スタークェスト

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スタークェストはエドワード・リプセットが製作したSFテーブルトークRPG（TRPG）。1983年にツクダホビーよりボックス版にて発売された。

目次 1 概要 2 システム 3 世界観 4 作品リスト

[編集] 概要

小説や映画などの特定の原作を持たない、オリジナルタイトルのテーブルトークRPGとしては、日本で一番初めに発売されたゲーム。（ホビージャパンによる『トラベラー』の翻訳よりも先である）。デザイナーのエドワード・リプセットは外国人であるが、このゲームは翻訳ではなく完全な日本オリジナル製品である。

プレイヤーキャラクターは様々な異星種族たちによる広大な銀河文明を駆け回る旅人を演じることになる。ゲームとしてはトラベラーと同じく、ヒロイックなスペースオペラの要素は薄い。

日本のTRPG黎明期の作品ではあるがノベライズ展開もされており、谷甲州により小説化がなされている。

[編集] システム

行為判定は下方判定に属する。「1d1000」という類を見ないダイスの振り方を行うのが特徴。（10面体ダイスを三つ振り、一つを100の位、一つを10の位、一つを1の位とする）。

[編集] 世界観

異星種族たちによる広大な銀河文明を舞台にする。舞台となる文明圏があまりに広いため、各惑星の詳細なデータは用意されておらず、ゲームマスターがシナリオごとに舞台となる星系を創ることとなる。そのための星系製作ルールも実装されている（これは他の宇宙SFもののTRPGでも採用されているオーソドックスな方法である）

[編集] 作品リスト

• スタークェスト
  • 基本ルールブック。1983年にツクダホビーからボックス版にて発売。
• エイリアンレース
  • サプリメント。1985年にツクダホビーからボックス版にて発売。
• 銀河は滅びず
  • 小説。1985年に新時代社より発売。ISBN 4787490249。