アレックス・スミス
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アレックス・スミス(Alex Smith, 1984年5月7日 - )はアメリカNFLのプロアメリカン・フットボール選手でポジションはクオーターバック。ワシントン州・シアトル出身。フルネームはアレキサンダー・D.・スミス(Alexander D. Smith)。
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[編集] キャリア
ユタ大学在校時の2004年カレッジシーズンではチームを無敗に導く活躍をみせ、また、ハイズマン賞の最終候補にも選ばれた。これらカレッジでの実績およびスカウントコンバインなどでの好成績が評価され、2005年NFLドラフトの1巡1位でサンフランシスコ・フォーティナイナーズに指名を受けた。ルーキーシーズンは9試合に出場、1タッチダウン11インターセプトと散々な成績に終わったが2年目の2006年には全16試合に先発出場、16タッチダウン、16インターセプト、パス獲得ヤード2890を記録し、チームも7勝9敗とプレーオフに後一歩のところまで行った。2007年の開幕第1週のマンデーナイトフットボールでは残り2分を切ったところから、スクランブルで25ヤード走るプレイなどを見せた後逆転勝利を演出した。9月30日に行われたシアトル・シーホークス戦でシーホークスのディフェンスタックル、ロッキー・バーナードにサックされた際に右肩を負傷して退場した。この負傷で3試合を欠場することとなった。リーグのQBのパス成功率が平均60%ぐらいなところ、スミスのパス成功率は50%を下回り、QBレーティングが彼より低いのはわずか1人、チームも11月25日まで勝ち星から遠ざかった。ヘッドコーチのマイク・ノーランは彼を先発から外しトレント・ディルファーに任せることにした。12月11日には彼は故障者リストに入れられ復帰することはなかった。
[編集] その他
- ハイスクール時代にレジー・ブッシュと共にプレイしている。
- 40ヤード走では4秒7、ベンチプレスで335ポンド、垂直跳びで31インチを記録した。
- 2005年のNBAドラフト全体1位指名を受けたアンドリュー・ボーガットもユタ大学出身である。同じ大学からNFLとNBAでドラフト全体1位指名がされたのは史上初であった。[1]
- 2006年11月5日のミネソタ・バイキングス戦の試合でジョー・モンタナと初めて出会った。この試合で49ersはモンタナの現役時代の1989年のユニフォームを使用した。試合は9-3で49ersが勝利、番狂わせを演じた。
- タンパベイ・バッカニアーズには彼と同じ2005年入団したタイトエンドのアレックス・スミスが在籍している。
[編集] 脚注
- ^ Utah caps 'magical year' with top picksUSAトゥディ 2005年6月28日
[編集] 外部リンク
- 通算成績と情報 NFL, or Pro-Football-Reference, or DatabaseFootball, or CBS Sportsline