新韓民主党

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新韓民主党
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各種表記
ハングル：	신한민주당
漢字：	新韓民主黨
平仮名：（日本語読み仮名）	{{{hiragana}}}
片仮名：（現地語読み仮名）	シンハンミンジュダン
ラテン文字転写：	{{{latin}}}
英語：

新韓民主党（しんかんみんしゅとう）は、第五共和国時代の大韓民国の保守政党。略称は新民党（しんみんとう）。

[編集] 概要

1985年 1月18日に、前年の84年 11月30日に、在野勢力の「民主化推進協議会(民推協)」を後ろ盾として、政治刷新法による政治活動禁止措置が解禁されたばかりの旧新民党の政治家を主軸に結成された。同日に行なわれた創党大会では総裁に李敏雨を、副総裁に金緑永・李基澤・趙淵夏・金守漢・盧承煥の5名が選出された。

発起趣旨文(一部のみ掲載)^[1]

政治活動規正法の廃止と全面解禁
平和的政権交代のための制度改革
総選挙勝利

党結成宣言文(一部)^[2]

｢民主熱望と民主的力量を総結集し、民族の主体勢力として、あらゆる反民主勢力とその要素を果敢に除去するための闘争の先頭にたつ｣

政治綱領^[3]

大統領中心制と大統領直選制
(大統領の)任期4年で再選は一回のみとする
一切の独裁と独占の排除
地方自治制の早期実施
言論基本法の廃止
軍の政治的厳正中立

党結成の二十日後に行なわれた第12代総選挙では、党結成から一ヶ月も経っていないにもかかわらず、ソウル特別市や釜山直轄市などの大都市部を中心に躍進し、民主韓国党(民韓党)を大きく上回り、第一野党として浮上した。

しかし、1987年1月、李敏雨総裁が与党・民主正義党が提案した議院内閣制を受け入れ与野党間で妥協を図る｢李敏雨構想｣を発表すると、あくまで大統領直接選挙制を求める勢力との内紛が起こり、大統領直接選挙制を支持する金大中・金泳三支持議員70名以上が離党して金泳三を総裁に統一民主党を結成した。議院内閣制を受け入れた勢力は、民衆民主党を結成したが、間もなく民主正義党に合流した。

[編集] 新韓民主党が候補を擁立した総選挙

代	議席数
第12代総選挙	67

[編集] 脚注

^ 日本評論社『朝鮮韓国近現代史事典』韓国史編纂委員会　金容権：編著。544頁｢新韓民主党(新民党)｣の説明より引用
^ 同上
^ 同上の資料に一部加筆

[編集] 参考文献

日本評論社『朝鮮韓国近現代史事典』韓国史編纂委員会　金容権：編著
木鐸社『分断後の韓国政治－1945～1986－』尹景徹：著

[編集] 関連項目

表・話・編・歴過去に存在した韓国の政党
与党（李承晩政権 - 金泳三政権）	自由党 - 民主党(1955) - 民主共和党 - 民主正義党 - 民主自由党 - 新韓国党
主要野党（李承晩政権 - 金泳三政権）	民主国民党 - 民主党(1955) - 民政党 - 民衆党 (1965) - 新韓党 - 新民党 - 民主韓国党 - 韓国国民党 - 新韓民主党 - 統一民主党 - 新民主共和党 - 統一国民党 - 平和民主党 - 民主党(1990-1997) - 新政治国民会議
与党（金大中政権・盧武鉉政権）	新政治国民会議 - 新千年民主党 - 開かれたウリ党 - 大統合民主新党
野党（金大中政権・盧武鉉政権）	自由民主連合 - 民主党 (2005)
群小政党	国民の党 - 自由民主党 - 民主統一党 - 新政治改革党 - 国民新党 - 民主国民党 (2000) - 国民統合21 - 韓国未来連合 - 国民中心党
在野・進歩主義政党	進歩党 - 社会大衆党 - 韓国社会党 - 統一社会党 - 大衆党 - 民衆の党 - ハンギョレ民主党 - 民衆党 (1990)