増田英彦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
増田英彦 | |||
---|---|---|---|
本名: | 増田英彦 | ||
コンビ名: | ますだおかだ | ||
事務所: | 松竹芸能 | ||
国籍: | 日本 | ||
出身地: | 大阪府守口市 | ||
生年月日: | 1970年2月9日(38歳) | ||
活動時期: | 1993年- | ||
受賞歴 | |||
M-1グランプリ 2代目グランプリ |
増田 英彦(ますだ ひでひこ、1970年2月9日 - )は大阪府守口市出身の男性漫才師である。ますだおかだのボケ担当。相方は岡田圭右。松竹芸能所属。最終学歴は関西外国語大学外国語学部卒業。視力2.5。
目次 |
[編集] 経歴
- ジャリズム・渡辺鐘(世界のナベアツ)は中学校のクラスメート。また、2001年のM-1グランプリで優勝した中川家の二人は小学校・中学校の1年後輩(剛)・2年後輩(礼二)にあたる。
- 大阪電気通信大学高等学校を卒業後、関西外国語大学短期大学部に入学。その後関西外国語大学外国語学部に編入学し、同大学を卒業。
- 1993年岡田圭右とコンビ結成。同期にはオセロがいる。
- 芸人になる前は広告代理店大広に勤務していた(阪神のカレンダーのローマ字確認をやっていた)。その時に一緒に働いていたのは俳優の佐々木蔵之介。
- 1997年に大学時代の後輩の一般女性と結婚。しかし所属事務所から「芸人として一人前になるまでは結婚するな」と言われていたため、この事実はM1グランプリ優勝後の2003年2月まで事務所はおろか相方の岡田にすら知らせていなかった。
[編集] 特徴・性格
- 家族構成は妻と娘が二人。
- かりあげヘアスタイルがトレードマーク。
- 漫才師になる際、ずっと岡田を相方にと3年間口説き続けた(正確には3年間に2回。2回目にやっと相方となった)。岡田以外には誰も誘うことはしなかった。かなり岡田に拘っていたらしく、就職先の上司が岡田に見えたという。
- 2002年に『M-1グランプリ』で見事優勝し、1000万円を獲得し、感極まって涙を流した。その後、バラエティ番組にも多数出演し大ブレイクする。
- 優勝直後のシャンパンファイトでコメントを求められ、「テレビに出てるだけが面白い芸人じゃありません。ライブにはいっぱいおもろい芸人がいます!TVだけでなく、皆さんライブを見に来てください!」という熱い名言を残す。
- 2001年のM-1で優勝を逃して漫才をやめようかと本気で思い、ハイヒールリンゴに相談したことがある。
- 相当な潔癖症であり、相方とは対照的にアクセサリーは苦手で結婚指輪も滅多にしない。
- 食事についても好き嫌いが激しく、魚類やウニ、帆立、牛乳などが苦手。
- 酒・タバコが大の苦手。コンパに誘われても一切参加しないらしい。
- 『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』の10m高飛び込みでは相方の岡田に飛んでもらうなど体当たり系の企画も苦手。オファーは基本NGらしい(「はねるのトびら」に出演した時に発覚)。
- 乳首が弱点。衣装が触れただけでも気持ち悪いので、常にニップレスを着用している(胸が弛んでいるのを見てショックを受け「モザイクをいれてほしい」と言ったが「金が掛かる」と言われて断られた事がある)。
- 初体験は19歳ということが明らかになった。相手は当時アルバイトをしていたコンビニ、サンチェーン(現 ローソン)で知り合った女の子だという。
- 熱烈な「北の国から」マニアであり、内容や台詞を事細かく覚えていることはもちろんこと、ドラマの中に出てくる細かい部分や音楽、ロケ地にまつわる情報まで知っている。ロケ地巡りが趣味で写真にも収めている。中には電柱の写真もあり、そこがどこの場面で登場したものかもすぐに説明が出来る。また主人公・黒板五郎のモノマネが得意である。
- 韓流ドラマに精通しており、『冬のソナタ』が大ブームを巻き起こす一年前から、ラジオ番組で一押ししていた。また、チェ・ジウの大ファンで、彼女主演のドラマ『天国の階段』DVDでは、NG場面の吹き替えも行っている。
- 男気ある性格とは裏腹に、ポエムが趣味で、2004年7月には詩集まで出している。
- その一方で漫画・アニメには、幼少期から興味を持ったことがない。
- 浜田省吾の大ファンで、ファンクラブにも入っている。携帯電話には浜田省吾からの留守番電話メッセージを、ずっと消去せずに保存しているという。
- 歌唱力があることで知られており、2008年6月11日に「増田政夫」名義で歌手デビューした。デビューシングルは「淡路島」。本人が作詞作曲を手がけた。「増田政夫」は増田の亡き父親の名前。兵庫県淡路島は、増田の父親の生まれ故郷である。ますだおかだのオールナイトニッポンの企画で香田晋に作詞提供される予定だったのが実現せずに細々とHP上などで発信していたのがCD化される事になった。
- 相方の岡田と共に熱心な野球ファンとして知られている。
- 阪神ファンで、選手の何人かとメル友で試合中に試合内容についてメールすることもあるという。『笑いの金メダル』では坪井智哉が阪神タイガースから北海道日本ハムファイターズに移籍した際に貰った北海道日本ハムファイターズのレプリカユニフォームを着て出演したことがある。かつては阪神の補強に賛成的で「金本も中村ノリもペタジーニもみんな阪神に来い」と発言するなどしていたが、近年では「巨人と一緒のことをして強くなっている」として否定的な見解を示している。特に阪神より下位球団の広島東洋カープ出身者でクリーンナップを固めている事について発言する事が多くなっている。
- プロ野球再編問題では「その方がわかりやすい」という理由で1リーグ制を支持していた。
- 松竹芸能草野球チームで、エースピッチャー兼監督を務める。なお相方の岡田は所属していない。
- TVゲームの実況パワフルプロ野球シリーズのファンであり、自身のラジオ番組ぷらっと☆ホームに製作スタッフを招いた事もある。その際には「打者の桧山進次郎よりも福原忍の方がミートカーソルが大きいのはおかしい」という持論を展開した。
- 岡田と共に格闘技好きとしても有名。
- 競艇学校に合格したが辞退した。
- 山口もえの大ファンだったが、ある番組で共演した際に、本番中に持っていた写真を見せて「気持ち悪い」と言われショックを受け、写真を破り捨て山口を泣かせてしまったことがある(その後写真を丸めて投げたらデヴィ夫人の頭に直撃したらしい)。ちなみに後に和解している。
- 高校時代、エンドレスナイトのハガキ職人だった。
- 4歳の長女を叱っている最中、彼女が増田の相方である岡田の「閉店ガラガラ」のギャグをやったという。(本人談・2008年6月10日毎日放送「痛快!明石家電視台」より)
- 落語にも造詣が深く「韓流にハマって…」という創作落語を演じる。
[編集] ものまねレパートリー
歌・ものまねが上手く、漫才中にものまねを入れるときもある。
など