AQUOSファミリンク
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AQUOSファミリンクは、シャープが採用する、AV機器同士をHDMIで接続し、一つの操作系(リモコン等)で全ての機器を制御可能とする機能の名称である。
松下電器産業のビエラリンクに続いてシャープが2006年8月2日に発表し、同年9月より製品化されたシステムで、CEC(Consumer Electronics Control)をベースにシャープが独自の拡張を行ったものである。そのため、完全な機能を利用するにはAQUOSファミリンク対応製品である必要がある。
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[編集] 概要
ビエラリンク同様対応機器をHDMIケーブル一本で接続するだけで、映像と音声の出力以外に、対応機器のリモコン一台で他の接続機器の操作が出来る。他の接続機器の操作方法はビエラリンクと似ているが、ビエラリンクとはコンセプトが異なり、GUIを見ながらテレビのリモコンを活用するビエラリンクに対し、AQUOSファミリンクはレコーダーの「ファミリモコン」でのダイレクト操作で他の接続機器の動作ができるようにしている。
先行して採用されたビエラリンクとともに、両社の売り上げアップに貢献しており、2007年度はシャープがDVDレコーダーのシェアが初めて1位になった。
[編集] 対応機器
- AQUOS XJ/TH/RX/GX/GS/GH/EX/DS/D/Pシリーズ(LC-26GH1/26GH2/20GH1/20EX3/16E1を除く)
- 2006年8月以降に発売された、AQUOSハイビジョンレコーダー
- 2007年10月以降に発売された、AQUOS BDレコーダー
- AQUOS BDプレーヤー BD-HP1
- AQUOSオーディオ AN-ACR1/AN-ACS1/AN-ACX2
- AQUOSサラウンド AN-ACX1/AN-ACY1
- BDシアターシステム BD-MPC70
[編集] 対応AQUOS品番一覧(2008年6月現在)
- Xシリーズ(XJライン):LC-46/42/37XJ1
- Tシリーズ(THライン):LV-65/52TH1
- Rシリーズ(RXライン):LC-65/57/52/46/42RX1W、LC-65/52/46RX5
- Gシリーズ(GXライン):LC-52/46/42/37GX1W、LC-52/46/42/37GX2W、LC-52/46/42/37GX3W、LC-52/46GX35、LC-52/46/42/37GX4W、LC-52/46GX45
- Gシリーズ(GXライン):LC-52/46/42/37/32GX5
- Gシリーズ(GSライン):LC-37/32GS10、LC-37/32GS20
- Gシリーズ(GHライン):LC-37/32GH1、LC-37/32GH2、LC-32/26GH3、LC-32/26GH4、LC-32/26GH5
- Eシリーズ(EXライン):LC-52/46/42/37EX5
- Dシリーズ(DSライン):LC-32DS1、LC-42/37/32DS3、LC-42/37/32DS5
- Dシリーズ(Dライン):LC-32/26/20D10、LC-32/26/20D30
- Pシリーズ(Pライン):LC-32/26/22P1
[編集] 対応AQUOSハイビジョンレコーダー、ブルーレイ品番一覧(2008年7月現在)
- DV-ACW38/52/55/60/72/75/80/82/85/90(Wチューナーモデル)
- DV-AC32/34/52/55/72/75/80(シングルチューナーモデル、「ハイブリッドダブレコ」対応)
- DV-ACV32/52(VHS一体型モデル、「ハイブリッドダブレコ」対応)
- BD-AV1/AV10(BD単体モデル)
- BD-HDW15/20/22/25/30(BD搭載モデル、Wチューナー)
- BD-HP1(BDプレーヤー、「ハイブリッド録画」対応)