笠岡駅
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笠岡駅 | |
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駅舎 |
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かさおか - Kasaoka | |
◄里庄 (4.7km)
(7.1km) 大門►
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所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陽本線 |
キロ程 | 187.1km(神戸起点) |
所在地 | 岡山県笠岡市笠岡 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 (単式・島式複合型) |
乗車人員 -統計年度- |
3,834人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 | 1891年(明治24年)7月14日 |
備考 | みどりの窓口 有 |
笠岡駅(かさおかえき)は、岡山県笠岡市笠岡にある、西日本旅客鉄道山陽本線の駅。快速「サンライナー」の全列車が停車する(中には新倉敷駅まで各駅に停車する当駅始発列車も存在)。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
岡山県西端のJR駅である。岡山駅まで43.7キロ、福山駅まで14.6キロである。
目次 |
[編集] 駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎は岡山方面行きホーム側にあり、島式の広島方面行きホームへは跨線橋で連絡している。当駅では快速「サンライナー」と普通列車の緩急接続が行われることが多いため、中線(2番線)も待避のために多用される。
跨線橋には、エレベータが設置されている。
1(上り本線) | ■山陽本線(上り) | 新倉敷・倉敷・岡山方面 |
2(中線) | ■山陽本線(下り) | 福山・尾道・三原方面(待避列車) |
3(下り本線) | ■山陽本線(下り) | 福山・尾道・三原方面 |
[編集] 駅周辺
市の概ねの中心街は東に1キロほど離れた地区にある。
- 笠岡市役所
- 笠岡シーサイドモール
- ハートイン
- 笠岡駅前郵便局
- トマト銀行
- 笠岡信用組合
- 広島銀行※ATMのみ
- 国道2号
- 岡山県道34号笠岡井原線
- 岡山県道44号笠岡停車場線
- 笠岡港より、笠岡諸島への船便あり
[編集] バス
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員は3,834人である(2006年度)
[編集] 歴史
- 1891年(明治24年)7月14日 - 山陽鉄道 倉敷駅~当駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1891年(明治24年)9月11日 - 当駅~福山駅間が開通。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1913年(大正2年)11月17日 - 井笠鉄道線が開業。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 井笠鉄道線が廃止。
- 1983年(昭和58年)12月25日 - 貨物の取扱を廃止。有蓋車用車扱貨物ホームが設けられ貨物の積み下ろしを行っていた。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
- 2007年(平成19年)6月3日 - ICOCA対応自動改札機導入。
- 2007年(平成19年)9月1日 - ICカード乗車券ICOCA使用開始。
[編集] 隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- ■山陽本線
[編集] その他
- プラットホーム上屋の支柱の一部に、双頭レールが用いられている。また、かつては軽便鉄道の井笠鉄道が井原市まで伸びており、1番線の北側のホームを使用していたが1971年に廃止された。
- 1番ホームの入線時に流れるメロディは大島の傘踊り、2・3番ホームではご当地ソング「がんばれカブトガニ」をアレンジしたメロディーが流れる。ファンキーな感じである。
- 当駅と大門駅との間の笠岡市吉浜付近に新駅設置構想があるがしばらく進展はない。ちなみに両駅間の距離は7.1kmである。
- 尾道・三原方面へは、福山駅で快速「サンライナー」から普通列車に乗り換えるよりも、当駅で乗り換えた方が便利である。福山駅では「サンライナー」の大半が岡山方面行きホームに直接入線して折り返すため、同一平面上で三原方面行き普通列車に乗り換えられない。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
山陽本線(姫路-三原) |
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