敦賀市コミュニティバス
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敦賀市コミュニティバス(つるがし―)は、福井県敦賀市で運行しているコミュニティバスの総称。運行業者は福井鉄道(はぎ号・のさか号・きぬかけ号)と敦賀海陸運輸(きのめ号・あらち号)。
敦賀市にはコミュニティバスの路線ごとに愛称があるため、ここでは便宜的に敦賀市内を運行するコミュニティバスの総称として「敦賀市コミュニティバス」とする。
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[編集] 概要
- 運賃は1回200円
- 全路線が小型低床車両「三菱ふそう・エアロミディ」で運行される。各路線ごとに車体が色分けされている。
- はぎ号(福井22 か 16-66/福井22 か 16-67):白
- きらめきのさか号(福井220 か ・171):黄
- きらめききぬかけ号(福井220 か ・172):ピンク
- きらめききのめ号(福井200 か ・154):青
- きらめきあらち号(福井200 か ・155):緑
- 敦賀駅では、駅舎を出てロータリーを左側に歩いていくとコミュニティバスの停留所がある。駅前交番が目印である。
[編集] 路線
[編集] 市街地循環線「はぎ号」
- 1998年10月1日運行開始。
- 愛称は、市の花「ハギ」に由来する。
- 運行ルート:敦賀駅―気比神宮―港町―市立病院前―敦賀高校前―運動公園―沓見―市役所前―プラザ萬象―敦賀駅
- 右回り(萬象・市役所先回り)、左回り(気比神宮・市立病院先回り)共に白いバスで運行される。車体には気比の松原のイラストが描かれている。
- 所要時間は53分(1周)
- 周辺:気比神宮、敦賀港(金ヶ崎)、みなとつるが山車会館、こどもの国、敦賀市立総合運動公園
- 最近はバスの老朽化が進んでいるため、頻繁に代替バスが走る。
[編集] 粟野線「きらめきのさか号」
- 2002年4月1日に運行開始
- 愛称は、敦賀市のシンボルであり、運行ルートにある「野坂岳」に由来する。
- 南部を循環する路線で、粟野方面先回り(きぬかけ号の逆回り)である。敦賀駅~市役所間は利用者が多いため重複して運転している。
- 当初は関・野坂経由で敦賀駅とみどりヶ丘を往復していたが、2003年4月15日に旧きぬかけ号のルートと統合して循環線に変更された。
- 運行ルート:敦賀駅→プラザ萬象→三島→市立病院前→市役所前→若葉町→国立病院前→関→野坂→砂流→エネ研→山→みどりヶ丘町→公文名→工業高校前→野神→市役所前→市立病院前→三島→プラザ萬象→敦賀駅
- 所要時間は63分(1周)
- 方向表示幕に「山」というかなりあいまいな表示があるが、これは敦賀市山という集落の名前である。これはきぬかけ号も同様である。
[編集] 中郷線「きらめききぬかけ号」
- 2002年4月1日運行開始
- 愛称は、沿線の「衣掛山(北陸本線のループ線がある山)」に由来する。
- 南部を循環する路線で、野神・中郷方面先回り(のさか号の逆回り)である。敦賀駅~市役所間は利用者が多いため重複して運転している。
- 当初は野神・公文名経由で敦賀駅と山を往復していたが、2003年4月15日に旧のさか号のルートと統合して循環線に変更された。
- 運行ルート:敦賀駅→プラザ萬象→三島→市立病院前→市役所前→野神→工業高校前→公文名→みどりヶ丘町→山→エネ研→砂流→野坂→関→国立病院前→若葉町→市役所前→市立病院前→三島→プラザ萬象→敦賀駅
- 所要時間は63分(1周)
[編集] 東郷線「きらめききのめ号」
- 2002年4月1日、西日本ジェイアールバスの廃止路線の代替として運行開始
- 愛称は、沿線の「木ノ芽川」に由来する。
- 敦賀駅から北陸本線に沿って北に向かう。
- 運行ルート:敦賀駅―清水町―舞崎町―大蔵―樫曲―越坂―葉原―新保
- 所要時間は25分(片道)
[編集] 愛発線「きらめきあらち号」
- 2002年4月1日、西日本ジェイアールバス(一部近江鉄道バス)の廃止路線の代替として運行開始
- 愛称は、沿線にあった「愛発関(北陸道の関所)」に由来する。
- 敦賀駅から北陸本線、北陸自動車道に沿って疋田方面に行く。
- 運行ルート(月曜日・土曜日・日曜日):経由地なし
- 敦賀駅―東洋紡前―岡山―小河口―疋田―曽々木―刀根―杉箸
- 敦賀駅―東洋紡前―岡山―小河口―疋田―追分―駄口―曽々木―刀根―杉箸
- 敦賀駅―東洋紡前―岡山―小河口―疋田―曽々木―奥麻生―新道―刀根―杉箸
- 所要時間は標準27分(片道)