藤原新
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藤原 新(ふじわら あらた、1981年9月12日 - )は、日本の陸上競技選手。
[編集] 来歴・人物
長崎県立諫早高等学校→拓殖大学→JR東日本に入社。八王子支社総務部総務課勤務。JR東日本のランニングチームに所属し、競技を行っている。
2007年3月4日に挙行されたびわ湖毎日マラソンが初マラソン。しかしレース中に腹痛と足のマメに悩まされ、2時間38分37秒の85位と完走がやっとであった。
2度目のマラソンは2008年2月17日に挙行された東京マラソン2008に一般参加で出場。並み居る有力選手と共に終始先頭集団に食らいついていた。レース終盤では何度も右足の痙攣に襲われるアクシデントがありながらも懸命に激走、優勝したビクトル・ロスリン(スイス)に次ぐ第2位でフィニッシュすると共に、日本人選手でトップでゴールイン。初マラソンの記録を約30分も更新する、2時間8分40秒のゴールタイムであった。
同2008年北京オリンピックの男子マラソン日本代表候補に一躍名が挙がり、2007年大阪世界陸上男子マラソンで5位入賞した尾方剛と3番目の争いとなったが、惜しくも落選となり補欠代表となった。
[編集] 自己記録
- 1500m 3分52秒42(2007年5月19日)
- 5000m 13分41秒35(2006年6月13日)
- 10000m 28分52秒84(2007年10月14日)
- 20km 59分42秒(2001年10月20日 箱根駅伝予選会)長崎県記録
- ハーフマラソン 1時間02分17秒(2006年3月12日)
- マラソン 2時間8分40秒(2008年2月17日)