米子空港駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
米子空港駅(よなごくうこうえき)は鳥取県境港市佐斐神町にある西日本旅客鉄道(JR西日本)境線の駅。妖怪の名前から取られた愛称は、べとべとさん駅である。
2008年6月15日に米子空港拡張工事に伴い、大篠津駅(おおしのづえき)を800m境港側の新線上に移転し改称した。それにより所在地も米子市から境港市となった。
目次 |
[編集] 駅構造
移転前の大篠津駅も地上駅で2面2線の相対式ホームを持っていたが、2008年3月15日のダイヤ改正に伴い、列車は駅舎側の単式ホーム1面1線のみに発着するようになっていた。当駅での列車交換停止に伴い、交換設備は隣の中浜駅に整備された。無人駅だが、古い駅舎が残されている。
[編集] 駅周辺
移転前の大篠津駅跡周辺に人家はない。かつては駅周辺や駅前通り沿いにも商店や民家、キャバレーまであり終戦直後はそれなりに賑わっていたと言う。しかし、昭和50年代に美保飛行場の滑走路付け替え工事などで駅以外の建物は集団移転となり現在のように原野となっている。よって大篠津駅跡周辺の大半が防衛施設庁の管理地になっている。
- 美保飛行場(米子空港)
[編集] 歴史
- 1902年(明治35年)11月1日 - 大篠津駅として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅になる。
- 2008年(平成20年)6月15日 - 米子空港滑走路延長工事に伴う新線切替と同時に800m境港側(所在地は境港市)に移転し、米子空港駅に改称。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
境線 |
---|
米子 - 博労町 - 富士見町 - 後藤 - 三本松口 - 河崎口 - 弓ヶ浜 - 和田浜 - 大篠津町 - 米子空港 - 中浜 - 高松町 - 余子 - 上道 - 馬場崎町 - 境港 |