エビスザメ
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?エビスザメ | |||||||||||||||||||||||||||
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Notorynchus cepedianus |
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Notorynchus cepedianus Poey, 1861 |
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英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Broadnose sevengill shark |
エビスザメ Notorynchus cepedianus (英名:Broadnose sevengill shark、ブロードノーズ・セブンギル・シャーク)は、カグラザメ目カグラザメ科に属するサメ。現生のエビスザメ属 Notorynchus は本種のみ。
現生のほとんどのサメが5対の鰓裂をもつのに対し、エビスザメは7対の鰓裂をもつ。他に7対の鰓裂をもつサメは、エドアブラザメ Heptranshias perlo が知られているだけで、本種を含めた2種はいずれもカグラザメ科に属する。
目次 |
[編集] 分布・形態・生態
世界中の温帯域に生息する。水深150 m 以浅の表層を泳ぎ、浅い湾やサンゴ礁の外で生活する。
全長3 m に達する。雄は1.5 m、雌は2.2 m で成熟する。体型は流線型に近い円筒形。体色は背側が暗褐色~黒色または灰色で、腹側は白色。体中に多数の黒色または白色の斑点が見られる。背鰭は1基しかなく、体の後方に位置する。臀鰭を備える。化石種と形態的に類似しており、古いタイプのサメであると考えられている。
エビスザメは群れで狩りをすることが知られている。仲間と共同でアザラシやイルカ、他のサメなどを追い詰めて捕食する。古代のサメも同じ方法で狩りをしていたと考えられている。
[編集] 近縁種
- エドアブラザメ Heptranshias perlo
- エビスザメとともに "Sevengill shark" (セブンギル・シャーク)と呼ばれる7対の鰓裂をもつサメ。全長は1.4 m にしかならず、生息深度も1,000 m と深い。
[編集] 水族館
- メルボルン水族館(オーストラリア)
[編集] 参考文献
- A&A・フェッラーリ 『サメガイドブック-世界のサメ・エイ図鑑』 御船淳・山本毅訳、谷内透監修、ティビーエス・ブリタニカ、2001年、256頁。