短気
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短気(たんき)とは気が短い性質。忍耐ができず、すぐに怒ったり飽きてしまったりすること。同義語には「気短(きみじか)」、「気が短い」、「気が早い」などが挙げられる。また、「気長」、「気が長い」という語はのんびりとして焦らないことを指し、対義語にあたる。
典型的な江戸っ子像に「短気」というイメージがある(「火事と喧嘩は江戸の華」という語もある)。
[編集] 慣用句
「短気」にまつわる慣用句を列挙する。なお、「気が短い」及び「気が早い」はその語自体が慣用句である。
- 短気は損気
- 短気を起こすと結局は自分の損になる
- 短気は功を成さず
- 意味は同上。
- 短気は未練の元
- 短気を起こすと必ず後悔し、未練が生じて自分が苦しむ
- 短気は未練の始め
- 意味は同上。
- 急いては事をし損じる
- 急ぐとかえって失敗するものだ
また慣用句ではないが、小杉天外の『はやり唄』には「『其様(そん)な事を私が知るもんかね』と短気に云ふ」という記述がある。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- スペースアルク:短気(「短気」の英語表現)