西富士宮駅
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西富士宮駅 | |
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(2006年3月撮影) |
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にしふじのみや - Nishi-fujinomiya | |
◄富士宮 (1.2km)
(5.0km) 沼久保►
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所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 身延線 |
キロ程 | 11.9km(富士起点) |
所在地 | 静岡県富士宮市貴船町 |
電報略号 | ニフ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,464人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)7月20日 |
備考 | 終日社員配置駅 みどりの窓口あり |
西富士宮駅(にしふじのみやえき)は、静岡県富士宮市貴船町にある東海旅客鉄道(JR東海)身延線の駅である。
身延線富士口の区間列車の大半が当駅で折り返すが、特急「ふじかわ」は通過し、普通列車のみが停車する。
目次 |
[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。線路はほぼ南東から北西に走り、駅舎は線路の北東側に設けられている。のりばは駅舎側が1番線、その向かい側が2番線となっており、その他に、4本の側線が2番線の南側にある。側線には当駅折り返し列車の車両が待避・留置され、4本目の側線には数両の貨車と小さな車庫がある。
駅舎は改装済みの木造で、基本的に一階建てであるが駅事務室の一部分のみ二階建てとなっている。内部の旅客が立ち入ることのできる部分には自動券売機や有人の窓口(みどりの窓口設置)などがあり、待合所の片隅では売店が営業を行っている。社員配置駅だが駅長は配置されていないため、富士宮駅が当駅を管理している。
[編集] 駅周辺
富士宮の市街地にある。駅前広場の整備がなされており、バスが発着するほか、タクシーが客を待っていることも多い。また駅前からは商店街が延びている。
当駅から次の沼久保駅にかけては、身延線の線路は方向を180度変えながら勾配を上っていく。そのため甲府方面の列車で言うと、当駅を出ると最初は富士山は右の車窓に見えるが、線路が潤井川を渡るとまもなく富士山は左の車窓に見える。沼久保駅との間で、富士宮市街を抱くようにした富士山の姿を、左側の窓からよく見ることができる。
- 富士宮市立貴船小学校
- 貴船郵便局
- 富士宮市立富士宮第四中学校
- 富士山本宮浅間大社
- 森永乳業富士工場
- 富士フイルム富士宮工場
- 静岡県道184号白糸富士宮線
- 静岡県道25号富士宮芝川線
- 静岡県道180号富士宮富士公園線
- 静岡県道414号朝霧富士宮線
[編集] 歴史
- 1927年(昭和2年)7月20日 - 富士身延鉄道の大宮西町駅(おおみやにしまちえき)として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1938年(昭和13年)10月1日 - 国が借り上げ。
- 1941年(昭和16年)5月1日 - 国有化、国鉄身延線の駅となる。
- 1942年(昭和17年)10月1日 - 大宮町の市制施行に合わせ、西富士宮駅(にしふじのみやえき)に改称。
- 1960年(昭和35年)7月10日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
身延線 |
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