からっ風
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からっ風(からっかぜ)とは、主に山を越えて吹きつける下降気流のことを指す。
山を越える際に温度、気圧ともに下がることで空気中の水蒸気が雨や雪となって山に降るため、山を越えてきた風は乾燥した状態となる。
「上州のからっ風」(群馬県。赤城おろしとも)、「筑波おろし」(茨城県南部)、「遠州のからっ風」(静岡県西部)などが有名である。
[編集] 影響
- 強風により看板が飛ばされるなどの被害がある。
- 空気の対流により冷え込みが抑えられるため、周辺に比べて降積雪の量が少なくなる。ただし強風による体感温度の低下がある。
[編集] 利活用
- 強風を利用して、風力発電などが行われる。