特急えさし号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

特急えさし号は、宗谷バスと道北バスが共同運行する都市間バス路線。

目次 1 沿革 2 運行経路 3 停留所 4 運賃 5 運行本数 6 所要時間 7 使用車両 8 その他 9 外部リンク

[編集] 沿革

• 1985年9月20日 - 旭川発着便を宗谷バス単独で運行開始。
• 1992年4月1日 - 旭川発着便に道北バスが参入し2往復となる。
• 2002年6月1日 - 札幌発着便を士別・名寄経由で運行開始。宗谷バス担当の旭川発着便を名寄発着に短縮。旭川発着便は道北バス単独運行となる。
• 2002年6月22日 - 旧歌登町と旧枝幸町からの補助を受け、札幌発着便に3列独立シート車を導入
• 2004年4月1日 - 名寄発着便を旭川まで延長し、旭川発着便は再度2往復となる。
• 2004年5月1日 - 札幌発着便を士別・名寄を経由しない直行運行に変更し所要時間短縮。
• 2007年12月23日 - 旭川駅前のりばをアサヒビル前より旭川駅前ビル前に移転。

[編集] 運行経路

札幌発着便　宗谷バス単独運行

• 札幌市 - （札幌IC） - （道央自動車道） - （士別剣淵IC） - （名寄IC） - （名寄バイパス） - （智恵文IC） - 中川郡音威子府村 - 枝幸郡中頓別町 - 枝幸郡枝幸町

旭川発着便　宗谷バス・道北バス共同運行

• 旭川市 - 士別市 - 名寄市 - 中川郡音威子府村 - 枝幸郡中頓別町 - 枝幸郡枝幸町

[編集] 停留所

2008年4月1日現在。

凡例　○：乗車のみ取り扱い　●：降車のみ取り扱い　◎：乗車・降車とも取り扱い　◇◆：休憩のみ　↓↑：通過又は経由せず

所在地	停留所名	特急えさし号				備　　　　　考
		札幌発着便		旭川発着便
		札幌 ↓ 枝幸	札幌 ↑ 枝幸	旭川 ↓ 枝幸	旭川 ↑ 枝幸
札幌市	札幌センチュリーロイヤルホテル	○	●
	ホテルニューオータニ札幌	↓	●
	苗穂駅前	↓	●
砂川市	砂川サービスエリア	◇	◆			休憩のみ
旭川市	旭川駅前	↓	↑	○	●	のりば6～8
	護国神社	↓	↑	○	●
	花咲7丁目	↓	↑	○	●
士別市	士別大通6丁目	↓	↑	○	●
名寄市	名寄駅前（大通南6丁目）	↓	↑	○	●	道北バス名寄駅前案内所前
	名寄市立病院	↓	↑	○	●
音威子府村	音威子府	◎	◎	◎	◎	休憩あり　一部の便は天北線乗り継ぎ
	上音威子府	◎	◎	◎	◎
枝幸町	小頓別	◎	◎	◎	◎
	上毛登別	◎	◎	◎	◎
	毛登別	◎	◎	◎	◎
	歌登12線	◎	◎	◎	◎
	歌登中学校前	◎	◎	◎	◎
	歌登西町	◎	◎	◎	◎
	歌登バスターミナル	◎	◎	◎	◎	道北バスの呼称は歌登バスセンター
	歌登土木前	◎	◎	◎	◎
	般家内	◎	◎	◎	◎
	一本松	◎	◎	◎	◎
	金駒内	◎	◎	◎	◎
	下幌別	◎	◎	◎	◎
	樋口前	◎	◎	◎	◎
	商工団地	◎	◎	◎	◎
	新港町	◎	◎	◎	◎
	本　町	◎	◎	◎	◎
	枝幸ターミナル	●	○	●	○

[編集] 運賃

区　　　　間	片道運賃	往復券	回数券	備　　　　考
札幌 - 枝幸	5,800円	10,500円	20,000円（4枚綴り）
旭川 - 枝幸	4,100円	7,400円	14,100円（4枚綴り）

[編集] 運行本数

札幌発着便

• 1往復

旭川発着便

• 2往復
  • 宗谷バスと道北バスで各1往復担当

[編集] 所要時間

• 札幌センチュリーロイヤルホテル前 - 枝幸ターミナル間　5時間
• 旭川駅前 - 枝幸ターミナル間　3時間35分

[編集] 使用車両

札幌発着便

• 29人乗り　3列独立シート
  • 定員や仕様が異なる場合がある。

旭川発着便

• 34～40人乗り　4列シート

[編集] その他

• 定員予約制。予約はバス会社窓口、主な旅行会社で受け付ける。センチュリーロイヤルホテルでの予約と発券は銀嶺バス、旭川駅前と名寄駅前は道北バスにそれぞれ委託している。
• 札幌行は音威子府ターミナルで特急天北号旭川駅前行と相互に接続する。また、札幌発枝幸ターミナル行は音威子府駅で天北線小石行に接続する。いずれも鬼志別～札幌間は直通運賃で利用可能。
• 道北バスのバスカードは使用できない。

[編集] 外部リンク

• 宗谷バス
• 道北バス