蝶ヶ岳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
蝶ヶ岳 | |
---|---|
標高 | 2,677 m |
位置 | 北緯36度17分14秒 東経137度43分33秒 |
所在地 | 長野県松本市、安曇野市 |
山系 | 飛騨山脈 |
蝶ヶ岳(ちょうがたけ)は、飛騨山脈(北アルプス)にある山。常念山脈の稜線上、常念岳の南にあり、山体すべてが長野県に属する。
蝶槍の南に蝶ヶ岳三角点があり、標高2,664mとなっているが、長塀ノ頭が標高2,677mあり最高点である。山体はなだらかで、蝶ヶ池、妖精ノ池などの湖沼が点在する。稜線は、二重稜線となっている。この二重稜線が積雪に大きく関与するため、高山植物の分布に影響を与えている。
山名は、安曇野市豊科付近から見える雪形がチョウに似ていることからつけられた。
眺めは常念山脈の中でも1、2を争うもので、これを目的に登ってくる登山者も数多い。だが他の場所から見るとあまり目立たない山である。
[編集] 登山道
上高地側
- 上高地-徳沢-長塀尾根-蝶ヶ岳(高地の尾根道・約4km・徒歩3~4時間)→中の神ゲートまで自動車で乗入可能、タクシーは徳沢まで。
- 徳沢-横尾-蝶ヶ岳(比較的急登・約3km・徒歩2~3時間)→中の神ゲートまで自動車で乗入可能、タクシーは徳沢まで。
豊科側
- 三股-蝶ヶ岳(標高差大・約7km・徒歩5~6時間)→三股駐車場まで自動車で乗入可能。