震電が登場する作品の一覧
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震電が登場する作品の一覧は、日本海軍の試作戦闘機震電が登場する作品の一覧である。
その特徴的な外観から架空戦記を中心に様々なフィクションで登場している。
[編集] 小説
- 震電の後世転生版、局地戦闘機蒼莱が登場する。劇中ではジェット機型の蒼莱改も登場。
- 『戦空の魂』(原作:天沼俊)
- 終戦間際本土上空で片目のテストパイロットがF8Fと空戦を繰り広げ勝利する。敗戦の報を聞き開発者の若者は震電コクピットで自決する。
- 『バトル・オブ・ジャパン』(原作:青山智樹)
- 劇中に計画通りの震電が局地戦闘機として実戦配備される。その後、背負い式のジェットエンジン1基に換装。当初のレシプロエンジンが収まっていた空間を燃料タンク化し、航続距離の上昇を獲得。劇中では日本側の実戦配備された唯一のジェット戦闘機となる。
- 『ラバウル烈風空戦録/翼に日の丸』(原作:川又千秋)
- 外伝1巻収録「成層圏の撃墜王」に、ジェットエンジンへ換装済みの呂式震電として登場。B-29と死闘を繰り広げる。
- 『翼に日の丸』の下巻ではこのエピソードは、主人公の風間が参加したという形に改変されているほか、閃風の開発終了後に呂式震電の開発にパイロットとして参加している。
[編集] 漫画
- Chapt.24 空飛ぶ自動車部(単行本第4巻に収載)で、主人公の所属する猫実工大自動車部が、地下に眠っていた震電を発掘・修理し、学園祭のイベントとして試験飛行に成功した話がある。
- 『曉!!男塾 青年よ、大死を抱け』(原作:宮下あきら)
- 敵組織の基地に乗り込むため、男塾塾長・江田島平八が操縦する形で登場。
[編集] ゲーム
- シューティングゲームの自機として選択可能。他の戦闘機とは一線を画する攻撃力と移動速度を持っているほか、必殺技(ボム)としては全機体中最高の攻撃力を誇る「サムライソード」を有する。また、デモムービーで震電にパイロットが乗り込みカタパルトにセットされるシーンが描かれている。続編のストライカーズ1945Ⅱにも登場しサポートアタックでは流星改急降下爆撃隊(流星艦上攻撃機)を引き連れる。同シリーズの「ストライカーズ1945PLUS」ではリストラされてしまったが、震電と同じ先尾翼機であるアセンダーが登場する。
- シューティングゲームの自機として選択可能。自機として選択できる3機種の中では移動速度とロックオン用マーカーミサイルの発射が一番速い。また攻撃範囲は一番狭いが貫通力、威力が高い「スーパーシェル」が強化装備として設定されている。
- 『スカイオデッセイ』
- フライトアドベンチャーの自機として選択可能。特定のステージに存在する隠し飛行場に着陸する事によって翼・胴体・エンジンなどを入手し、全て集めると使用可能になる。また、専用のジェットエンジンを入手する事によって、震電をジェット化した「震電改」が使用可能になる。なお、ゲームのシステム上兵装の使用は出来ない。
- 個人製作の2Dシューティングゲーム。
- 大日本帝国軍の防空戦闘機(局地戦闘機)ユニットとして使用可能、進化させることで更にジェットエンジン仕様の「震電改」へと進化する。戦闘機としては航続距離以外ほぼ最高のスペックを持つが、登場が遅く実質最終盤のIFシナリオ専用。