埼玉県道1号さいたま川口線
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埼玉県道1号さいたま川口線(さいたまけんどう1ごうさいたまかわぐちせん)は、埼玉県さいたま市見沼区大和田交差点より川口市の国道298号道合西交差点に至る道路、及び、さいたま市浦和区上木崎4丁目交差点より、さいたま市南区円正寺に至る埼玉県の主要地方道(県道)である。本線の道路(片側2車線)は、第二産業道路と呼ばれている。
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[編集] 概要
新設の本線と旧道の支線があり、本線は第二産業道路と呼ばれる4車線の都市計画道路である。
[編集] 第二産業道路
本線は都市計画道路大宮東京線を形成しており、また埼玉県により計画された、東京都との境から桶川市の埼玉県道12号川越栗橋線に至る31.8kmの都市計画道路であり、そのうち都県境から上尾市の埼玉県道323号上尾環状線へ至る24.5kmが事業化された。このうち1号区間は2004年(平成16年)12月18日に全区間が開通した。全線が片側2車線で供用されている。
ルートは、川口市の道合西交差点(国道298号交点)で埼玉県道34号さいたま草加線を引き継ぎ、さいたま市南区、緑区を経て、見沼区の大和田交差点(埼玉県道2号さいたま春日部線交点)で埼玉県道5号さいたま菖蒲線へ引き継ぐ。支線(旧道)とは4ヶ所で交差する。
[編集] 支線
支線は、さいたま市浦和区の埼玉県道35号川口上尾線(産業道路)上木崎4丁目交差点から、さいたま市南区円正寺までの区間で、さいたま市緑区を経て、さいたま市南区円正寺で本線に至る。なお浦和区と緑区の一部の区間は、県道とは名ばかりの道幅の狭い生活道路が県道として指定されている。市販の地図でも、上木崎4丁目交差点から木崎交差点までの区間を、埼玉県道120号上木崎与野停車場線に変更して、木崎交差点から緑区の不動谷交差点までの区間を県道指定の解除としているものもあり、注意が必要である。
かつての路線名は、埼玉県道149号柳崎大宮線であった。本線が整備中だったために、川口市柳崎1丁目を終点としていた。その後、本線の一部完成に伴い埼玉県道1号川口大宮線と改称し、さいたま市の発足により現在の名称となる。
[編集] 接続する道路
- 埼玉県道2号さいたま春日部線・埼玉県道5号さいたま菖蒲線(さいたま市見沼区)
- 埼玉県道214号新方須賀さいたま線(さいたま市見沼区)
- さいたま見沼出入口 - 首都高速道路埼玉新都心線(さいたま市緑区)
- 埼玉県道65号さいたま幸手線(さいたま市緑区)
- 国道463号越谷浦和バイパス(さいたま市緑区)
- 国道463号(さいたま市緑区)
- 埼玉県道235号大間木蕨線(川口市)
- 国道298号・埼玉県道34号さいたま草加線(川口市)
[編集] 沿道の主な施設など
- 明花公園(さいたま市)
- さいたま市立中尾小学校
- さいたま市緑区役所
- さいたま市消防局緑消防署
- さいたま市立東浦和中学校
- さいたま市総合教育センター
- 浦和東警察署三室交番
- さいたま市大東小学校
- さいたま市緑区役所山崎市民の窓口
- 東新井団地(見沼区)
- さいたま市立海老沼小学校
- さいたま市立大宮八幡中学校
[編集] 関連項目
- 埼玉県道35号川口上尾線(産業道路)
- 東京都の都道一覧
- 埼玉県の県道一覧