アニメ親子劇場
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アニメ親子劇場は、テレビ東京系で1981年10月9日~1982年3月29日に放映されたテレビアニメ、全26話。
- 放送時時間
- 1981年10月9日〜1981年12月25日 毎週金曜夜7時30分~8時00分
- 1982年1月4日〜1982年2月22日 毎週月曜夜6時00分~6時30分
- 1982年3月1日〜1982年3月29日 毎週月曜夜5時55分~6時25分
目次 |
[編集] ストーリー
現代の男の子飛鳥翔とその仲間達がタイムブックの世界にタイムスリップして冒険旅行をする物語。旅する舞台は旧約聖書の世界だが、12話〜14話と最終話の26話だけが新約聖書の舞台になっている。
なお、タイムスリップのシーンや旅する聖書の世界(現代とは異なる風景)など美術に凝った。
ゼンマイジカケはタイムボカンシリーズの主人公側の等身大ロボット(チョロ坊・オモッチャマなど)を思わせ、また主人公も「タイムパトロール隊オタスケマン」以前の同シリーズ同様男女ペアだが、これ以外は同シリーズにはあまり似ていない(3悪に相当するキャラの不在など)。
- 第1話 アダムとエバ物語:創世記 1章〜3章
- 第2話 カインとアベル物語:創世記 4章
- 第3話 ノアの箱舟物語:創世記 6章〜9章
- 第4話 偉大な父の物語:創世記 17章、18章、21章、22章
- 第5話 他国の花嫁物語:創世記 24章
- 第6話 ふたごの兄弟物語:創世記 25章、27章
- 第7話 エジプト物語:創世記 37章、39章〜46章
- 第8話 奇跡のつえ物語:出エジプト記 1章〜40章
- 第9話 不思議なラッパ物語:ヨシュア記 1章〜6章
- 第10話 300個のツボ物語:士師記 6章、7章
- 第11話 怪力物語:士師記 13章〜第16章
- 第12話 馬小屋物語:マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネによる四福音書より
- 第13話 イエスの奇跡物語:マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネによる四福音書より
- 第14話 からっぽの墓物語:マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネによる四福音書より
- 第15話 親孝行物語:ルツ記 1章〜4章
- 第16話 悪魔の誘惑物語:ヨブ記 1章〜42章
- 第17話 鯨にのまれた男の物語:ヨナ書 1章〜4章
- 第18話 ロバ国王物語:サムエル記上 8章〜13章
- 第19話 ダビデ王物語:サムエル記上 16章〜24章
- 第20話 ソロモン王物語:列王記上 1章〜10章
- 第21話 預言者エリヤ物語:列王記上 17章、18章
- 第22話 火の戦車物語:列王記下 1章〜5章
- 第23話 ライオンの穴物語:ダニエル書 1章〜6章
- 第24話 輝く城壁物語:ネヘミヤ記 1章〜13章
- 第25話 美しい王妃の物語:エステル記 1章〜10章
- 第26話 世界の果てまで物語:使徒行伝 6章〜28章
続編として作られた「トンデラハウスの大冒険」は、全く別の設定と新しいキャラクターで、新約聖書を舞台にしている。
[編集] キャラクター:声の出演
- 飛鳥翔:菅谷政子
- 主人公、飛鳥博士の一人息子、ガールフレンドのあづさちゃんとゼンマイジカケの仲間達といっしょにタイムブックで旅をする。イエス・キリストにもタメ口で話す。
- 大和あづさ:三輪勝恵
- 主人公のガールフレンド、翔の家の近所に住む、しっかり者でやさしい女の子。翔の言動に時々あきれてしまう事もある。
- ゼンマイジカケ:増岡弘
- 翔の持っていたブリキのおもちゃ、タイムブックの中だけで人格を持ち、しゃべるようになり動き出した。時々いろいろな機能を使う。
- 飛鳥博士:松岡文雄
- 翔の父親、学者バカと言われる程の研究熱心、そのためかみさんに逃げられた、翔には厳しいが、母親がいなくなって悪いと思っている。
- タイムブック:戸谷公次
- ときどき光って、翔達3人をタイムブック(旧約聖書)の世界へ連れて行ってくれる。普段は閉じていてあけることが出来ない。
[編集] スタッフ
- 製作:吉田健二
- 企画:柳川茂
- プロデューサー:江津兵太、井上明
- 脚本:酒井あきよし、高山鬼一
- 演出:吉田健次郎、樋口雅一、関田修、康村正一、山崎和男ほか
- キャラクターデザイン:下元明子、樋口雅一、矢沢則夫
- 作画監督:兵頭敬
- 美術担当:岡田和夫、野々宮恒男ほか
- 音楽:丸山雅仁
- チーフディレクター:樋口雅一
- 制作協力:いのちのことば社
- 制作:テレビ東京、タツノコプロ
[編集] 主題歌
テレビ東京 月曜17:55-18:25 | ||
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