岡村島
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岡村島 | |
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面積 | 3.13km² |
海岸線長 | 11.1km |
最高標高 | 213m |
所在海域 | 瀬戸内海 |
所属国・地域 | 日本(愛媛県) |
岡村島(おかむらじま)は、瀬戸内海の中部にある関前諸島の島である。蜜柑などの果樹栽培と漁業が盛ん。
目次 |
[編集] 地理・自然
今治港の北西約17キロの位置にあり、大下島、小大下島ととも関前諸島を形成している。東に小大下島、西に大崎下島(広島県)がある。大崎下島との間の御手洗瀬戸に中ノ島、小島がある。集落は島の南東部でフェリーの寄航する岡村港のある岡村に集積し、今治市関前支所(旧村役場)もこの集落にある。
- 山 甲ノ峰:島の最高峰。
- クロツバメシジミの生息地が存在することで知られる。
[編集] 歴史
古くから斎灘の海上交通の要衝にあたり、平安時代から空海や菅原道真らが立ち寄ったいわれがある。戦国時代には村上水軍の城砦が築かれた。江戸時代中期には隣島の大崎下島の御手洗港などとともに潮待ち港として栄え、1740年(天文5年)には島南端の観音崎に灯明台が築かれた。
江戸時代に宮浦村と里浦村とが合併して岡村となり、松山藩に属していた。天保9年に隣島の小大下島を二分してその一部を岡村と合する。 1890年(明治23年)に岡村島と大下村の合併により越智郡関前村となる。明治の中頃から柑橘類の栽培がはじまり、大正時代にはみかんの島として知られるようになった。村役場がこの島に置かれるなど、関前諸島の中心として機能してきた。昭和の大合併は離島という特性のため、経験しなかった。
[編集] 行政
1890年(明治23年)に岡村島と大下村の合併により越智郡関前村となる。
2005年1月16日に今治市と合併して同市の一部となり、現在に至る。
[編集] 社会
人口648人、世帯数307世帯 小中学校 各1
[編集] 交通
[編集] 道路
- 県道
[編集] バス
[編集] 水上交通
今治港からの高速船・フェリーあり。時刻表
- 港
- 岡村港
- 白潟港
- 城ノ谷漁港
[編集] 観光名所・名産
- 名所
- 観音崎
- ナガタニ展望台
- 正月鼻古墳公園
- 乗越海水浴場
- 救世観音堂 大同年間に弘法大師が一刀彫をしたといわれる救世観音像が安置されている
- お汐・亀松の壁画 盆踊り歌にもなっている純愛物語
- フィッシングポイント 島内各地
- 祭り
- 弓祈祷 - 2月11日、鬼の字を書いた的にめがけて矢を放つ。愛媛県指定無形文化財。
- 名産
- みかん
- みそ
- 魚貝類