かいじ国体
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| 参加人数 | 28,790 |
| 競技数 | 冬4、夏4、秋33 |
| 開会式 | 1986年1月28日 |
| 閉会式 | 1986年10月17日 |
| 主競技場 | 小瀬陸上競技場 |
かいじ国体（かいじこくたい、1986年1月28日 - 1986年10月17日）は1986年に山梨県と北海道倶知安町で開催された第41回国民体育大会。スローガンはふれあいの場をひろげよう、マスコットはふじくん。（その後ふじくんは山梨県警察のマスコットとなった。）
なお、倶知安町開催分についてはえぞふじ倶知安国体（えぞふじくっちゃんこくたい）と称し、スローガンがたくましくニセコに競え美と力とされた。
目次 |
[編集] ハイライト
まず冬季国体が1月28日から冬季大会ののスケート・アイスホッケー競技が富士吉田市と河口湖町（現在の富士河口湖町）で開幕し4日間の日程で競技が行われ、その後2月20日からはスキー・バイアスロン競技が倶知安町で行なわれた。9月7日に甲府市の山梨県小瀬スポーツ公園水泳場をメイン会場に夏季国体がスタートし、水泳やカヌー競技など7市町村で4競技が行われた。そして10月12日からは甲府市の山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場をメイン会場に31市町村で34競技が行われ、10月17日に全日程を終了し閉幕した。
この大会記録から協議収集の電算化が達成され、「ニューメディア国体」の先駆けとなった。
[編集] 総合成績
[編集] 天皇杯
- 優勝:山梨県
[編集] 皇后杯
- 優勝:山梨県
[編集] 大会における整備
国民体育大会を開催するにおいて事前整備を行なう都道府県は多いが、山梨県においては特に著しかった。整備に費用をかけ過ぎたため山梨行政監察局が査察調査に乗り出そうとしたが、当時政界のドンとまで言われていた県出身の国会議員・金丸信により中止されている。
[編集] 主会場
夏季および秋季会場の主会場について当初は既に山梨県が管理していた緑が丘スポーツ公園内の施設を改修・整備して使用する予定であった。しかし緑が丘スポーツ公園内の施設は昭和20年代から昭和30年代と築30年以上が経過していたに建てられた施設が多く、老朽化も進行していたことから改修にかなりの費用を要することが判明。さらに観客席などを増設する必要があったが、そうした場合都市公園法による公園内の建ぺい率が超過してしまうなど制約が次々と発生し、改修は実質不可能となった。そこで県は緑が丘スポーツ公園の改修を断念し、新たにスポーツ公園を整備することを決断。甲府市南部の小瀬町周辺を整備することが決定され、急ピッチで建設・整備が行なわれた結果大会開催の前年にあたる1985年に小瀬スポーツ公園として開場した。一方冬季会場については富士急行が名乗りを上げ、同社が運営している富士急ハイランド内に競技用スケートリンクを新設し、そこを主会場にした。国体閉会後は同社のスケート部が練習用として使用し、橋本聖子や岡崎朋美などの冬季オリンピックメダリストを輩出している。
[編集] 交通整備
玄関駅となる甲府駅は当時木造平屋建と県の中央駅とはとても思えない状況だったため改築され、1985年にエクランが開業された。また中央自動車道も一部区間が未開通だったため急ピッチで建設が進められ、1982年に全線開通している。その他にも国道20号や国道52号においてもバイパス道路が整備されている。
[編集] 宿泊施設
山梨県では石和温泉や下部温泉などいくつかの温泉宿はあるものの広域的に見ると宿泊施設が不足している状態だったため、全国各地からの受入れ先に困難を極めた。こればかりは急に整備することができないため各市町村は町内会などを通じて公民館などを提供したり、各家庭へホームステイさせるなどさせて大会期間をしのいだ。
[編集] 外部リンク
| 国民体育大会 | |
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1946, 1947, 1948, 1949, 1950, 1951, 1952, 1953, 1954, 1955, 1956, 1957, 1958, 1959, 1960, 1961, 1962, 1963, 1964, 1965, 1966, 1967, 1968, 1969, 1970, 1971, 1972, 1973, 1974, 1975, 1976, 1977, 1978, 1979, 1980, 1981, 1982, 1983, 1984, 1985, 1986, 1987, 1988, 1989, 1990, 1991, 1992, 1993, 1994, 1995, 1996, 1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2002, 2003, 2004, 2005, 2006, 2007, 2008, 2009, 2010, 2011, 2012 |
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