蛇の目
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蛇の目(じゃのめ)とは模様の一つである。 ヘビの目を元にした同心円を基調としたデザイン。 二重丸の中を塗りつぶした図形でもある。 英語では、Fisheyeとなり、魚の目を指す。
[編集] 用例
- 家紋 - 単体で、または組合せるなどして用いられる。
- 蛇の目傘 - 和傘によく使われる代表的なデザイン。
- 蛇の目ミシン工業 - ミシンで使われる糸巻が蛇の目を思わせる形をしていることからこれを自社ブランドとして名乗った。
- 蛇の目の砂 - 相撲で、土俵際の判定のために整備される土俵のすぐ外に撒かれる砂のこと。かつて土俵が二重であったときの名残である。
- 日本式の天気記号で、霧を表す。
- イギリス軍の航空機のマークも蛇の目と呼ばれている。
- 箇条書きのビュレットとして用いられる。
- UMLのステートマシン図やアクティビティ図などでは、終了状態を表す。
[編集] 符号位置
記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
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◉ | U+25C9 | 1-3-27 | ◉ | 蛇の目 |
[編集] 関連項目
- 丸印
- 二重丸
- 随兵蛇の目會
- 熊本市に鎮座する藤崎八旛宮秋季例大祭の奉納団体