布袋駅
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布袋駅（ほていえき）は、愛知県江南市にある、名古屋鉄道犬山線の駅である。 平日の朝には当駅始発、名古屋方面への普通列車が1本設定されている。
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[編集] 駅構造
[編集] 駅舎について
駅舎は名鉄駅で最古となる大正元年の開業当初からのもの。外観は大正浪漫を感じさせる擬洋建築となっており、洋風のハイカラな車寄せと、瓦葺の屋根という対照が瀟洒な印象を生んでいる。なおかつては、同線の岩倉・古知野（現、江南）・扶桑などといった駅も同様の駅舎であったが、高架化・橋上駅舎化などによって次々と取り壊され、現存するのはこの布袋駅のみとなっている。車寄せの飾りには名古屋電気鉄道時代の社紋が残っている。
[編集] その他データ
- 島式2面4線ホームの地上駅で、直営駅（有人駅）である。犬山方面の待避線は6両ホームとなっている。（8両分のうち名古屋寄り2両分は柵で覆われている。他のホームは8両まで停車可能）現在、待避線は主に普通列車の快速特急・特急の通過待ちに使われる。西側にホームの無い留置線が存在するが、1980年代後半までは日本通運の営業所・ホームもあり、ワムなどが十両近くは常に居た、布袋駅は貨物駅として栄えていた遺構であり、新製車両や廃車予定車両が留置されることがある。また、かつては名古屋方面へ向かう急行の約半数(主に常滑行き)は当駅で特急に抜かされていた。
- 改札口:ホームの西側に、上記駅舎の1ヶ所のみがある。自動の券売機、改札機が備えられるが、トランパス参加の各カードを利用可能である。精算は駅の窓口で行う。
- ホームへの出入り口：両ホーム共、江南駅寄りの端に1ヶ所。ホームへは構内の踏切を渡る。
- トイレ：駅舎脇（改札口を入って右）に男女別のトイレが、各ホームにはベンチが、また東側ホームには飲料の自販機がある。
[編集] 利用状況
1日平均の乗車人員(降車客含まず)は、愛知県統計年鑑によると平成17年度は4,211人で、江南市の統計によれば、平成18年度で4,134人である。
犬山線の駅では、17駅中9位である(平成17年度)。
[編集] 駅周辺
[編集] 施設
駅南の小折地区に、かつて小牧代官の出張所があり、布袋には市がたって栄えた。明治時代になると、現岩倉市～犬山市を管轄した、丹羽郡の役所が設置されるなどし、当時の政治経済の中心地となった。しかし、現在は静かである。
- 郵便局は近くにはない。（最も近いのは江南布袋郵便局・江南五明郵便局で、どちらも1km以上距離あり）
- 江南市役所布袋支所・布袋ふれあい会館（同居）
- 布袋大仏（御嶽薬師尊） …駅北方徒歩15分。
- 布袋の大仏 (木造阿弥陀如来坐像) …駅西方徒歩10分。
- いちい信用金庫布袋支店
- 商店街
- 大口屋（和菓子屋）本店
- ユーストア布袋店
- 江南保健所
- 江南警察署
- 愛北病院
- 愛知県立尾北高等学校
- 国道155号
なお駅の東側にある、倉庫らしき建物（工場）は、現在でも操業している。
[編集] 交通
- バス路線:
- 大口町コミュニティバス
駅北の踏切を渡り、右側の工場のかげにバス停がある。 - 名鉄バス（外部リンク参照）「布袋駅」バス停
- 大口町コミュニティバス
- タクシー:あり（名鉄西部交通・尾張タクシー・愛北タクシー）
- 駐車場・駐輪場:駅前に有料駐車場（1日1000円、午後のみ700円）がある。ほかに自転車預かりの店舗がいくつかある。駅から南に100メートルほどに市営の無料駐輪場があるが、非常に混雑するため、さらに西100メートルの江南市役所布袋支所裏に第二駐輪場が設けられている。しかしながら、平日はどちらも溢れる事が多い。
[編集] 歴史
- 1912年8月6日 開業。
- 1996年 4番線ホーム延伸。（6両→8両）それまでは、名古屋方面に向かう急行で8両編成の列車が特急待避を行う場合は犬山寄りの2両は扉を締め切り扱いとしていた。
- 2004年2月15日 SFパノラマカード・ユリカが使用可能となる。
[編集] 駅高架化計画
- 布袋地区を対象とした、江南市の「都市再生整備計画」の関連事業として、当駅と、その前後1.4kmの名鉄犬山線線路を高架化する計画がある。開始は2004年度（平成16年度）、終了予定は2012年度（平成24年度）とされている。その関係か、2004年頃より、駅周辺の一部建物がなくなるなど変化し始めた。
- 布袋地区の自治体では駅舎を保存する活動に乗り出し、2007年5月21日のテレビ愛知・速ホゥ!でも取り上げられた。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] その他
スーパーベルズの名鉄作品のなかでは「布袋ロック」が有名である。
[編集] 外部リンク
- 布袋駅（名古屋鉄道）
- バス接続:名鉄バス、路線図は「一宮地区」
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