広見町
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広見町(ひろみちょう)は愛媛県の南予地方にあった町である。東隣の日吉村と合併して鬼北町となって自治体としては消滅した。
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[編集] 地理
四万十川の上流の一つ、広見川ほかの流域で、わずかに盆地がひらけた中山間地であり、農林業地帯である。
[編集] 町名の由来
町内を流れる河川・広見川からとったもの。ただし、決定をめぐっては、曲折があった。
合併協議会総務委員会は、公募で最多数の地方名「鬼北」(きほく)で合意したが、報告した全体会議で議論百出し、結局、差し戻された。新たに「広見」と山の名「高月」とを提案、投票の結果、「広見」で決着した。なお、「鬼北」とは、広見町をはじめ、松野町、日吉村、三間町を含む北宇和郡北部地域の名である。
[編集] 歴史
広見町の系譜 (町村制実施以前の村) (明治期) (昭和の合併) (平成の合併) 町村制施行時 是延 ━━━━┓ 吉波 ━━━━┫ 西仲 ━━━━┫ 成藤 ━━━━┫ 国遠 ━━━━╋━━━好藤村━━━━━━━━━━━┓ 清延 ━━━━┫ ┃ 沢松 ━━━━┫ ┃ 内深田━━━━┫ ┃ 東仲 ━━━━┛ ┃ 大宿 ━━━━┓ ┃ 生田 ━━━━┫ ┃ 清水 ━━━━╋━━━愛治村━━━━━━━━━━━┫ 畔屋 ━━━━┫ ┃ 西野々━━━━┛ ┃ 奈良 ━━━━┓ ┃ 北川 ━━━━┫ ┃ 柴村 ━━━━┫ ┃昭和30年3月31日 中野川━━━━┫ あ ┃合併(新設合併) 近永 ━━━━╋━━━旭村━━━━━━近永町━━━╋━広見町━━┳━━━┓ 永野市━━━━┛ ┃ ┃ ┃ 小倉 ━━━━┓ ┃ ┃ ┃ 小西野々━━━┫ ┃ ┃ ┃ 上川 ━━━━╋━━━泉村━━━━━━━━━━━━┫ ┃ ┃平成17年1月1日 岩谷 ━━━━┫ ┃ ┃ ┃合併(新設合併) 興野々━━━━┫ ┃ ┃ ┣鬼北町 出目 ━━━━┛ ┃ ┃ ┃ 広見 ━━━━┓ ┃ ┃ ┃ 下大野 ━━━┫ ┃ ┃ ┃ 小松 ━━━━╋━━━三島村━━━━━━━━━━━┛ ┃ ┃ 久保 ━━━━┫ ┃ ┃ 延川 ━━━━┫ ┃ ┃ 川上 ━━━━┛ い▼ ┃ 三間町━━┻━う ┃ 日吉村━━━━━━┛ あ – 昭和16年11月10日町制施行、近永町へ い – 昭和33年8月1日大字是延を三間町へ境界変更 う – 平成17年8月1日宇和島市と合併 (注記)日吉村の合併以前の系譜は日吉村の記事を参照のこと。
[編集] 行政
- 歴代町長
- 初代: 湯上寛(昭和30年4月~昭和31年4月)
- 第2代:青木良忠(昭和31年5月~昭和35年5月)
- 第3代:酒井要(昭和35年5月~昭和39年5月)
- 第4代:宇都宮正一(昭和39年5月~昭和47年5月、2期)
- 第5代:青木英篤(昭和47年5月~昭和51年5月)
- 第6代:中谷嘉文(昭和51年5月~平成4年5月、4期)
- 第7代:松浦甚一(平成4年5月~合併まで)
- 最後の町長、合併により誕生した鬼北町長選に出馬、当選し、初代鬼北町長となる。
- 庁舎
- 主要課題
[編集] 教育
[編集] 高等学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道
運行本数は少なく、通学等の利用が主体となっている。なお、高知県の西土佐から宇和島市内の高等学校へ通う生徒も少数ながらいる。