重力装甲メタルストーム
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重力装甲メタルストーム(じゅうりょくそうこう -)は、1992年4月にアイレム株式会社から発売されたファミリーコンピュータ用アクションシューティングゲーム。開発は、子会社であったタムテックスが担当。全7ステージ2週目エンド。
[編集] 概要
対異星人専用機動惑星に改造された冥王星「ギガデス」が突如暴走、周囲の惑星基地を破壊し、次の目標を地球へ向けた。人類はリモート操作でギガデスの自爆を試みるが命令を受け付けず失敗。ギガデス内部を直接攻撃して自爆ロックを解除させるしか方法がなくなった人類は、グレッグ・バートン中尉にその任務を託す。グレッグは、この作戦のために用意された最新鋭機ストームガンナーを駆り、ギガデス内部への侵入を開始する。
本作の大きな特徴は、重力反転というもので、自機に対して天井の方向に十字キーを押しながらジャンプボタンを押すと重力が反転し、その天井が地面になる。自機と地形に固定されていない敵は、重力反転の影響を受けて移動するほか、これに呼応して作動する仕掛けもある。
これらを活かしたトリッキーな仕掛けや敵配置、パズル的な敵の撃破を要求するボス、一撃死戻り復活制(アイテム取得で1回だけダメージを受け止めるアーマーが存在する)である事があいまって、難易度は高いほうである。
[編集] 備考
R-TYPEの3面に登場する巨大戦艦が背景に表示される場面があるが、設定上の関連性は不明である。