松坂和夫
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松坂 和夫(まつさか かずお、1927年(昭和2年)2月15日 - )は、日本の大学人、数学者。一橋大学名誉教授。
[編集] 来歴・人物
兵庫県神戸市生まれ。府立一中4修、武蔵高等学校 (旧制)(現武蔵中学校・高等学校)などを経て、1950年(昭和25年)、東京大学理学部数学科を卒業。1950年東京大学教養学部助手、1953年武蔵大学助教授、1951年津田塾大学助教授、1970年一橋大学法学部教授、1948年一橋大学経済学部教授併任、1990年東洋英和女学院大学教授。数学の入門書を数多く執筆している。丁寧で親切な文章に定評がある。東京書籍発行の高校数学教科書の執筆に参加していたこともある。
弟子に新井紀子(国立情報学研究所教授・東京工業大学情報理工学科研究科連携教授)。
[編集] 著書
[編集] 訳書
- ラング『解析入門』1,2(片山孝次と共訳)
- ラング『さあ数学しよう!』(大橋義房と共訳)