オーシャン・カラー・シーン
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オーシャン・カラー・シーン Ocean Colour Scene |
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フロントマンのサイモン・ファウラー |
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基本情報 | |
出身地 | イングランド バーミンガム |
ジャンル | ロック |
活動期間 | 1990年~現在 |
レーベル | フォンタナ・レコード アイランド・レコード サンクチュアリ・レコード モーズリー・ショールズ・レコード |
公式サイト | oceancolourscene.com |
メンバー | |
サイモン・ファウラー(ヴォーカル&ギター) スティーヴ・クラドック(ギター) アンディ・ベネット(ギター) ダン・シーリー(ベース) オスカー・ハリスン(ドラムス) |
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旧メンバー | |
デーモン・ミンケラ(ベース) | |
オーシャン・カラー・シーン(Ocean Colour Scene)は、イギリスのバーミンガムで結成されたロック・バンド。スモール・フェイセズやトラフィックに影響を受けた、直球勝負のロック・サウンドで、1990年代から活躍。ポール・ウェラーの弟分バンドとしても有名。
目次 |
[編集] 来歴
サイモン・ファウラー(ヴォーカル&ギター)、スティーヴ・クラドック(ギター)、デーモン・ミンケラ(ベース)、オスカー・ハリスン(ドラムス)の4人で結成。
1990年にシングル「SWAY」でインディーズからデビューし、1992年にフォンタナ・レコードからファースト・アルバム『ブルー・ディープ・オーシャン』を発表するが、大ヒットには至らなかった。しかし、その後アイランド・レコードに移籍し、セカンド・アルバム『モーズリー・ショールズ』(1996年)が全英2位、サード・アルバム『マーチング・オールレディ』(1997年)が全英1位のヒットとなり、一躍名を高める。
2003年にデーモンが脱退。残されたバンドは、プライマル・スクリームのゲイリー・モンフィールドをサポート・メンバーに迎え、予定されていたライヴをこなした後、スティーヴとオスカーがベースも兼任する形で『ア・ハイパー・アクティヴ・ワークアウト・フォー・ザ・フライング・スクワッド』(2005年)を制作。それからアンディ・ベネット(ギター)とダン・シーリー(ベース)を加えて5人編成となった。
[編集] ポール・ウェラー人脈との関わり
- ポール・ウェラーはオーシャン・カラー・シーンの『モーズリー・ショールズ』『ワン・フロム・ザ・モダン』『ア・ハイパー・アクティヴ・ワークアウト・フォー・ザ・フライング・スクワッド』にゲスト参加。
- スティーヴは、ポールの『ワイルド・ウッド』(1993年)にゲスト参加し、その後も度々ポールをサポート。
- デーモンも度々ポールをサポート。オーシャン・カラー・シーン脱退後も、スティーヴと共にポールのツアーに帯同した。
- デーモンは、元スタイル・カウンシルのミック・タルボットと共に、プレイヤーズというバンドでも活動。
- オーシャン・カラー・シーンの4作目『ワン・フロム・ザ・モダン』の日本盤CDには、ザ・ジャムのカヴァー「カーネーション」収録。
[編集] ディスコグラフィー
オリジナル・アルバム
- ブルー・ディープ・オーシャン - Ocean Colour Scene(1992年)
- モーズリー・ショールズ - Moseley Shoals(1996年)
- マーチング・オールレディ - Marchin' Already(1997年)
- ワン・フロム・ザ・モダン - One From The Modern(1999年)
- メカニカル・ワンダー - Mechanical Wonder(2001年)
- ノース・アトランティック・ドリフト - North Atlantic Drift(2003年)
- ア・ハイパー・アクティヴ・ワークアウト・フォー・ザ・フライング・スクワッド - A Hyperactive Workout For The Flying Squad(2005年)
- オン・ザ・レイライン - On The Leyline(2007年)
ライヴ・アルバム
- One For The Road(2004年)
- Live At Birmingham Academy(2006年)