趣の異なる艦で、フネというよりも城を連想させる優雅な容姿をもった艦。正四面体を構成する船体はあらゆる方向に有効な火力を投射できるが、性能的には明らかに他の3艦より一段劣る。構造も華奢で、オーラシップの体当たり攻撃で艦橋上部があっさりと崩れ落ちてしまった。
- ヨルムンガンド(リの国 プレイステーション『聖戦士ダンバイン 聖戦士伝説』)
[編集] 『リーンの翼』のオーラバトルシップ
- アプロゲネ(アニメ『リーンの翼』)
- 反乱軍の旧式戦艦 全長約100メット
- キントキ(アニメ『リーンの翼』)
- ホウジョウ軍の新型艦
- レンザン、ジンザン(アニメ『リーンの翼』)
- ホウジョウ軍の旧型艦
- フガク(アニメ『リーンの翼』)
- ホウジョウ軍新型旗艦 全長約360メット