小型ゾイド
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小型ゾイド(こがた-)は、タカラトミー(旧トミー)より発売されている『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器。主に小型のゼンマイ駆動キット、およびこれに類するサイズのものを指す。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] アクアドン
アクアドン AQUADON |
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番号 | RMZ-05 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 蛙型 |
全長 | 9.8m |
全高 | 2.7m |
全幅 | 5m |
重量 | 5.9t |
最高速度 | 水上 43kt 水中 32kt |
最大潜水深度 | 12000m |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
ニコールフォノンメーザー(182型) 水中ミサイル×2 パイクラーエレショット ホサセマイクロセンサー 高速ジェットフィン |
ヘリック共和国軍が極めて初期に開発した初の水陸両用蛙型潜水艇ゾイド。フロレシオスと共に中央大陸戦争初期の共和国軍海軍兵力を担った。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったか、旧バトルストーリー同様、第一線で戦う能力も無く、実戦不参加だと思われる(『ヘリック共和国vsガイロス帝国』と、バトルカードゲームには出演)。
キットは実際に水に浮かべて泳がせることが出来る。
トイズドリームプロジェクトより「ヘリックメモリアルボックス 1983」の商品名でエレファンタス、ガリウス、グライドラー、グランチュラとの5体セットでキットが復刻、2006年07月28日頃、定価3990円で限定発売された。
[編集] イグアン
イグアン IGUAN |
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番号 | EMZ-22(ゼネバス帝国) EZ-017(ガイロス帝国) |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
分類 | 恐竜型(旧) イグアノドン型(新) |
ロールアウト | ZAC2034年 |
全長 | 10.4m |
全高 | 8.2m |
全幅 | 3.5m |
重量 | 23.6t |
最高速度 | 200km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | ベッカー少尉(旧・ゼネバス帝国)[1] |
武装 装備 |
4連装インパクトガン(左前脚) クラッシャーバイス(右前脚) 小口径対空レーザー機銃×2 小口径荷電粒子ビーム砲×2 2連装対ゾイドレーザー機銃 フレキシブルスラスターバインダー |
中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国軍がヘリック共和国軍のゴドスに対抗すべく開発したイグアノドン型汎用歩兵ゾイド。捕獲したゴドスを研究して作られたため、ゴドスとの共通点が多く見られる。左前脚に4連装インパクトガン、背部にマグネッサーシステムを利用したフレキシブルスラスターバインダーなどを装備している。この機体により帝国軍はゴドスに対抗する手段を得るわけだが、これは同時にゴドスの優秀さ、ゴドスに対抗できるのは(当時の段階では)ゴドスだけ、という事を自ら証明するという皮肉な結果となった。
第二次大陸間戦争初期においてはモルガ同様ガイロス帝国軍の主力機として運用されたが、後継機のレブラプターに主力の地位を譲りつつある。
アメリカのハズブロ社より発売された海外版での商品名は「#017 Iguanasaur」。
[編集] 赤いイグアン
ゾイドバトルストーリー2巻収録のエピソード「舞い降りた赤いイグアン」に登場した改造イグアン。肩幅を拡張し、大型化された銃を右前脚に装着している。プテラスの主翼を利用して共和国軍を欺き、奇襲を仕掛けた。部隊長のフロスト中佐搭乗機には赤いカラーリング、僚機のイグアンにはダークイエローとオリーブドラブの迷彩塗装が施されていた。部隊名の「カージナル」は赤い鳥の意。
[編集] エレファンタス
エレファンタス ELEPANTUS |
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番号 | RMZ-03 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 象型 |
全長 | 8.3m |
全高 | 4m |
全幅 | 5.1m |
重量 | 17.7t |
最高速度 | 95km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
マクサー35ミリビーム×2 エルパミサイルポッド×2 対空ミサイルランチャー×1 3Dレーダー 広角聴音機 |
中央大陸戦争初期にヘリック共和国軍が開発した、電子機器を多数装備した象型電子戦ゾイド。主に強行偵察や訓練機として使われた。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅したか、第一線での活躍が期待できず、不参加だと思われる(『ヘリック共和国vsガイロス帝国』には出演)。
トイズドリームプロジェクトより「ヘリックメモリアルボックス 1983」の商品名でアクアドン、ガリウス、グライドラー、グランチュラとの5体セットでキットが復刻、2006年07月28日頃、定価3990円で限定発売された。
[編集] ガイサック
ガイサック GUYSACK |
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番号 | RMZ-12(旧) RZ-002(新) |
所属 | ヘリック共和国 ボーン一家(フューザーズ) |
分類 | サソリ型 |
ロールアウト | ZAC2029年 |
全長 | 10.0m |
全高 | 4.0m |
全幅 | 6.2m |
重量 | 22.0t |
最高速度 | 120km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | インディゴ・ランバート軍曹(新)[2] |
武装 装備 |
レーザークロー×2 レーザーファング スモークディスチャージャー 対ゾイド30mmビームライフル |
中央大陸戦争初期にヘリック共和国軍が開発したサソリ型奇襲戦用ゾイド。蜘蛛型ゾイドのグランチュラをベースに、レーザークロー(格闘戦用のハサミ)、スタビライザーとウエポンラック兼用の尾を装備した(ただし野生体は別種と推察される)。砂の中に身を隠し待ち伏せする戦法を得意とする。
ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、共和国軍での運用が続けられた。西方大陸戦争では同じ奇襲用ゾイドであるステルスバイパーと共に砂漠での戦いに活躍。中でもインディコ・ランバート軍曹は72時間砂の中に潜り続け、セイバータイガーを撃破した。古くからある機種だけに、完全自動操縦機であるスリーパー仕様、武装を強化した重装甲タイプなどバリエーションも多い。
カラーリングは、旧仕様(RMZ-12)が青灰色、新仕様(RZ-002)が砂漠に合わせた黄土色である。アメリカのハズブロ社より発売された海外版での商品名は「#002 Gusak」。
アニメ『ゾイドフューザーズ』第6話では、ジャンクゾーンを根城にする盗賊ボーン一家の緑色のガイサックが多数登場した。
[編集] ガイサックスティンガースペシャル
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』に登場した改造ガイサック。賞金稼ぎスティンガーの愛機である。ハサミを大型化し、尾にパラライズミストを装備するなど各武装を強化。動力機関の出力も向上しているため、最高速度も三割増しとなっている。カラーリングは真紅。作例がゾイド公式ファンブック2巻に掲載されている。
全長10.0m、重量27.1t、最高速度120km/h(『ZOIDS SAGA』攻略本『ゾイドサーガ必勝攻略法』双葉社刊ISBN 978-4-575-16293-6より)。
[編集] ヘルスパイダー
ゾイド公式ファンブック3巻に掲載。砂漠での奇襲を得意とするノーマル機に対し、森林における待ち伏せを主な任務とする改造ガイサック。クモのような外観をしている。機体が一回り大型化してパワーが向上しており、また、カスタマイズパーツCP-04 アタックユニットのロングレンジキャノンが装備され火力の増強も図られている。
[編集] カノントータス
カノントータス CANNON TORTOISE |
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番号 | RMZ-27(旧) RZ-013(新) |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | カメ型 |
ロールアウト | ZAC2034年 |
全長 | 9.9m |
全高 | 5.8m |
全幅 | 6.3m |
重量 | 33.6t |
最高速度 | 100km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | ロイ・ジー・トーマス中尉のちに大尉(旧) ボーデン大尉(旧)[1] |
武装 装備 |
液冷式荷電粒子ビーム砲 液冷式2連装高速自動キャノン砲×2 複合センサーユニット 反動制御用スパイク |
ヘリック共和国軍が中央大陸戦争時代に開発した、砲撃戦に特化したカメ(リクガメ)型自走砲ゾイド。小型ながら強力な火力を持ち、主砲は大型ゾイドをも撃破する威力を持つ。機動性は低いが、その代わりに装甲が通常のゾイドより頑丈なものとなっている。ゾイドバトルストーリーの著者、ロイ・ジー・トーマス氏の陸軍時代の愛機である(ゾイドバトルストーリー1巻参照)。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、第二次大陸間戦争でも共和国軍での運用が続けられた。
キットは、小型ゼンマイユニットを動力とし、一体成形の脚部を有する単純な四足歩行ギミックにより歩行する。連動ギミックは、首の伸縮。重量のある本体を歩かせるため、歩行ギミックは歩幅が小さく負荷の軽いものとなっているので、意外なことに、小型ゼンマイユニットを用いるゾイドの中では航続時間の長いほうに属する。手動ギミックは頭部キャノピー・甲羅後面給弾ハッチの開閉及び各火器・アンテナの旋回。
[編集] カノントータスBC
カノントータスビームキャノン
カスタマイズパーツCP-05 大口径ビームキャノンセット(大口径ビームキャノン×1、ショックアブソーバー×2)を装備したRZ-013 カノントータス。大口径ビームキャノンは液冷式荷電粒子ビーム砲の上部に重ねる形で搭載される。大幅な重量増加によって機動力が極端に低下したが、火力がより一層向上している。
全長9.9m、重量38.3t、最高速度80km/h(『ZOIDS SAGA』攻略本『ゾイドサーガ必勝攻略法』双葉社刊ISBN 978-4-575-16293-6より)。
[編集] バスタートータス
バスタートータス BUSTER TORTOISE |
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番号 | 06 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | カメ型 |
全長 | 13.2m |
全高 | 7.1m |
重量 | 42.0t |
最高速度 | 75km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | バスター・アイソップ少尉 |
武装 装備 |
対城塞720mmビームキャノン 対城塞780mm榴弾砲 ショックアブソーバー |
自走砲ゾイドとして絶大な信頼を持つRZ-013 カノントータスに大口径ビームキャノンを装備して火力と射程距離を強化した機体。カラーリングはブルーとグレー。ゾイド公式ファンブック4巻の暗黒大陸(ニクス大陸)における戦闘でその姿が確認できる。
初出はウェブコミック『ZOIDS妄想戦記』「親子ゲーム」。乾燥した空気という条件下であれば、その射程は約100kmと言われている。この記録を打ち立てたのは、バスタートータスの呼称の元となったヘリック共和国軍狙撃部隊の老エースパイロット、バスター・アイソップ少尉である。彼はこの機体で、ブレードライガーミラージュのパイロットである息子のピーター・アイソップ大尉とその仲間の危機を救ったが、その際にバスタートータスは失われている。その後、バスター・アイソップ大尉にはキャノニアーゴルドスが支給された。
成型色とシールを変更したカノントータス及びカスタマイズパーツCP-05 大口径ビームキャノンセットを同梱したキットとして、2003年03月27日頃、ハピネット加盟店にて定価1200円で限定発売された。キットの形状はカノントータスBCと同一だが、『ZOIDS妄想戦記』作中においては大口径ビームキャノンは液冷式荷電粒子ビーム砲と交換する形で機体に設置されており、また大口径ビームキャノンそのものもキットに見るより長大な装置として描かれていた。
(注:機体諸元は『ゾイド・コア・ボックス』付属「プロイツェンの反逆」より。)
[編集] カノントータスOS
カノントータスオーピススペシャル
ゲームボーイアドバンス用ゲームソフト『ZOIDS SAGA』に登場した改造カノントータス。ファントム騎士団四天王の「玄武」ことオーピス・ケロネーの専用機である。装甲と武装が強化されており、形状はカノントータスBCに近い。コックピット前(鼻先にあたる部分)に二本縦列で角状の突起が存在する。カラーリングは黒と茶。
全長9.0m、重量40.3t、最高速度100km/h(『ZOIDS SAGA』攻略本『ゾイドサーガ必勝攻略法』双葉社刊ISBN 978-4-575-16293-6より)。
[編集] ガリウス
ガリウス GARIUS |
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番号 | RMZ-01 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 6.5m |
全高 | 7.8m |
全幅 | 3.5m |
重量 | 12.5t |
最高速度 | 270km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
マクサー35ミリビーム砲 エルパミサイルランチャー×2 パイクラーエレショット |
ヘリック王国時代から使用されていたヘリック共和国軍の恐竜(獣脚類のメガロサウルス)型汎用歩兵ゾイド。中央大陸戦争初期において活躍した。のちに後継機のゴドスが開発されたため第一線から退き、訓練機として使われた。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったか、第一線で戦う力も無いと判断されたと思われる(『ヘリック共和国vsガイロス帝国』や、バトルカードゲームには出演)。
トイズドリームプロジェクトより「ヘリックメモリアルボックス 1983」の商品名でアクアドン、エレファンタス、グライドラー、グランチュラとの5体セットでキットが復刻、2006年07月28日頃、定価3990円で限定発売された。
[編集] ガンスナイパー
ガンスナイパー GUN SNIPER |
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番号 | RZ-030 |
所属 | ヘリック共和国 チーム・フリューゲル(スラッシュゼロ) チーム・ブリッツ(スラッシュゼロ) |
分類 | ベロキラプトル型 |
全長 | 11.9m |
全高 | 7.2m |
重量 | 25t |
最高速度 | 200km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
バイトファング AZ80mmビームガン AZ144mmスナイパーライフル バイトクロー×2 ストライクアンカークロー×2 ビームマシンガン×2 8連装ミサイルポッド×2 マルチブレードアンテナ×2 3Dセンサー オールレンジデュアルセンサー イオンチャージャー |
ヘリック共和国軍のベロキラプトル(ヴェロキラプトル)型汎用歩兵ゾイド。レブラプター同様、低レベルのオーガノイドシステムを搭載している。
火力を重視した機体であり、全身に火器を装備している。格闘能力も高い。
アニメ『ゾイド-ZOIDS-』ではヘリック共和国軍が使用。主に射撃での援護が役割だったが、特殊徹甲弾でジェノブレイカーのEシールドを撃ち抜くという活躍もあった。
『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』には通常機のほかにガンスナイパーNS(ナオミスペシャル)、ガンスナイパーLS(リノンスペシャル)といったバリエーションが登場している。
[編集] 製品
小型ゼンマイユニットを使い、一体成形の脚部で二足歩行する。連動ギミックは、前脚を前後に振る動作。
手動ギミックは、頭部キャノピー及び前脚の爪の開閉、並びにスプリングを用いた背部ミサイルポッドの開放である。
アニメで見られた尾部スナイパーライフル射撃状態への姿勢変更は再現されていない。
[編集] ガンスナイパーW2
ガンスナイパーワイルドウィーゼル
ガンスナイパーWWとも表記する。カスタマイズパーツCP-13 ワイルドウィーゼルユニット(AZ144mm二連装パルスレーザーガン×2、AZ180mm二連装ビームガン×2、レドーム)を装備し、砲撃力とレーダー機能を向上させたガンスナイパー。レーダー機能はゲーターを超えるものとなった。
全長11.9m、重量33.1t、最高速度185km/h(『ZOIDS SAGA』攻略本『ゾイドサーガ必勝攻略法』双葉社刊ISBN 978-4-575-16293-6より)。
[編集] ガンスナイパーNS
ガンスナイパーNS GUN SNIPER NS |
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番号 | 設定なし |
所属 | チーム・フリューゲル(スラッシュゼロ) |
分類 | ベロキラプトル型 |
全長 | 11.9m |
全高 | 7.2m |
重量 | 25t |
最高速度 | 200km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | ナオミ・フリューゲル(スラッシュゼロ) |
武装 装備 |
バイトファング AZ80mmビームガン AZ144mmスナイパーライフル バイトクロー×2 ストライクアンカークロー×2 ビームマシンガン×2 8連装ミサイルポッド×2 マルチブレードアンテナ×2 3Dセンサー オールレンジデュアルセンサー イオンチャージャー |
ガンスナイパーナオミスペシャル
アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』にて、「紅き閃光」ことナオミ・フリューゲルの愛機として登場する赤いガンスナイパー。後にブレードライガーLSを駆るレオン・トロスとチームを組む。「ガンスナイパー 限定 ナオミ・フリューゲル専用機」として2001年08月02日頃、定価600円で限定発売された。成型色の変更以外、シールも含め通常のガンスナイパーのキットと同一の形状である。
劇中では単にガンスナイパーと呼称され、その後、『ZOIDS SAGA』、『ゾイドタクティクス』、『ゾイドカードコロシアム』といったゲームでガンスナイパーNSの名称が登場した。
(注:機体諸元はガンスナイパーに準拠。)
[編集] ガンスナイパーLS
ガンスナイパーリノンスペシャル
アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』にて、ディバイソンを破壊されたリノン・トロス(チーム・ブリッツ所属)の新しい機体として登場したガンスナイパー。カスタマイズパーツCP-13 ワイルドウィーゼルユニット×1、カスタマイズパーツCP-03 ビームガトリングセットのガトリング砲×2、レッドホーンの対ゾイド3連装リニアキャノン×2、ディバイソンの8連ミサイルポッド×4を装備する、設計思想と積載能力を無視した重装備のガンスナイパーである。
劇中では単にガンスナイパーと呼称され、その後、『ZOIDS SAGA』、『ゾイドタクティクス』、『ゾイドカードコロシアム』といったゲームでガンスナイパーLSの名称が登場した。
全長11.9m、重量50.0t、最高速度140km/h(『ZOIDS SAGA』攻略本『ゾイドサーガ必勝攻略法』双葉社刊ISBN 978-4-575-16293-6より)。
アニメ『ゾイドフューザーズ』第4話、第10話にはよく似た仕様のガンスナイパーが登場している。
[編集] ハイスナイパー
ゾイド公式ファンブック3巻に掲載。RZ-030 ガンスナイパーを、砲撃力のみに特化した改造機。支援砲火において絶大な力を発揮するが、格闘能力は無きに等しい。
[編集] ガンタイガー
詳細はSSゾイドを参照。
[編集] キラードーム
詳細はSSゾイドを参照。
[編集] グライドラー
グライドラー GLIDOLER |
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番号 | RMZ-02 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 鳥型 |
全長 | 5.3m |
全高 | 5.2m |
全幅 | 6.2m |
重量 | 3.9t |
最高速度 | M2.3 |
巡航速度 | M1 |
航続距離 | 20000km |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
ビームバルカン×1 ブースターロケット×1 対空ミサイル×4(対地ミサイル混用可) |
惑星Ziで初めて開発された鳥(水鳥)型飛行ゾイド。ヘリック王国時代から使われていたが、中央大陸戦争では既に旧式化していたため訓練機として用いられた。ペガサロスはこのグライドラーの発展型である。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったか、第一線での活躍は期待できず、予備軍にもなっていないと思われる(『ヘリック共和国vsガイロス帝国』には出演)。
トイズドリームプロジェクトより「ヘリックメモリアルボックス 1983」の商品名でアクアドン、エレファンタス、ガリウス、グランチュラとの5体セットでキットが復刻、2006年07月28日頃、定価3990円で限定発売された。
[編集] グランチャー
詳細はSSゾイドを参照。
[編集] グランチュラ
グランチュラ GURANTULA |
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番号 | RMZ-04 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 蜘蛛型 |
全長 | 6.0m |
全高 | 4.8m |
全幅 | 6.0m |
重量 | 4.6t |
最高速度 | 330km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
マクサー35ミリビーム砲×2 ワイヤー射出機×1 パイクラーエレショット×1 |
ヘリック共和国軍の蜘蛛型奇襲ゾイド。ワイヤー射出機により敵を捕縛する。中央大陸戦争初期において活躍し、ガイサックの原型にもなった。ZAC2056年の惑星Zi大異変により絶滅してしまったか、第一線では働けないので、そのまま再就役はしなかったと思われる(『ヘリック共和国vsガイロス帝国』や、バトルカードゲームには出演)。
トイズドリームプロジェクトより「ヘリックメモリアルボックス 1983」の商品名でアクアドン、エレファンタス、ガリウス、グライドラーとの5体セットでキットが復刻、2006年7月28日頃、定価3990円で限定発売された。
[編集] グレイヴクアマ
詳細はSSゾイドを参照。
[編集] ゲーター
ゲーター GATOR |
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番号 | EMZ-02のちにEMZ-14(ゼネバス帝国) EZ-022(ガイロス帝国) |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
分類 | 恐竜型(旧) ディメトロドン型(新) |
ロールアウト | ZAC2031年 |
全長 | 11.8m |
全高 | 5.6m |
全幅 | 4.4m |
重量 | 19.9t |
最高速度 | 200km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | ブリック・スパンツ軍曹(新・ガイロス帝国)[2] |
武装 装備 |
小口径ガトリングビーム砲 テイルカッター GPS磁気探知機 |
中央大陸戦争初期に登場したゼネバス帝国軍のディメトロドン型軽電子戦ゾイド。大きな背びれにレーダーを内蔵し、強行偵察等に従事する。正面戦闘を想定した機体ではないが、小口径ガトリングビーム砲で歩兵陣地の制圧等に用いられた。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、第二次大陸間戦争ではガイロス帝国軍において運用されている。なお、旧仕様機(ゼネバス帝国軍仕様)のコックピットは単独での飛行が可能であったが、現行機(ガイロス帝国軍仕様)にその機能が存在するかは不明。
キットは、小型ゼンマイユニットを動力とし、一体成形の脚部を有する単純な歩行ギミックにより歩行する。ただし、他の四足歩行ゼンマイゾイドと異なり、脚同士のリンクは右前脚-左後脚、左前脚-右後脚の対角線関係となっており、各組の脚同士は完全に固定された関係にあるため、原始爬虫類らしい這うような運足が再現されている。手動ギミックは、背部ガトリングビーム砲の回転、頭部の左右振り及びコクピットハッチの開閉。
カラーリングは、ゼネバス帝国軍仕様は濃赤色と銀色、第二次大陸間戦争時のガイロス帝国軍仕様は青紫色とガンメタルである。
ゼネバス帝国仕様(EMZ-02)は、タカラトミーより「ゼネバスメモリアルボックス 1984」の商品名でマーダ、モルガ、ゲルダー、ザットンとの5体セットでキットが復刻、2006年11月下旬頃、定価3990円で限定発売された。
アメリカのハズブロ社より発売された海外版での商品名は「#022 Gatordus」。
[編集] ゲーターレドームスペシャル
ゾイド公式ファンブック2巻に掲載。敵地で長期間単独行動し情報収集する特別仕様のEZ-022 ゲーター。小口径ガトリングビーム砲を3Dレーダードームに換装し、背びれはオーバーヒート防止のための放熱板となっている。砂漠や森林に潜むためブラウン系の迷彩塗装が施されている。
全長11.8m、重量21.5t、最高速度200km/h(『ZOIDS SAGA』攻略本『ゾイドサーガ必勝攻略法』双葉社刊ISBN 978-4-575-16293-6より)。
[編集] ゲルダー
ゲルダー GERUDER |
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番号 | EMZ-04のちにEMZ-16 |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 10.73m |
全高 | 4.5m |
重量 | 25.0t |
最高速度 | 200km/h前後 |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
連装電磁砲×2 3連衝撃レーザー×1 機銃(コックピット下)×2 |
中央大陸戦争初期に登場したゼネバス帝国軍の恐竜(角竜類、トリケラトプス)型ゾイド。二本の角は砲になっている。格闘武器は無いが攻防のバランスがとれており、レッドホーンと共に主力部隊を構成した。コックピットは単独での飛行が可能。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、ガイロス帝国軍(正確にはネオゼネバス帝国)でも運用され、第二次大陸間戦争ではマルダーやシーパンツァー同様、ZAC2101年の暗黒大陸(ニクス大陸)の戦いに投入された(ゾイド公式ファンブック4巻参照)。
タカラトミーより「ゼネバスメモリアルボックス 1984」の商品名でマーダ、ゲーター、モルガ、ザットンとの5体セットでキットが復刻、2006年11月下旬頃、定価3990円で限定発売された。
[編集] ゴドス
ゴドス GODOS |
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番号 | RMZ-11(旧) RZ-014(新) |
所属 | ヘリック共和国 チーム・マジカルステッパーズ(フューザーズ) |
分類 | 恐竜型 |
ロールアウト | ZAC2030年 |
全長 | 8.6m |
全高 | 8.2m |
全幅 | 3.8m |
重量 | 23t |
最高速度 | 150km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
クラッシャークロー×2 小口径荷電粒子ビーム砲×2 2連装対空レーザー機銃 小口径対空レーザー機銃×2 スマッシュアップテイル レーザーサーチャー 対ゾイド30mmビームライフル(重装甲タイプ) |
中央大陸戦争時代、ガリウスの後継機としてヘリック共和国軍が開発した恐竜(獣脚類)型汎用歩兵ゾイド。格闘戦に強く、特にキック攻撃が得意。同クラスのゾイドなら簡単に蹴り飛ばしてしまう。小型ゴジュラスと言われる機体である。また、通常の機体に火器とレーダーを増設し、コックピットを交換した「重装甲タイプ」が存在する。これは主に指揮官専用機として運用されている。
後継機であるアロザウラーが配備された頃第一線から退くが、ZAC2056年の惑星Zi大異変でアロザウラーが激減してしまったため、多数生き残ったゴドスが再び実戦に復帰することになった。なお、イグアンはこの機体を参考にして開発された。
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』ではレッドリバーの戦い等に参戦。第53話では、レース場でオレンジの機体が確認出来る。しかし、旧式化が目立つのかあまり活躍らしい活躍の場面は無かった。
『ゾイドフューザーズ』では、第1話にてチーム・マジカルステッパーズが三機編成でゾイドバトルに出場。チーム・ブラックインパクトと対戦した。
[編集] ゴルゴドス
ゴルゴドス GORGODOS |
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番号 | RMZ-06 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 12.2m |
全高 | 5.2m |
全幅 | 4.4m |
重量 | 13.3t |
最高速度 | 105km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
マクサー20mmビーム砲×2 ミサイルランチャー×2 3Dレーダー |
中央大陸戦争初期に登場したヘリック共和国軍の恐竜(ステゴサウルス)型電子戦ゾイド。背びれにレーダーおよび妨害電波発振器を内蔵し、強行偵察等に従事する。のちに輸送用ゾイドだったゴルドスが電子戦機に改造されたため、第一線から退く。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様絶滅したか、第一線からは退いていると思われる(『ヘリック共和国vsガイロス帝国』には出演)。
タカラトミーより「ヘリックメモリアルボックスII 1983-1984」の商品名でハイドッカー、ペガサロス、スパイカー、フロレシオスとの5体セットでキットが復刻、2007年02月22日頃、定価3990円で限定発売された。
(注:「II」は、ローマ数字の2である。)
[編集] ゴルゴランチャー
詳細はTFゾイドを参照。
[編集] サイカーチス
サイカーチス SAICURTIS |
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番号 | EMZ-23(ゼネバス帝国) EZ-018(ガイロス帝国) |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
分類 | ビートル型(旧) カブトムシ型(新) |
ロールアウト | ZAC2034年 |
全長 | 11.9m |
全高 | 3.7m |
全幅 | 11.2m |
重量 | 17.4t |
最高速度 | 390km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | ブロンコ一等兵(旧・ゼネバス帝国)[1] ペール・ジョルドット少尉(新・ガイロス帝国)[2] 三色電光隊(機獣新世紀・ZOIDS) ブラオ ゲルプ ロート |
武装 装備 |
対ゾイド20mm2連装ビーム砲 小口径荷電粒子ビーム砲×2 複合センサーユニット フレキシブルスラスターバインダー×2 |
中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国軍が初めて開発したカブトムシ型対地攻撃機ゾイド。低空からの狙いすました機銃掃射は驚異的な命中率を記録した。そのためヘリック共和国軍は大型ゾイド以上にサイカーチスを恐れ、対抗機としてダブルソーダを開発したほどである。反面、空戦能力は極めて低く、プテラスなど超音速戦闘機ゾイドに対して対抗手段が無い。ZAC2056年の惑星Zi大異変以降も生き残り、第二次大陸間戦争ではガイロス帝国軍において運用されている。
漫画『機獣新世紀・ZOIDS』2巻ではガイロス帝国軍「三色電光(ドライ・ブリッツ)隊」が三機編成で使用している。
キットは、小型ゼンマイユニットを動力とし、一体成形の脚部を有する歩行ギミックにより歩行するが、中脚は動かないダミーであり、実際は前後脚のみによる四足歩行である。また、前脚同士、後脚同士はそれぞれ固定された関係にあり、前脚は左右交互に前後するのみ、後脚は後退する側が下がりながら左右交互に前後(体軸に対して味噌すり運動)するという独特の歩行運動をする(他に同じ歩行ギミックを有するのはダブルソーダのみ)。連動ギミックは背中の羽の開閉。手動ギミックは火器の旋回と根元にコクピットを有する角の上下動。
[編集] ザットン
ザットン ZATTON |
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番号 | EMZ-05のちにEMZ-17 |
所属 | ゼネバス帝国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 10.1m |
全高 | 8.7m |
全幅 | 4.0m |
重量 | 25.5t |
最高速度 | 150~180km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
連装電磁砲×2 3連衝撃レーザー 機銃(コックピット下)×2 |
中央大陸戦争初期にゼネバス帝国軍が開発した恐竜(竜脚下目のブラキオサウルス)型小型ゾイド。戦闘能力は低く、偵察や輸送に使用されていた。コックピットは単独での飛行が可能。
第二次大陸間戦争でその姿が見られないことから、ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様絶滅したか、第一線での戦いは期待できずに戦線には参加しなかったと思われる(プレイステーション用ゲームソフト『ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国には登場)。
タカラトミーより「ゼネバスメモリアルボックス 1984」の商品名でマーダ、ゲーター、モルガ、ゲルダーとの5体セットでキットが復刻、2006年11月下旬頃、定価3990円で限定発売された。
[編集] ザバット
ザバット ZABAT |
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番号 | EZ-044(ガイロス帝国) GZ-006(ジェネシス) |
所属 | ガイロス帝国 バックドラフト団(スラッシュゼロ) ソラシティ(ジェネシス) |
分類 | コウモリ型 |
全長 | 10.2m |
全高 | 3.7m |
重量 | 25.0t |
最高速度 | M2.8 |
乗員人数 | 無人または1名 |
主な搭乗者 | ピアス(スラッシュゼロ) |
武装 装備 |
145mmレーザーガン×2 ホーミングボム×1 ハイパーキラークロー×2 マグネッサーウイング×2 赤外線スコープ×3 ドップラーレーダー×2 |
ガイロス帝国軍が開発したコウモリ型急降下爆撃機ゾイド。ゾイド史上初の完全自動操縦によるUCAV(Unmanned Combat Air Vehicle)機という設定だが、厳密には自動操縦ではなく、母機であるホエールキングによる遠隔操作である。
無人機ゆえにパイロットの安全面を考慮する必要が無く、犠牲を顧みない攻撃が可能であるため、爆撃命中率は有人機の2倍にもなる。そのため、ヘリック共和国軍将兵から「死神」と恐れられている。また、頭部の換装によって有人機として使用可能。こちらは伏臥式のコックピットとなっており、パイロットの安全面から、ステルス性を生かした偵察機として運用される。なお、有人仕様機にカスタマイズパーツCP-19 バインドコンテナを装備することで、輸送機としての役割も担う。
玩具は腹部のホーミングボムがプルバックゼンマイにより自走するほか、専用のスタンドが付属し、実際のコウモリのように逆さにぶら下がった状態で飾れる。
アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』ではバックドラフト団所属の無人仕様機が多数登場するほか、ピアスが駆る有人仕様機がジェミー・へメロスのレイノスと空中戦を繰り広げた。
アニメ『ゾイドジェネシス』ではソラシティの防衛を担う無人機として、機体色が灰色のザバット部隊が登場。こちらのバージョンは「GZ-006 ザバット」として、2005年3月下旬頃、定価1050円で発売された。成型色とシールの変更以外、通常のザバットのキットと同一の形状。
[編集] サンダーカノン
詳細はTFゾイドを参照。
[編集] シーパンツァー
シーパンツァー SEA PANTHER |
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番号 | EMZ-31 |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
分類 | ヤドカリ型 |
全長 | 9.0m |
全高 | 4.9m |
全幅 | 5.4m |
重量 | 28.5t |
最高速度 | 地上 100km/h 水中 50kt |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
高出力ビーム砲 3連装魚雷ポッド 12連装小型ミサイルミサイルランチャー |
中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国が開発したヤドカリ型水陸両用戦車ゾイド。強力な武装と重装甲に守られた機体は機甲戦及び上陸作戦から沿岸防衛まで幅広い作戦に適応できる。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、ガイロス帝国軍でも運用され、第二次大陸間戦争ではゲルダーやマルダー同様、ZAC2101年の暗黒大陸(ニクス大陸)での戦いに投入された(ゾイド公式ファンブック4巻参照)。
[編集] シュトルヒ
シュトルヒ STORCH |
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番号 | EMZ-29(ゼネバス帝国) EZ-068(ネオゼネバス帝国) |
所属 | ゼネバス帝国 ネオゼネバス帝国 |
分類 | 鳥型(旧) アーケオプテリクス型(新) |
全長 | 13.2m |
全高 | 6.1m |
全幅 | 12.8m |
重量 | 19.2t |
最高速度 | M2.1 |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | トビー・ダンカン少尉(旧・ゼネバス帝国) |
武装 装備 |
AZ88mmビーム砲×2 SAMバードミサイル 3Dセンサー エアブレーキ マグネッサーウイング×2 マグネッサーテイルスタビライザー |
中央大陸戦争時代、ヘリック共和国軍のプテラスに対抗してゼネバス帝国軍が初めて開発した本格的な始祖鳥(アーケオプテリクス)型戦闘機ゾイド。
ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、ネオゼネバス帝国建国後に第一線へ復帰。グレイヴクアマと共にネオゼネバス帝国軍にとって数少ない貴重な航空戦力となる。
キットは小型ゼンマイユニットを動力とし、単純な二足歩行ギミックに加え、翼をはばたかせる連動ギミックを有する。手動ギミックは、頭部コクピットハッチの開閉、外翼上反角の変更、尾羽根の上下動及び各火器の旋回。なお、ネオゼネバス仕様(EZ-068)のシールには、なぜか機体番号とゼネバス帝国の紋章が含まれていない。
[編集] シュトルヒアントラー
EZ-068 シュトルヒの一部パーツをBZ-014 ディアントラーのものと換装した仕様。
外翼部がプラズマブレードアンテナとなり、無人飛行キメラブロックス(BZ-005 フライシザースのこと)の指揮機としての役割を担う。コックピットは頭部ではなく、背部のバードミサイルを撤去し、そこへディアントラーのものを設置している。
EZ-068 シュトルヒのキットに付属する公式ファンブックEXでは、アクア・エリウス大尉とサファイア・トリップ中尉が搭乗する二機がRZ-039 レイノスと交戦した。
シュトルヒアントラーという名称はコロコロコミック誌2003年05月号で紹介された際のものであり、ゾイド公式ファンブック4巻や公式ファンブックEXでは単に改造シュトルヒとなっている。
[編集] ショットイーグル
詳細はTFゾイドを参照。
[編集] シンカー
シンカー SINKER |
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番号 | EMZ-19(ゼネバス帝国) EZ-032(ガイロス帝国) |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 ブルーシティ治安局(フューザーズ) |
分類 | エイ型 |
ロールアウト | ZAC2031年 |
全長 | 10.8m |
全高 | 3.0m |
全幅 | 12.7m |
重量 | 26.6t |
最高速度 | 空中 M0.9 水中 60kt |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | ゴードン大尉(旧・ゼネバス帝国)[1] トビー・ダンカン少尉(旧・ゼネバス帝国) オルディ・ディン少尉(新・ガイロス帝国)[3] ロッソ機獣新世紀・ZOIDS ヴィオーラ機獣新世紀・ZOIDS |
武装 装備 |
ARZ加速ビーム砲×2 ホーミング魚雷×4 ロケットブースター×2 |
中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国が初めて開発したエイ型の海空両用攻撃機ゾイド。ただし、航空ゾイドとの空中戦では不利。
ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、第二次大陸間戦争ではガイロス帝国軍によって運用されている カラーリングは、ゼネバス帝国軍仕様(EMZ-19)は銀色と濃赤色、第二次大陸間戦争時のガイロス帝国軍仕様(EZ-032)は紫紺色と薄い銀色である。
[編集] 活躍
バトルストーリーでは、ZAC2100年以降はヘリック共和国が対抗機種としてハンマーヘッドを開発したことで影が薄くなったが、まだまだ現役で通用している。アンダー海海戦においては共和国艦隊の防空の隙を突き一斉に襲いかかり、艦隊を壊滅状態に追い込んだ。
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』では海戦で使用された他、レーシング仕様が登場。シンカーレースというガイロス帝国の伝統的イベントで使用されている。アニメでは陸上もホバーのように移動できる。
漫画『機獣新世紀・ZOIDS』3巻では海洋虹団(マーレ・アルコバレーノ)のロッソとヴィオーラが超音波砲(ソニックガン)を搭載したシンカーを使用している。
ゾイド新世紀スラッシュゼロでは、暴走族が使用していた。
ゾイドフューザーズにも登場。主にブルーシティ治安局が使用している。
[編集] 製品
キットは、小型ゼンマイユニットを動力として、車輪で走行する。動輪の車軸からさらにギアで後部のプロペラ(スクリュー)を駆動することにより、実際に水に浮かべて泳がせることができる。泳ぐときの浮力は、ロケットブースターの中に入れられた発泡スチロールにより確保される。連動ギミックは、左右翼の羽ばたき(内外翼がフリーの関節で連結されているため、翼端は若干の位相差を生じる)。手動ギミックは、コクピットブロックの前後動、コクピットハッチの開閉及び尾部下面の舵の左右動。
[編集] シンカーPBS
アニメ『ゾイドフューザーズ』に登場した、ブルーシティ治安局仕様のシンカー。カラーリングを青と白に変更し、青いパトライトを背面に二基装着している。劇中ではシンカーPBSとは呼称されず、『ゾイドVS.III』、『ZOIDS SAGA FUZORS』、『ゾイドカードコロシアム』といったゲームで登場した名称である。PBSとはPeacekeeping Bureau Specialの略と推察される。
[編集] ステルスドラゴン
漫画『機獣新世紀・ZOIDS』4巻以降に登場する竜型ゾイド。アーバインの愛機であるステルスバイパー「トルナード」のゾイドコアを、若干10歳の天才女性科学者メリッサ・スーが新造した機体に移植したもの。機体色は黒。三本爪のマニピュレーターを二基装備している。「神龍太極鏡(ドラゴンリフレクター)」と呼ばれる高出力のEシールドは、デススティンガーの荷電粒子砲さえ反射させることが可能。口腔内の二連装機関砲のほかに火器は見受けられない。5巻では飛行ユニットを装着した姿が確認できる。
[編集] ステルスバイパー
ステルスバイパー STEALTH VIPER |
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番号 | RZ-020 |
所属 | ヘリック共和国 チーム・チャンプ(スラッシュゼロ) |
分類 | ヘビ型 |
全長 | 20.8m |
全高 | 3.0m |
全幅 | 4.2m |
重量 | 23.6t |
最高速度 | 180km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | アーバイン(機獣新世紀・ZOIDS) ヒルツ配下(ゾイド -ZOIDS-) チーム・チャンプ(スラッシュゼロ) ベンジャミン |
武装 装備 |
16mmバルカン砲 40mmヘビーマシンガン×2 小口径対空レーザー機銃×2 2連装ロケットランチャー×2 地対空連装ミサイル |
ヘリック共和国軍が開発したヘビ型奇襲用ゾイド。中央大陸戦争時代はRMZ-25 スネークスと呼称されていた。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、第二次大陸間戦争ではステルスバイパーの名称で共和国軍での運用が続けられた。
森林地帯など狭い地形に沿って自在にボディをくねらせて進むことが出来る。また、格闘戦においては相手に纏わりついて締め付ける戦いを得意としている。対空用の武装も豊富で地対空ミサイルや機銃などを多数装備しているため、飛行ゾイドに対しても有利に戦える。なお、旧仕様機(RMZ-25 スネークス)のコックピットは単独での飛行が可能であったが、現行機(RZ-020 ステルスバイパー)にその機能が存在するかは不明。
漫画『機獣新世紀・ZOIDS』ではアーバインの愛機として登場、「トルナード」と名付けられていた。このトルナードは、4巻にてステルスドラゴンへとモデルチェンジしている。
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』では、第35話にてヒルツ配下の男が操縦する機体が登場。デザインが大きく変更されており、全長がかなり伸ばされたほか、キットにはない口とその奥の赤外線センサー、スモークディスチャージャーが装備されている。
煙幕を利用した攻撃でブレードライガーを追い詰めるが、その利点を逆用され敗れた。
キットは、本体中央部に置かれた小型ゼンマイユニットを動力とし、車輪により走行する。この中央部には、垂直になった竜頭の軸の基部に設けられたカムによって本体前半及び後半を左右に振る機構がある。本体は全体が多関節構成となっており、前後端に接地部分(頭部コクピット直下には車輪を有する)があるため、全体が中央部からの振動に対して適度な位相差をもって追随し、結果としてくねりながら前進する動きとなる。手動ギミックとしては、頭部キャノピーの開閉、各火器の旋回及び頚部の持ち上げ(鎌首をもたげる)があるが、鎌首をもたげた状態では、事実上走行できない。
カラーリングは、RMZ-25 スネークスでは緑と灰色、RZ-020 ステルスバイパーでは茶色と砂色である。アメリカのハズブロ社より発売された海外版での商品名は「#020 Venomous Viper」。
[編集] バウトバイパー
ゾイド公式ファンブック3巻に掲載。RZ-020 ステルスバイパーに、折り畳み式の大型アームを二基装着した改造機。格闘能力が飛躍的に向上している。
[編集] スナイプマスター
スナイプマスター SNIPE MASTER |
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番号 | RZ-057(ヘリック共和国) DLZ-004(恐竜博2005) |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ベロキラプトル型 |
全長 | 12.0m |
全高 | 7.2m |
重量 | 22.0t |
最高速度 | 195.0km/h |
乗員人数 | 2名 |
武装 装備 |
バイトファング×1 ザンスマッシャー×2 デュアルアンカー×2 M&N AZ144mmロングレンジスナイパーライフル ブレードアンテナ×1 精密射撃用スナイプスコープ スナイパーズシート 対物センサー×2 マルチウエポンラック×19 |
ガンスナイパーの後継機として開発された、ヘリック共和国軍のベロキラプトル(ヴェロキラプトル)型汎用歩兵ゾイド。無駄な武装を省き、機体を軽量化することで運動性を高めると同時に、格闘能力も向上した。また、射撃性能を更に高めるためスナイパースコープとスナイパーズシートを採用。ガンスナイパーでは一人で担っていた操縦と狙撃をスナイプマスターでは分担することでパイロットの負担を半減させ、より高度な狙撃精度と射程距離を実現させた。開発後間も無いZAC2101年12月には鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)の中央大陸侵攻が開始され、前線に行き渡っていなかったスナイプマスターは専ら本土防衛に当たり、鉄竜騎兵団と交戦した。
カスタマイズパーツとして、機動力と砲撃能力を向上させるCP-24 フレキシブルブースターユニット、防御力と格闘能力を向上させるCP-25 アクティブシールドユニットが用意されている。
なお、キットには赤と青の二種類のゴムキャップが付属する。
2005年に開催されたイベント『恐竜博2005 ~恐竜から鳥への進化~』会場では、「DLZ-004 スナイプマスター」のキットが定価900円で限定発売された。成型色は化石を想起させるアイボリーに近いホワイトに変更されており、シールは付属していない。「DLZ-001 ジェノザウラー」、「DLZ-002 レッドホーン」、「DLZ-003 レイノス」が同時に発売された。このバージョンにはゾイドバトルストーリーやアニメと繋がる設定は特に存在していない。
[編集] スナイプマスター・ブルーユニコン小隊機
ヘリック共和国軍「試作機戦闘試験小隊ブルーユニコン」に配備されたスナイプマスター。テスト機としてカラーリングは識別しやすいものとなっている(一般機の胴体が淡いブルーグレー、脚部がホワイトであったのに対し、ブルーユニコン仕様機は胴体がホワイト、脚部が鮮やかなオレンジ)。
初出はニンテンドーゲームキューブ用ゲームソフトZOIDS VS.シリーズの第一作である『ゾイドVS.』。ミッションモードの共和国ストーリー主人公であるザン・フェールが最初に搭乗する機体である。『ゾイドVS.』の初回生産特典としてこのキットが付属した。成型色とシールの変更以外、通常のスナイプマスターのキットと同一の形状である。
[編集] スネークス
スネークス SNAKES |
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番号 | RMZ-25 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ヘビ型 |
ロールアウト | ZAC2034年 |
全長 | 20.8m |
全高 | 3m |
全幅 | 4.2m |
重量 | 23.6t |
最高速度 | 陸上 180km/h 水上 45kt |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | マックス伍長[1] |
武装 | ガトリング砲×2 ロケット弾ポッド×2 ビーム砲×2 2連装ミサイル×1 |
詳細はステルスバイパーを参照。
[編集] スパイカー
スパイカー SPIKER |
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番号 | RMZ-09 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | カマキリ型 |
全長 | 9m |
全高 | 6m |
全幅 | 4.2m |
重量 | 6.4t |
最高速度 | 220km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
30mm連装対空砲 20mm機関砲 ハイパーサーベル |
中央大陸戦争初期に登場したヘリック共和国軍のカマキリ型奇襲ゾイド。草原における格闘戦に優れ、小型ゾイドながら前脚のハイパーサーベルの威力は強力。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったか、旧ストーリーと同じく、第一線では使われてはいないと思われる(『ヘリック共和国vsガイロス帝国』や、バトルカードゲームには出演)。
タカラトミーより「ヘリックメモリアルボックスII 1983-1984」の商品名でゴルゴドス、ハイドッカー、ペガサロス、フロレシオスとの5体セットでキットが復刻、2007年02月22日頃、定価3990円で限定発売された。
(注:「II」は、ローマ数字の2である。)
[編集] スピノサパー
スピノサパー SPINOSAPPER |
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番号 | RZ-043 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | スピノサウルス型 |
全長 | 11.5m |
全高 | 6.8m |
重量 | 23.0t |
最高速度 | 105.0km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | ゾート・ラスト軍曹[3] |
武装 装備 |
88mmパルスレーザーガン×2 ストライククロー×2 115mmマシンガン×1 レーザーチェーンソー×2 マルチオペレーションアーム×2 180mmマルチプルランチャー×1 |
暗黒大陸(ニクス大陸)の険峻な地形に対応するため、ヘリック共和国が開発したスピノサウルス型ゾイド。史上初の戦闘工兵ゾイドであり、地形に合わせてレーザーチェーンソーやレーザーエクスカベイター(シールド型ドリル)といった背部のマルチオペレーションアーム用装備を自在に換装できることが最大の特徴である。
また、カスタマイズパーツCP-18 4連装インパクトカノンセット(AZ200mm4連装インパクトカノン)を装備することで自走式対空砲の役割も担う。ガイロス帝国軍によるニクシー基地空爆に際し、ザバット撃墜に奮闘した。
アニメ『ZOIDS新世紀Ø』では、悪質なゾイドパーツ強盗団が使用し、チームブリッツのゾイドを奪うため工作および戦闘を仕掛けてきた。
アメリカのハズブロ社より発売された海外版での商品名は「#043 Spinosnapper」。
[編集] セイバリオン
詳細はSSゾイドを参照。
[編集] ダブルソーダ
ダブルソーダ DOUBLE SWORDER |
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番号 | RMZ-30(旧) RZ-019(新) |
所属 | ヘリック共和国 テロリスト(フューザーズ) |
分類 | 昆虫型(旧) クワガタ型(新) |
ロールアウト | ZAC2044年 |
全長 | 11.6m |
全高 | 3.96m |
全幅 | 9.72m |
重量 | 19.7t |
最高速度 | 415km/h |
乗員人数 | 2名 |
主な搭乗者 | リーゼ(ゾイド -ZOIDS-) |
武装 装備 |
4連装マシンガン ブレイクソード×2 レーザーセンサー×2 対ゾイド小口径2連装ビーム砲 フレキシブルスラスターバインダー×2 ウイングスタビライザー×2 |
中央大陸戦争時代、ヘリック共和国軍がゼネバス帝国軍のサイカーチスに対抗して開発したクワガタ型対地攻撃機ゾイド。全体のフォルムからノコギリクワガタに近い形状。サイカーチスとは姉妹機にあたるが、後発たるダブルソーダの方が武装、スピード共に上。さらに上空からの偵察にも対応できるよう、複座式のコックピットを採用している。
ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、第二次大陸間戦争でも共和国軍での運用が続けられた。緒戦となった西方大陸戦争では、オリンポス山の戦いにおいてコマンドウルフのコクピットと唯一の生存者トミー・パリス中尉を救出し、そのコクピットに収められたデータがその後の共和国軍に大きく貢献する事になる。
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』ではリーゼが搭乗。ただし、ブレードライガー以上の巨大ゾイドとして描かれ、さらにオーガノイド・スペキュラーとの合体によって異常な変化を遂げている。『ゾイドフューザーズ』第17話、『ゾイドジェネシス』第4話にも大型のダブルソーダが登場する。
[編集] ツインホーン
ツインホーン TWINHORN |
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番号 | EMZ-28 |
所属 | ゼネバス帝国 |
分類 | マンモス型 |
全長 | 10.1m |
全高 | 8.7m |
全幅 | 4m |
重量 | 25.5t |
最高速度 | 180km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
火炎放射器×1 ヒート牙×2 ミサイルポッド×1 加速ビーム砲×2 スモークランチャー×1 |
ゼネバス帝国軍のマンモス型ゾイド。当時、射撃戦中心から白兵戦重視へシフトしつつあった戦術思想を受け、頑強な機体に格闘戦用の長大な牙とノーズ先端の火炎放射器を装備。帝国親衛隊に配備され、帝国首都及び王宮内を防衛する戦闘に投入された。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅したか、個体数関係で配備できないと思われる(『ヘリック共和国vsガイロス帝国』には出演)。
[編集] ディマンティス
詳細はSSゾイドを参照。
[編集] ディロフォース
詳細はSSゾイドを参照。
[編集] ハイドッカー
ハイドッカー HIDOCKER |
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番号 | RMZ-07 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 14.2m |
全高 | 6.8m |
全幅 | 4.2m |
重量 | 7.9t |
最高速度 | 195km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
ステルン12.7ミリビーム銃×2 ホギス20ミリ機銃×1 バランサー エルパサイクロン多用途ミサイルランチャー |
中央大陸戦争初期に登場したヘリック共和国軍の恐竜(竜脚下目で、当時はブロントサウルス(アパトサウルス)型となっていた)型小型ゾイド。装甲、武装とも貧弱だが再生能力が高い。兵員輸送車として用いられた。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅したか、旧バトルストーリー同様、予備役にもなっていないと思われる(『ヘリック共和国vsガイロス帝国』には出演)。
タカラトミーより「ヘリックメモリアルボックスII 1983-1984」の商品名でゴルゴドス、ペガサロス、スパイカー、フロレシオスとの5体セットでキットが復刻、2007年02月22日頃、定価3990円で限定発売された。
(注:「II」は、ローマ数字の2である。)
[編集] バリゲーター
バリゲーター BARIGATOR |
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番号 | RMZ-20(旧) RZ-003(新) |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | ワニ型 |
ロールアウト | ZAC2031年 |
全長 | 14.5m |
全高 | 4.4m |
全幅 | 4m |
重量 | 24.3t |
最高速度 | 陸上 150km/h 水上 35kt |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | アルファー中尉(旧)[1] |
武装 装備 |
バイトファング 地対空4連装ミサイル AMD20mmビーム砲×2 スマッシュアップテイル |
中央大陸戦争時代に開発された、ヘリック共和国軍のワニ型水陸両用ゾイド。ZAC2031年のフロレシオ海海戦で初登場したが、同時期に開発されたシンカーに敗れる。その後も旧式化したアクアドンに替わって共和国海軍兵力の一翼を担う。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、ウルトラザウルスやハンマーヘッドが登場するまで共和国軍唯一の海軍兵力だった。バイトファングの威力は凄まじく、噛み付いて河川に引きずりこむ戦法を得意としている。
キットは、小型ゼンマイユニットを動力とし、単純な四足歩行ギミックに加えて、後脚付け根のピンを介して多関節構成の尻尾を左右に振る連動ギミックを有する。尻尾の関節は極力摩擦抵抗を減らすように作られており、各節の重量バランスも絶妙に設定されているため、滑らかで生物的な動きをみせる。手動ギミックとしては、頭部キャノピー・上あごの開閉及び各火器の旋回がある。
カラーリングは、旧仕様(RMZ-20)がプテラスと同じ暗青色と白、新仕様(RZ-003)が濃緑色と灰色である。
[編集] キャリーゲーター
ゾイド公式ファンブック3巻に掲載。RZ-003 バリゲーターの奇襲攻撃用改造機。背部に装備した6基のアームに小型雷撃艇を1隻ずつ、計6隻搭載する。潜水能力も強化されている。
[編集] ハンマーロック
ハンマーロック HAMMER ROCK |
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番号 | EMZ-26(ゼネバス帝国) EZ-056(ネオゼネバス帝国) |
所属 | ゼネバス帝国 ネオゼネバス帝国 |
分類 | ゴリラ型 |
全長 | 5.6m |
全高 | 6.7m |
全幅 | 5.9m |
重量 | 26.8t |
最高速度 | 180.0km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
ハンマーナックル×2 誘導対空ミサイル×4 連装ビーム砲×1 バルカン砲パック×1 |
中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国軍が開発したゴリラ型汎用歩兵ゾイド。アイアンコングの小型版と言うべきゾイドであり、格闘能力が高い。
ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、第二次大陸間戦争ではガイロス帝国軍の機体として第一線に復帰することとなった。しかし、ハンマーロックの能力の高さに目を付けた帝国摂政ギュンター・プロイツェン元帥の策謀によってガイロス帝国の正規軍である国防軍には回されず、彼の私兵集団であるプロイツェン騎士団(通称PK師団)にのみ配備された。ネオゼネバス帝国成立後は強襲戦闘隊に配備され、主力ゾイドの一つとして使用されている。
カスタマイズパーツCP-26 全方位ミサイルユニットを装備することで空陸を問わない攻撃が可能となる。
カラーリングは、ゼネバス帝国仕様(EMZ-26)が臙脂色と銀色、PK師団及びネオゼネバス帝国仕様(EZ-056)が黒と薄紫色である。
[編集] プテラス
プテラス PTERAS |
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番号 | RMZ-21(旧) RZ-010(新) |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 翼竜型 |
ロールアウト | ZAC2034年 |
全長 | 10.3m |
全高 | 8.2m |
全幅 | 3.7m |
重量 | 21.6t |
最高速度 | M2 |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
16mmバルカン砲 空対空2連装自動追尾ミサイル 空対地2連装ミサイルポッド×2 |
中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国軍のシンカーに手を焼いたヘリック共和国軍が開発した翼竜型戦闘機ゾイド。マグネッサーシステムによるVTOL(Vertical Take-Off and Landing : 垂直離着陸)機能を持っているため、長大な滑走路を必要とせず、いかなる場所でも離着陸と長時間のホバーリングが可能である。中央大陸戦争ではレイノスが開発されるまで長い間、共和国軍の主力戦闘機だった。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、第二次大陸間戦争でも共和国軍での運用が続けられた。
カラーリングは、旧仕様(RMZ-21)がバリゲーターと同じ暗青色と白、新仕様(RZ-010)が青と薄い灰色である。アメリカのハズブロ社より発売された海外版での商品名は「#010 Ptera Striker」。
アニメ「ゾイド-ZOIDS-」では何度も登場。ヘリック共和国軍の主力ゾイドだが、ガイロス帝国の特殊工作に用いられたりもしている。後半ではガーディアンフォースも使用した。
[編集] ステラス
ゾイドバトルストーリー4巻に登場した改造プテラス。ステルス機能を持ちスパイカメラを搭載。マッハ4の速度で4万mの超高空を飛行できる超高高度偵察機。デスザウラーの爆撃機仕様であるデスバードを追跡。基地を発見し、空撮写真を撮った。これによってロバーツ大佐によるデスバード基地奇襲作戦が発動された。
[編集] プテラスボマー
第二次大陸間戦争においては戦闘機としての旧式化が目立つRZ-010 プテラスにカスタマイズパーツCP-06 ボマーユニットを装備、爆撃能力と索敵能力を充実させ戦闘爆撃機へと転換したもの。
全長10.3m、重量21.6t、最高速度マッハ2.2(『ZOIDS SAGA』攻略本『ゾイドサーガ必勝攻略法』双葉社刊ISBN 978-4-575-16293-6より)。
アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』ではチームブリッツ所属機として登場。ジェミー・ヘメロスの愛機だったが、トロス博士がレイノス購入の資金繰りのため勝手に売り飛ばしてしまった。
[編集] プテラスレドームスペシャル
背部にカスタマイズパーツCP-13 ワイルドウィーゼルユニットのレドーム(レーダードーム)を搭載した偵察機仕様のRZ-010 プテラス。共和国軍デストロイヤー兵団に所属し、ウルトラザウルス ザ・デストロイヤーに正確な砲撃目標を位置を伝える。
全長10.3m、重量23.4t、最高速度マッハ2.1(『ZOIDS SAGA』攻略本『ゾイドサーガ必勝攻略法』双葉社刊ISBN 978-4-575-16293-6より)。
[編集] プテラス・ジェミニイ
漫画『機獣新世紀・ZOIDS』2巻に登場。プテラスを横列に二体つなげた情報戦略機。背面に大型のレーダードームを一基装備している。
[編集] フロレシオス
フロレシオス FUROLESIOS |
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番号 | RMZ-10 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 海竜型 |
全長 | 13m |
全高 | 7.1m |
全幅 | 9m |
重量 | 8.85t |
最高速度 | 水上 40kt 水中 45kt |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
20ミリ対空機関砲×2 ホーミング魚雷×2 ホサセマイクロソナー 煙幕噴出口 |
中央大陸戦争初期に登場したヘリック共和国軍の海竜(実際は首長竜(プレシオサウルス))型水雷艇ゾイド。アクアドンと共に中央大陸戦争初期の共和国軍海軍兵力を担った。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったか、旧バトルストーリーと同じく、第一線での活躍はできなかったと思われる(『ヘリック共和国vsガイロス帝国』には出演)。
タカラトミーより「ヘリックメモリアルボックスII 1983-1984」の商品名でゴルゴドス、ハイドッカー、ペガサロス、スパイカーとの5体セットでキットが復刻、2007年02月22日頃、定価3990円で限定発売された。
(注:「II」は、ローマ数字の2である。)
[編集] ペガサロス
ペガサロス PEGASUROS |
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番号 | RMZ-08 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 鳥型 |
全長 | 10m |
全高 | 8m |
全幅 | 3.2m |
翼長 | 13m |
重量 | 4.7t |
最高速度 | M2.5 ブースター・ロケット使用時 M3.4 |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
30ミリビームバルカン×1 20ミリパルスビーム砲×2 パルスビーム砲×2 対空ミサイル(対地ミサイルに換装可)×1 ブースター・ロケット |
ヘリック共和国軍がグライドラーの後継機として開発された鳥(猛禽類)型戦闘爆撃機ゾイド。
中央大陸戦争初期ではゼネバス帝国は飛行ゾイドを保有していなかったため、対地攻撃で活躍した。ところがゼネバス帝国軍がシンカーを投入し、たちまち劣勢に陥ったため、後継機としてプテラスが開発されることになる。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅したか、既に第一線で活躍できず、不採用になったと思われる(『ヘリック共和国vsガイロス帝国』には出演)。
タカラトミーより「ヘリックメモリアルボックスII 1983-1984」の商品名でゴルゴドス、ハイドッカー、ペガサロス、スパイカー、フロレシオスとの5体セットでキットが復刻、2007年02月22日頃、定価3990円で限定発売された。
(注:「II」は、ローマ数字の2である。)
[編集] ヘルキャット
ヘルキャット HELCAT |
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番号 | EMZ-24(ゼネバス帝国) EZ-023(ガイロス帝国) |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
分類 | ヒョウ型 |
ロールアウト | ZAC2034年 |
全長 | 13.2m |
全高 | 5m |
全幅 | 3.8m |
重量 | 24.0t |
最高速度 | 190km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | ヨハン・ホルスト・シュタウフィン軍曹(新・ガイロス帝国/鉄竜騎兵団)[3] |
武装 装備 |
小口径レーザー機銃×2 複合センサーユニット 対ゾイド20mm2連装ビーム砲×2 3Dレーダーアンテナ |
中央大陸戦争中期、ヘリック共和国軍のガイサックに多大な損害を受け、奇襲戦の重要性を思い知ったゼネバス帝国が開発したヒョウ型(ジャガー型と呼ぶ場合もあった)高速戦闘ゾイド。元祖ステルス機であり、高速機の草分けでもある。砂漠戦を得意とするガイサックに対し、ヘルキャットは森林や山岳での奇襲戦を想定して設計された。特に脚部に施された消音機能とぎりぎりまで熱放射を抑えた排気システムは秀逸で、これにより敵に気付かれず接近できるため「密林の暗殺者」という異名を持つ。この技術は後にサーベルタイガーに活用された。
ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、ガイロス帝国軍でもセイバータイガーとペアを組んで高速部隊の主力となったが、基本設計の古さが目立ちコマンドウルフにまったく太刀打ちできないため、ライトニングサイクスが開発されることとなった。
なお、ヘルキャットが光学迷彩の機能を持つとする描写は、アニメ『ゾイド -ZOIDS-』が初出である。ゾイドバトルストーリー内においては、ゾイド公式ファンブック4巻でのライガーゼロイクスと比較する記述で、初めて光学迷彩機能を持つことが明確にされた。
キットは、小型ゼンマイユニットを動力とし、単純な四足歩行ギミック(爪先は別パーツだが、可動しない)を有するが、連動ギミックはない。手動ギミックも頭部コクピットハッチの開閉及び背部ビーム砲の旋回のみとして、本体の滑らかなラインを崩さないよう配慮されている。アメリカのハズブロ社より発売された海外版での商品名は「#023 Atak Kat」。
[編集] ヘルキャットノワール
EZ-023 ヘルキャットの強行偵察用改造機。敵基地への侵入を想定し、装甲および攻撃力が強化されている。カラーリングは暗緑色と黒。
初出はニンテンドーゲームキューブ用ゲームソフトZOIDS VS.シリーズの第二作であるである『ゾイドVS.II』。ミッションモードの帝国ストーリー主人公であるコウキ・デモン(ガイロス帝国軍ロットティガー隊に所属)が最初に搭乗する機体である。『ゾイドVS.II』の初回生産特典としてこのキットが付属した(この通常版は定価6800円だが、さらにデザートライガーのキットも付属する『ゾイドVS.II初回版デザートライガーセット』も定価8800円で数量限定発売された)。成型色とシールの変更以外、通常のヘルキャットのキットと同一の形状である。
アニメ『ゾイドフューザーズ』第15話にはよく似たカラーリングのヘルキャットが登場している。
[編集] マーダ
マーダ MERDA |
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番号 | EMZ-01のちにEMZ-13 |
所属 | ゼネバス帝国 |
分類 | 恐竜型 |
全長 | 12.2m |
全高 | 6.8m |
重量 | 17.5t |
最高速度 | 450~500km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 装備 |
中口径電磁砲または自己誘導ミサイルポッド 小口径レーザー 機銃(コックピット側面)×2 |
ゼネバス帝国軍初期の恐竜(オルニトミムス)型軽戦闘ゾイド。非常に機動力が高く、マグネッサーシステムによるホバー走行で最高速度500km/hまで出せる。コックピットは単独での飛行が可能。ZAC2101年10月の暗黒大陸ウィグリド平原の戦いでは、マルダー、ゲルダー、シーパンツァーと共に参加している。
タカラトミーより「ゼネバスメモリアルボックス 1984」の商品名でゲーター、モルガ、ゲルダー、ザットンとの5体セットでキットが復刻、2006年11月下旬頃、定価3990円で限定発売された。
[編集] マッカーチス
詳細はSSゾイドを参照。
[編集] マルダー
マルダー MALDER |
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番号 | EMZ-18 |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
分類 | カタツムリ型 |
全長 | 8.5m |
全高 | 6.5m |
全幅 | 4.3m |
重量 | 34.6t |
最高速度 | 120km/h |
乗員人数 | 2名 |
武装 装備 |
自己誘導ミサイルランチャー 加速ビーム砲 中口径電磁砲 レーザーセンサー×2 機銃×2 |
中央大陸戦争時代、後方支援を目的に開発されたゼネバス帝国軍のカタツムリ型自走砲ゾイド。ミサイルランチャー、機銃など多くの火器を搭載しているため、砲撃戦、対空防御に威力を発揮する。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残り、ガイロス帝国軍でも運用され、第二次大陸間戦争ではシーパンツァーやゲルダー同様、ZAC2101年の暗黒大陸(ニクス大陸)での戦いに投入された(ゾイド公式ファンブック4巻参照)。
[編集] メガレオン
詳細はSSゾイドを参照。
[編集] モルガ
モルガ MOLGA |
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番号 | EMZ-03のちにEMZ-15(ゼネバス帝国) EZ-006(ガイロス帝国) |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
分類 | 昆虫型 |
ロールアウト | ZAC2031年 |
全長 | 11.8m |
全高 | 2.95m |
全幅 | 3.0m |
重量 | 19.7t |
最高速度 | 200km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | イドゥン・エント曹長(新・ガイロス帝国)[3] |
武装 装備 |
レーザーカッター(一対) 20mmガトリング砲×4 地対空2連装ミサイル(格納) 3Dレーダーアンテナ×2 |
ゼネバス帝国軍及びガイロス帝国軍の昆虫型歩兵戦闘車ゾイド。昆虫型とされているが、その外見は正確にはイモムシ(モスラ幼虫に似たデザイン)。強固な装甲が売りで、特に頭部は他の部位の2倍以上の厚さを持つ。汎用性が高く、様々なバリエーションが存在する。中央大陸戦争初期に開発されて以来、惑星Ziで最も数多く生産されたゾイドである。
なお、背部コンテナに収納されている武装は、キットでは2連装ミサイルだが、アニメでは2連装ビーム砲塔となっている。
[編集] キット解説
キットは、大きく4節からなり、第2節に内蔵された小型ゼンマイユニットを動力としてタイヤで走行する。このタイヤが偏心しているため、第2節は前進に伴って上下し、かつタイヤをカムとして起動されるリンク機構により、第1節と第3節が上下動する。これに第3節にフリーの関節で追随する第4節の動きが加わるため、全体として芋虫のくねり動作が再現される。手動ギミックは、頭部装甲及びその中のコクピットハッチの開閉並びに第3節背面の開閉及びその中の2連装ミサイル(アニメ設定では2連装ビーム砲)の旋回である。
旧仕様における成型色は、銀色をベースとして、内部フレーム・第2節車輪・2連装ミサイル・尾部レーダーアンテナが小豆色となっていたが、新仕様では、小豆色部分がやや鮮やかな濃い赤色に、第2節装甲・内部リンクロッド、第1節顎部分がメタリックブラックに変更されている。海外版では旧仕様の銀色部分が銀メッキ、小豆色部分が黒などという製品もあり、以下の派生型キットやコピー商品なども含めると、意外と多くのカラーバリエーションが存在している。
旧仕様(EMZ-03)は、タカラトミーより「ゼネバスメモリアルボックス 1984」の商品名でマーダ、ゲーター、ゲルダー、ザットンとの5体セットでキットが復刻、2006年11月下旬頃、定価3990円で限定発売された。
HMM(ハイエンド・マスターモデル)シリーズ
2008年8月発売予定のシリーズ第七弾。 ゼネバス仕様の通常型と、GZ版基準のキャノリー型の二体セットとなっている。
[編集] キャノリーモルガ
EZ-006 モルガにカスタマイズパーツCP-07 キャノリーユニット(AZ120mmグライドキャノン)を装備した重砲仕様。
全長11.8m、重量24.6t、最高速度180km/h(『ZOIDS SAGA』攻略本『ゾイドサーガ必勝攻略法』双葉社刊ISBN 978-4-575-16293-6より)。
[編集] ドリルモルガ
ゾイド公式ファンブック3巻に掲載。EZ-006 モルガの頭部にドリルを装着した改造機。本来は工兵部隊用であるが、突撃機としても有用であった。
[編集] モルガロクロウスペシャル
モルガロクロウスペシャル MOLGA ROKUROU SPECIAL |
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番号 | 02 |
所属 | ガイロス帝国 |
分類 | 昆虫型 |
全長 | 14.1m |
全高 | 5.7m |
全幅 | 3m |
重量 | 24.0t |
最高速度 | 200.0km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | ヤース・ノグチ少佐 |
武装 装備 |
レーザーカッター×2 20mmガトリング砲×4 地対空2連装ミサイル(格納) 3Dレーダーアンテナ×2 AZ120mmグライドキャノン(キャノリーユニット)×1 |
ガイロス帝国軍輸送部隊のエース、ヤース・ノグチ少佐の愛機。長距離砲を装備することで戦闘力が大幅に強化されたEZ-006 モルガである。カラーリングは頭部と腹部が淡緑色、胸部が紫紺色。ゾイド公式ファンブック4巻の暗黒大陸(ニクス大陸)における戦闘でその姿が確認できる。
初出はウェブコミック『ZOIDS妄想戦記』「モルガチキンレース」。パイロットのヤース・ノグチ少佐は特殊貨物輸送部隊の隊長であり、コードネーム「ロクロウ・モルガ突急便」として知られる彼らは最も信頼された特運隊とされている。軍の規定外部品(ノグチ少佐らの走り屋時代の先輩が経営するブランド「ロクロウスペシャル」のパーツ)で足回りを“カリカリにチューンナップ”し、危険地域での任務が多いためキャノリーユニットを装備している。パーソナルカラーはノグチ少佐が走り屋だった頃のマシンのカラーリングを継承している。この機体や僚機が後に『ZOIDS妄想戦記』「幻惑の雪山」に登場するモルガ成虫体へと変態したかは不明。
成型色を変更したモルガ及びカスタマイズパーツCP-07 キャノリーユニットを同梱したキットとして、2002年09月14日頃、ハピネット加盟店にて定価1200円で限定発売された。カラーリング以外の形状は、シールも含めキャノリーモルガと同一。
(注:機体諸元は『ゾイド・コア・ボックス』付属「プロイツェンの反逆」より。)
[編集] モルガ成虫体
ウェブコミック『ZOIDS妄想戦記』「幻惑の雪山」および、ヘビーアームズケーニッヒウルフのキットに付属したDVD『ZOIDS妄想戦記特別編』に登場したガ(成虫)型ゾイド。モルガに近い形状の本体と、その本体よりも大きな翅、飛行時は機体下に折り畳まれる六基の脚、頭部から前方へ突き出した触角の様な二基の突起を持つ(モスラ成虫に似たデザイン)。「幻惑の雪山」では三機編隊、妄想戦記特別編では単機で登場している。パイロットはヤース・ノグチ少佐ら「モルガ突急便」。モルガロクロウスペシャルやその僚機が変態を果たしたものであるかは明言されていない。「幻惑の雪山」作中においては、モルガ成虫体なるものは未確認生物的なゴシップの域を出ないともされている。
『ZOIDS妄想戦記』「モルガチキンレース」においてガイロス帝国軍人として登場したノグチ少佐らであるが、「幻惑の雪山」ではネオゼネバス帝国側、『妄想戦記特別編』ではガイロス帝国側に与する行動を取っているため、「モルガチキンレース」のエピソードの後にフリーランスとなった可能性がある。
[編集] モルガキャノリー
モルガキャノリー MOLGA CANORY |
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番号 | GZ-001(ジェネシス) |
所属 | ゼ・ルフト守備隊(ジェネシス) ディガルド討伐軍(ジェネシス) 無敵団(ジェネシス) ディガルド武国(ジェネシス) |
分類 | 昆虫型 |
全長 | 14.1m |
全高 | 5.7m |
全幅 | 3m |
重量 | 24.0t |
最高速度 | 195.0km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | 無敵団(ジェネシス) ア・カン ラ・ムゥ ゴトシ フリ・テン サイコ |
武装 装備 |
レーザーカッター×2 20mmガトリング砲×4 地対空2連装ミサイル(格納) 3Dレーダーアンテナ×2 AZ120mmグラインドキャノン(キャノリーユニット) |
アニメ『ゾイドジェネシス』に登場したキャノリーユニット装備のモルガ。カラーリングは頭部と腹部が暗緑色、胸部が黒色。第12話にてゼ・ルフト守備隊の機体として初登場。以降、ディガルド討伐軍に参加した傭兵隊や無敵団(メンバーごとにカラーリングを変更)の乗機として、さらには鹵獲兵器としてなのか、ディガルド武国軍所属機が支援砲撃を行う場面まで確認できる。
成型色とシールを変更したモルガにカスタマイズパーツCP-07 キャノリーユニットを同梱したキットとして、2005年3月下旬頃、定価1050円で発売された。基本的な形状はキャノリーモルガと同一であるが、ゴムキャップがガンスナイパー等と同形のもの(赤)になっている。
[編集] レブラプター
レブラプター REV RAPTER |
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番号 | EZ-027 |
所属 | ガイロス帝国 |
分類 | ベロキラプトル型 |
全長 | 11.4m |
全高 | 7.56m |
重量 | 23.5t |
最高速度 | 210km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | キルシェ・ハルトリーゲル大尉[2] |
武装 装備 |
キラーファング ハイパークロー×2(前脚) ストライクハーケンクロー×2(後脚) カウンターサイズ×2 イオンチャージャー |
ジェノザウラーと並行して開発されたガイロス帝国軍のベロキラプトル(ヴェロキラプトル)型汎用歩兵ゾイド。オーガノイドシステムを搭載し、中型ゾイド並みの戦闘力を持つ。なお、本機のオーガノイドシステムは安全性を考慮し、性能を低めに抑えられてある。
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』及び『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』劇中では左右前脚の肘にあたる部分にAEZ20mmビームガン(レッドホーンやセイバータイガーが装備している)と思しき武装が施されている。
キットは、小型ゼンマイユニットを動力とし、単純な二足歩行ギミックに加えて、前脚の前後振り及び背部カウンターサイズの小さな前後動を行う連動ギミックを有する。手動ギミックは、頭部コクピットハッチ及び前脚の爪の開閉。小型ゾイドとしては、ゼンマイの竜頭が脱着式(外したあとは背部にイオンチャージャーとして装着)になった初めてのキットである。
[編集] レブラプターPB
レブラプターパイルバンカー
EZ-027 レブラプターに、特殊金属製の槍を爆発的な加速で射出するカスタマイズパーツCP-08 パイルバンカーユニットを装備した仕様。格闘性能がさらに向上している。
全長11.4m、重量26.8t、最高速度205km/h(『ZOIDS SAGA』攻略本『ゾイドサーガ必勝攻略法』双葉社刊ISBN 978-4-575-16293-6より)。
[編集] レブハーケン
ゾイド公式ファンブック3巻に掲載。EZ-027 レブラプターの格闘性能をさらに強化した改造機。爪を大型化し、カウンターサイズをレーザーソードに換装。レーザーソードは可動アームでリーチと自由度が確保されている模様。オリーブドラブとレッドブラウンの迷彩塗装で奇襲効果を高めてある。前頭部には髑髏を模したレリーフが施されている。
[編集] レブラプターWPB
レブラプターダブルパイルバンカー
EZ-027 レブラプターにカスタマイズパーツCP-08 パイルバンカーユニットを二基装備した仕様。
[編集] レブラプター夜警仕様
ジェノザウラーと同様のカラーリング(黒と紫)を施し、パイルバンカーユニットを装備したEZ-027 レブラプター。カラーリング以外の形状はレブラプターPBと同一。
成型色を変更したレブラプターと金メッキを施したカスタマイズパーツCP-08 パイルバンカーユニットを同梱したキットが、小学館発行の学年誌(いわゆる小学○年生)2000年09月号誌上通販にて、定価980円で限定発売された。
[編集] レイヴェンラプター
レイヴェンラプター RAVEN RAPTOR |
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番号 | 08 |
所属 | ガイロス帝国 |
分類 | ベロキラプトル型 |
全長 | 15.3m |
全高 | 10.3m |
重量 | 26.0t |
最高速度 | 200km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | ハインケル・サーベラー中佐 |
武装 装備 |
キラーファング ハイパークロー×2(前脚) ストライクハーケンクロー×2(後脚) カウンターサイズ×2 イオンチャージャー パイルバンカーユニット |
ガイロス帝国の「黒騎士」ハインケル・サーベラー中佐が駆る漆黒のレブラプター。パイルバンカーユニットを装備することで中型ゾイドに対する格闘性能を向上させている。ゾイド公式ファンブック4巻の暗黒大陸(ニクス大陸)における戦闘でその姿が確認できる。
初出はウェブコミック『ZOIDS妄想戦記』「紅の未来・黒き過去」。パイルバンカーユニットによって重量が増加しているが、俊敏性を高めてあるため運動性能はノーマル機以上とされる。パイロットの腕と相まって、シュトゥルムテュランと単機で互角に渡り合った。
成型色とシールを変更したレブラプター及びカスタマイズパーツCP-08 パイルバンカーユニットを同梱したキットとして、2003年05月29日頃、ハピネット加盟店にて定価1280円で限定発売された。カラーリング以外の形状はレブラプターPBと同一。
(注:機体諸元は『ゾイド・コア・ボックス』付属「プロイツェンの反逆」より。)
[編集] 脚注
- ^ a b c d e f ゾイドバトルストーリー1巻「ゾイドクループロフィール」より。
- ^ a b c d ゾイド公式ファンブック2巻「エースパイロット名鑑」より。
- ^ a b c d ゾイド公式ファンブック3巻「エースパイロット名鑑」より。
[編集] 関連項目
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