田中雅彦 (バドミントン選手)
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田中雅彦(たなかまさひこ、1966年12月10日)はオーストリアのバドミントン選手。右利き。身長170cm、体重63kg。神奈川県横浜市神奈川区出身。
[編集] 概要
日本では無名であったが、1994年に単独ヨーロッパに渡り、オーストリア・ウィーンのクラブチームにスカウトされ、その後オーストリアのプロリーグで活躍し、国際大会に参加する日本人初のプロバドミントン選手。
1997年から2002年にかけてウィーンランキングトーナメントのシングルス、男子ダブルス、混合ダブルスで優勝する三冠を達成、同大会では数多くの入賞を果たしている。国際大会では近隣諸国であるハンガリーやスロベニアの大会で実績を残し、2001年にオーストリア代表としてヨーロッパサーキットに参戦を開始、オーストリア国際以外にポルトガル国際、クロアチア国際、キプロス国際などに単独で乗り込み国際大会での経験を積んだ。また同年、全英オープンに参加した後、ジャパンオープンにもオーストリア代表としてエントリー、代々木第二体育館に凱旋帰国した。さらに2005年にはテレビ朝日のポカポカ地球家族がウィーンを取材に訪れ、2月19日にこれが放送されると、日本のバドミントン界で大きな反響を呼び、以来日本からウィーンを訪れるバドミントンプレーヤーが絶えない。
[編集] プレースタイル
得意種目はシングルスである。パワーと決定力はないが、フットワークを生かしてひろう守備型。腕力の強いヨーロッパ人に対して、ミスの少ないプレーで相手のスタミナを奪うプレースタイルは地元観客を魅了している。シングルスのみならず、男子ダブルスと混合ダブルスもこなし、団体戦では貴重な存在としてクラブチームからの誘いが多い。