お父さんは心配症
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『お父さんは心配症』(おとうさんはしんぱいしょう)は、岡田あーみん作の漫画作品。「りぼん」にて1983年5月号から1988年11月号まで連載されていた。コミックス全6巻、文庫版全4巻。1994年4月から5月には、朝日放送・テレビ朝日系列にて連続テレビドラマ化された。
[編集] ストーリー
主人公・佐々木光太郎は、高校生の娘を持つ中年のサラリーマン。妻に先立たれ、娘が非行に走ってしまわないかと心配するあまり、常軌を逸した行動に出てしまう。
一方、心配症の父を持つ典子は、父の心配など必要ないほど、よくできた娘。彼氏の北野くんも、近年まれにみる好青年であり、清い交際を続けている。ところが、父の心配症は、ますますエスカレートして、友人・知人を巻き込んだ、異常な大騒動を繰りひろげる。
本作は新人漫画賞に投稿された作品だが、ストーリーのテンポ・キャラクター設定のよさから審査員から絶賛を受け第162回りぼんNEW漫画スクール「準りぼん賞」を受賞、同時にりぼん本誌に掲載が決定している。短編として掲載後、好評につき連載となった。佐々木光太郎のフルネームと強烈な性格は連載時に設定された。
こっそり娘の愛読誌を読む父親からも支持を得ていたという本作は、文庫版が全4巻として発売されており、巻末に作家本人のコメントが収載されている。
なお、「ちびまる子ちゃん」との合作を果たした回もある。この回では作者岡田あーみんと「まる子」の作者さくらももことの合作中のエピソードも挿入されている。
[編集] テレビドラマ
- キャスト
- ※ドラマのみの設定・妹役。NEC・PC-98CanBeのCMで大地の娘役を演じ好評を得ていたため本作にも出演となった。
- 国分太一(北野司)
- ※司という名はドラマでの設定。原作では「北野くん」と呼ばれ続けたため名前はない。
- 主題歌
- 猪島庄司「もう一度」(作詞:高杉碧、作曲:猪島庄司)
- 藤重政孝「愛してるなんて言葉より」(作詞:藤重政孝、作曲・編曲:野中則夫)オープニングテーマ
- サブタイトル
- 大騒動の我が家!
- 恋はポケベルで!?
- 愛の言葉はABC
- 初めてのキッス
- 離れたくない!
テレビ朝日系 火曜20時台(朝日放送制作火曜ドラマ枠) | ||
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