岡ミサンザイ古墳
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岡ミサンザイ古墳 | |
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拝所より古墳を望む |
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所在地 | 大阪府藤井寺市藤井寺4丁目 |
位置 | 北緯34度33分55秒 東経135度35分38秒 |
形状 | 前方後円墳 |
規模 | 全長242m、高さ19.5m(全国18位) |
築造年代 | 5世紀後半 |
被葬者 | 仲哀天皇(宮内庁治定) |
出土品 | 円筒埴輪 |
史跡指定 | 宮内庁治定(惠我長野西陵) |
岡ミサンザイ古墳(おかミサンザイこふん)は、大阪府藤井寺市にあり、古市古墳群に属する前方後円墳。仲哀天皇陵とも。陵名は惠我長野西陵(えがのながののにしのみささぎ)で、第14代仲哀天皇の陵墓に治定されている。
[編集] 概要
築造年代は5世紀後半。墳丘の長さは242mで、古市古墳群では4位、全国で18位の規模の古墳。中世に城郭として利用された形跡があり、当初の状態から大きく変化している。また、発掘調査によって外堤から円筒・盾型埴輪などが出土した。周囲には北に鉢塚古墳(国史跡)、東に割塚古墳がある。
宮内庁によって仲哀天皇陵に比定されているが、雄略天皇陵という説もある。また、横穴式石室の存在の可能性も指摘されている。