アントニオ・マルガリート
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基本情報 | |
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本名 | アントニオ・マルガリート・モンティエール |
通称 | Tijuana Tornado, Tony |
階級 | ウェルター級 |
国籍 | メキシコ |
誕生日 | 1978年3月18日 |
出身地 | カリフォルニア州, USA |
命日 | |
死地 | |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 42 |
勝ち | 36 |
KO勝ち | 26 |
敗け | 5 |
引き分け | 0 |
無効試合 | 1 |
アントニオ・マルガリート・モンティエール(Antonio Margarito Montiel, 1978年3月18日- )はメキシコのプロボクサー。現IBF認定世界ウェルター級チャンピオンであり、元WBO認定世界ウェルター級チャンピオン。「Tony」 の愛称のほかに「Tijuana Tornado(ティファナの竜巻)」の異名を持つ。打たれ強く、粘り強いボクシングをする。決してボクシングエリートではなく、叩き上げといったイメージを持ったチャンピオンである。アメリカ、カリフォルニア州で生まれたが、現在、メキシコのティファナに在住。
目次 |
[編集] 来歴
アントニオ・マルガリートは早くからプロボクサーとして活躍した。1994年1月14日に16歳でプロデビューする。しかし、デビュー後12戦で9勝3敗と決して注目されるような選手ではなかった。が、地道にボクシングを続け、着実にランクアップして2001年7月21日にダニエル・サントスが保持するWBO世界ウェルター級タイトルへ挑戦する。この試合はノーコンテストとなり、タイトル奪取はならなかったが、翌2002年3月16日にはアントニオ・ディアスを10回TKOで破り、サントスの王座返上により空位となっていたWBO世界ウェルター級タイトルを獲得した。同タイトルを3度防衛したあと、2004年9月11日にライトミドル級に階級を上げ、当時WBOライトミドル級チャンピオンになっていたダニエル・サントスに再び挑戦する。しかし、この試合は10回負傷判定[1]で敗れてしまった。敗れたマルガリートは、またウェルター級へと戻り、そのままウェルター級チャンピオンとして防衛を続ける事になる。2005年4月23日には暫定王者となっていたプエルトリコのカーミット・シントロン[2] を5回TKOで破り、暫定王座を吸収した。2007年7月14日には32戦全勝のウェルター級のホープ、ポール・ウィリアムスの挑戦を受ける。注目の一戦となったこの試合は、接戦の末、0-3の判定で敗れ、8度目の王座防衛に失敗してしまった。約5年間の長期政権に終止符を打ったマリガリートは 「判定を盗まれた」 と、この判定結果に不満を示し、すぐに再戦を要求した。
敗戦後の復帰戦として11月10日に空位のWBOインターコンチネンタルウェルター級タイトルを1回TKOで勝利して獲得、その健在ぶりをアピールした。
さらに、2008年4月12日は、一度倒した相手でもあるカーミット・シントロンの持つIBFタイトルに挑戦し、見事6回KOで勝利して再び王座に就いた。
[編集] 獲得タイトル
[編集] 関連項目
[編集] 補足
[編集] 外部リンク
前王者 ダニエル・サントス |
第11・13代WBO世界ウェルター級王者 |
次王者 |
前王者 |
第12代IBF世界ウェルター級王者 |
次王者 |