賤母大橋
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賤母大橋(しずもおおはし)は、長野県木曽郡南木曽町と岐阜県中津川市の木曽川に架かる国道(国道19号)の橋である。
開通当時は、長野県木曽郡南木曽町と木曽郡山口村を結ぶ長野県内の橋であったが、2005年(平成13年)、山口村が岐阜県中津川市に編入されたことにより、現在は岐阜県と長野県の県境の橋になっている。
[編集] 概要
明治時代、中山道の改良を進めていたが、妻籠宿、馬籠宿付近の勾配が激しい為、それを迂回する道として、1892年(明治25年)に木曽川沿いに新道(賎母新道)が開通する。1955年(昭和30年)の山口ダムの完成の為水没し、トンネル(賎母隧道)への付け替えが行なわれた。
昭和40年代以降のモータリゼーションによる交通量増加の為、慢性的な渋滞が発生した為、旧中央本線(1972年に島田トンネル完成で付替)の跡地を利用したバイパス建設が着手される。このバイパスに接続する為に新たに架橋したのが、賤母大橋である。
[編集] その他
上流約1kmに山口ダムが有る。ダムの下流には、「やはず橋」という橋が有り、山口ダムにより水没した旧々国道19号と接続していたが、現在は通行できない。