西川原駅
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西川原駅(西川原・就実駅)* | |
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西川原駅(西川原・就実駅)南側 |
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にしがわら - Nishigawara | |
◄高島 (1.9km)
(2.6km) 岡山►
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所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陽本線 (■赤穂線直通含む) |
キロ程 | 140.8km (神戸起点) 相生から赤穂線経由で62.1km |
所在地 | 岡山県岡山市西川原1丁目 |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 相対式 2面2線 |
開業年月日 | 2008年(平成20年)3月15日 |
*正式駅名は「西川原」であるが、駅名標含む構内の駅名記載は「西川原・就実」(にしがわら・しゅうじつ - Nishigawara・Shūjitsu)
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西川原駅(にしがわらえき)は、岡山県岡山市西川原1丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。岡山県内で最も新しい駅である(2008年3月末現在)。
目次 |
[編集] 概要
同地区で就実大学・就実短期大学を運営する就実学園が駅舎の建設費全額を、岡山市が駅の周辺整備費をそれぞれ負担して設置された駅である。
新駅の駅名について、JR西日本側が地名の「西川原」、地元西川原地区や就実学園側が「就実大前」をそれぞれ主張し、駅の設置協議が難航した経緯から、時刻表や運賃表、路線図に表示される正式駅名は「西川原」だが、同駅の駅舎やホームの駅名表示、列車の車内放送は「西川原・就実(にしがわら・しゅうじつ)」となった。
線路名称上では山陽本線単独駅であるが、運転系統上赤穂線の列車も乗り入れ、当駅に停車する。
[編集] 駅構造・設備
相対式2面2線のホームを持つ高架駅である。地上(高架下)に駅舎が設けられ、ホームとは階段と途中に踊り場がある90mのスロープ(いずれも屋根なし)で連絡する形を取る。エレベーターの設置予定はなく、バリアフリーの観点から利便を心配する声も存在する[1]。
ICOCA利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)な有人駅で簡易自動改札機が設置されているが、業務委託駅であるため窓口営業時間は7:00~19:00。なお、みどりの窓口は設置されていない。トイレは改札内にある。(駅員が常駐する建物の隣)
1 | (上り) | ■山陽本線 | 瀬戸・和気・相生・姫路方面 |
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■赤穂線 | 西大寺・長船・日生・播州赤穂方面 | ||
2 | (下り) | ■山陽本線 (■赤穂線含む) |
岡山・倉敷・福山方面 (伯備線直通)新見方面 |
[編集] 歴史
- 2004年3月 就実学園がJR西日本岡山支社に新駅設置に関する要望書を提出。
- 2007年5月7日 JR西日本が中国運輸局に事業基本計画の変更認可(新駅設置認可)を申請。
- 2007年9月14日 新駅設置工事の着工
- 2008年3月15日 開業。
[編集] 駅周辺
駅南西側には就実大学・就実短期大学があり、付近は閑静な住宅街が広がっている。
同じく駅南西側の付近の主要道路(万成 - 国冨線)沿いにはカフェが密集しており激戦区になっている。
附近の主な施設は
- 宇野バス「就実大学前」バス停
- 就実大学・就実短期大学
- サークルK岡山西川原1丁目店
- 岡山東警察署
- 岡山県立岡山操山中学校・高等学校
- デオデオ東川原店
- ジョイフル東川原店
- 天満屋ハピータウン原尾島店
- とりでん原尾島店
である。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
[編集] 脚注
山陽本線(姫路-三原) |
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赤穂線 |
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