新日本観光地百選
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新日本観光地百選(しんにほんかんこうちひゃくせん)は、毎日新聞が主催し、運輸省観光部、文部省文化財保護課、厚生省国立公園部、国鉄、GHQ経済科学局の後援で、1950年(昭和25年)に選定された100か所の日本の観光地。
ハガキによる人気投票で、山岳、平野等の10の部門ごとに10位までを選定し、合計100か所を選定した。各観光地の関係者が競って応募したため、応募総数は7,750万通に及んだ。各部門の1位となった10か所については、郵政省が「観光地百選」シリーズの記念切手を発売するとともに、詩人・俳人が各場所にちなむ歌を詠み紹介記事を書いた。
新日本観光地百選の選定は、外貨獲得のための外国人観光客招致を大きな目的としていたが、戦後の復興が進展する時期にあたったため、日本国内での一般の観光旅行の再開を促す契機ともなった。
[編集] 新日本観光地百選の選定地(各部門の1位)
[編集] 関連項目
- 百選
- 日本新八景・日本二十五勝・日本百景(大阪毎日新聞・東京日日新聞主催、1927年選定)
- 新日本観光地百選(毎日新聞主催、1950年選定)
- 新日本百景(『週刊読売』、1958年選定)
- 新日本旅行地100選(雑誌『旅』、1966年選定)
- 新日本観光地100選(読売新聞主催、1987年選定)
[編集] 外部リンク
- エコツーリズム推進方策(環境省、pdfファイル) - p.22に新日本観光地百選の説明がある