立洸熊五郎
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立洸 熊五郎(たつひかり くまごろう、1969年10月25日 - )は北海道斜里郡斜里町遠音別出身の元大相撲力士。立浪部屋所属。本名は石橋 義光(いしばし よしみつ)。最高位は西前頭6枚目(1992年7月場所)。得意手は左四つ、寄り。現役時代の体格は192cm、191kg。
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[編集] 来歴
1985年3月場所初土俵。大きな体格で早くから注目されていた。1991年1月場所には21歳の若さで十両に昇進した。1場所で幕下に陥落したが、5月場所に十両に復帰すると十両に定着。1992年1月場所には新入幕を果たした。左四つになると強引に寄り切るといった豪快な取り口だが、攻めが遅いところがあり幕内に定着することが出来なかった。1993年9月場所を最後に十両に陥落。十両の土俵でも健闘していたが、椎間板ヘルニアを患ってから精彩を欠く相撲が多くなり1995年1月場所には幕下に陥落。十両復帰を目指して相撲を取り続けたが、1999年3月場所を最後に現役を引退した。引退後は飲食店やコインランドリーを経営した。
現役時代は、厳つい風貌と堂々とした体格で正に熊の様であった。同時期に十両・幕内で大刀光が活躍しており、四股名の読みが似ている二人の取組は実況泣かせだった。
[編集] 主な成績
- 生涯成績:391勝356敗25休(85場所) 勝率.523
- 幕内成績:45勝75敗(8場所) 勝率.375
- 各段優勝:十両2回(1993年7月場所、1994年7月場所)幕下2回(1990年11月場所、1991年3月場所)
[編集] 改名歴
- 石橋 義光(いしばし よしみつ)1985年3月場所-1986年7月場所
- 立洸 義光(たつひかり-)1986年9月場所-1989年1月場所
- 立洸 熊五郎(-くまごろう)1989年3月場所-1996年3月場所
- 立洸 義満(-よしみつ)1996年5月場所-1999年3月場所