檜枝岐村
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檜枝岐村(ひのえまたむら)は、福島県南会津郡にある村。1889年4月1日に誕生した。
日本有数の「特別豪雪地帯」。尾瀬などが有名。平家の落人伝説が残る。村民の姓は「星」「平野」「橘」で占められる。
目次 |
[編集] 地理
檜枝岐村は、駒ケ岳と、燧ケ岳、帝釈山に囲まれ、それらの間を通る檜枝岐川(伊南川の俗称)と沿線の国道352号沿いに位置する。特に燧ケ岳(2,356m)は、東北地方で最も標高が高い山である。日本一人口密度の低い市町村(1.6人/km²)である。しかし、分母となる人口が著しく低いため県内で最も人口増加率の高い市町村となることがある。
[編集] 隣接している自治体
[編集] 行政
- 星 光祥(2007年5月1日就任)
[編集] 村長選挙・村議会
1963年の村長選挙は立候補した二人が義理の兄弟で親族を巻き込み村を二分した激戦になり、しこりが残ったといい、それ以降はその様になることを嫌って、1967年から2003年までは10回連続で村長は無投票当選となっていた。2007年には候補者が2人出現したため、無投票とはならずに村長選挙が行われたが、ポスターや演説が行われない選挙活動で選挙が行われた。 また、村議会議員は民宿などの宿泊施設の経営者で占められている。
[編集] 教育
- 檜枝岐村立檜枝岐小学校
- 檜枝岐村立檜枝岐中学校
- 新潟県北魚沼郡湯之谷村立井口小学校 鷹巣夏季分校:かつて奥只見で春から秋にかけて、山菜採りや山仕事などで生計を立てていた桧枝岐村住人の子女が、新潟県側の子女とともに学んだ鷹巣地区にあった小学校。井口小学校の竹内教諭などで運営されていた。すでに閉鎖されている。
[編集] 交通
[編集] 道路
- 一般国道
- 村内を走る一般国道:国道352号
- 県道
- 村内を走る県道:群馬県道・福島県道1号沼田桧枝岐線
会津高原尾瀬口駅からのバスが主な交通アクセス。
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 奥只見ダム
- 桧枝岐温泉
- 三条の滝(日本の滝百選)
- 歴史民俗資料館
- 檜枝岐歌舞伎
- 会津駒ヶ岳山開き(5月)
- 燧ヶ岳山開き(7月)
- 新そば祭り(11月)
- 武田久吉メモリアルホールはミニ尾瀬公園にある。武田久吉はアーネスト・サトウの次男であった。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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