See also ebooksgratis.com: no banners, no cookies, totally FREE.

CLASSICISTRANIERI HOME PAGE - YOUTUBE CHANNEL
Privacy Policy Cookie Policy Terms and Conditions
国際興業バス鳩ヶ谷営業所 - Wikipedia

国際興業バス鳩ヶ谷営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

国際興業バス鳩ヶ谷営業所(こくさいこうぎょうバスはとがやえいぎょうしょ)は、国際興業バスの路線のうち、主に鳩ヶ谷市蕨市川口市の路線を担当する営業所である。開設以来2度の移転が行われており、現所在地は鳩ヶ谷市ではなく、埼玉高速鉄道線新井宿駅に程近い川口市西新井宿61である。営業所の前身は大正初期に開業した鳩ヶ谷自動車であり、これを含めて考えれば国際興業バスの中で最も長い歴史を持つ営業所ということになる。

鳩ヶ谷には2001年3月の埼玉高速鉄道開業まで鉄道駅がなく、唯一の大量輸送手段としてバス交通が発達してきた。その中で本営業所の路線は主たる位置を占め、同鉄道開業の影響によって路線の再編成が実施されたものの、今なお成熟した路線網を有している。主力となっているのは、鳩ヶ谷と京浜東北線・赤羽~蕨各駅を結ぶ路線であるが、鳩ヶ谷地区での乗降を条件にこれらの路線を柔軟に利用できる「鳩ヶ谷フリー定期券」を発行していることもこの営業所ならではの特徴である。

なお、2008年2月28日から鳩ヶ谷市循環バス『ミニは~と』及び川口市コミュニティバス『みんななかまバス』の各専用車両を除く一般路線車両に共通ICカードシステムPASMOが導入された。

目次

[編集] 沿革

[編集] 鳩ヶ谷自動車から鳩ヶ谷営業所へ

鳩ヶ谷営業所所在地の変遷 国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省を基に作成
鳩ヶ谷営業所所在地の変遷 国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省を基に作成

鳩ヶ谷営業所は、1915年(大正4年)に設立され、翌16年6月に鳩ヶ谷~(岩槻街道)~川口駅の間で営業を開始した鳩ヶ谷自動車を起源とする営業所である。鳩ヶ谷自動車はその後、路線を岩槻街道に沿って延長し、1927年までに北は風渡野(ふっとの。東武野田線七里駅近く)へと達し、南は1928年に赤羽駅~王子駅間が開業、1929年に新荒川大橋を経由して川口~赤羽間を結ぶとともに鳩ヶ谷~赤羽駅間の運行を開始した。また、1932年には現在の国道463号に沿った越谷~浦和間、浦和~志木間のほか、浦和市内、原付近において営業が開始され、さらに1936年に川口乗合自動車を合併するなどして、路線網を拡張した。

鳩ヶ谷自動車は京王電気軌道の傘下にあった会社であるが、1944年5月の東京急行電鉄による京王電気軌道の合併を経て、同年12月、同じ東急系列の東都乗合自動車に中仙道乗合自動車とともに吸収合併された。これにより、鳩ヶ谷自動車の本社は東都乗合の鳩ヶ谷営業所として継承された。なお、この頃までに蕨~鳩ヶ谷間、川口駅~前川間の旧・青木自動車の路線も統合されている。

鳩ヶ谷営業所は1950年の国際興業バス成立時においても、鳩ヶ谷自動車時代と同じ鳩ヶ谷町(現・鳩ヶ谷市)浦寺113番にあった。これは、現住所では桜町五丁目となり、鳩ヶ谷交番の向い側あたりに相当する。その後、1952年12月5日に営業所は浦寺20番に移転しているが、これは2001年3月に廃止された鳩ヶ谷バスターミナル(浦寺操車場)と同位置である。さらに1964年3月12日に現在の西新井宿に移って今に至る。

[編集] 戦後の路線の変遷

所管路線は、戦後も鳩ヶ谷と赤羽・蕨・浦和など京浜東北線駅とを連絡する路線が引き続き運行され、一時ではあるが、赤羽駅~岩槻駅、川口駅~安行循環のように鳩ヶ谷を通した運行も行われた。また、1950年代に入ると新たな路線として、蓮田駅~風渡野~鳩ヶ谷~八幡木~西新井橋~千住中組間の運行が始まった。この背景には、東京都心への直通鉄道を持たない蓮田・岩槻の住民から新橋駅へ向けた国鉄バス路線の開設を望む運動が起きていたことがある。結局、都心への直通バスは実現しなかったものの、この線と都電もしくは川口営業所都営バスの共同運行による川口駅~東京駅線との乗り継ぎによる新たな都心へのアクセスルートができた。

1958年には東鳩ヶ谷団地の入居が始まり、同年12月より赤羽駅~鳩ヶ谷住宅公団間の運行が始まった。また、1960年12月~1963年12月のわずか3年間ではあるが、同公団から赤羽駅・大和町・金井窪を経由して池袋駅前通り(東口)まで直通する路線が運行されたこともある。なお、東鳩ヶ谷団地の停留所名は、「鳩ヶ谷公団住宅」であるが、停留所の設置からしばらくの間は「鳩ヶ谷住宅公団」と称された。

昭和40年代~50年代にかけては、路線の整理・縮小が行われた。特に蓮田駅~千住中組線は全長30kmを越える長距離路線であったことから、複数の系統に分割され、東京側の発着点も京成関屋駅に変更されるなど、大幅に手が加えられている。この時期、鳩ヶ谷市内~赤羽駅線は渋滞の影響を大きく受けるようになったため、本数が大幅に減らされており、一方で鳩ヶ谷市内~西川口駅を結ぶ路線ができ、その本数が急増した。また、1973年には西武バスとの路線調整によって鳩ヶ谷周辺における同社路線を譲受し、同じ頃武蔵野線の開業により、東川口駅を拠点とする路線再編成が実施された。さらに、鳩ヶ谷~京成関屋駅線の廃止、鳩ヶ谷~浦和駅線の廃止等が行われた。

以上を経て、2001年3月28日の埼玉高速鉄道線開業を迎えることとなる。これに際し、鳩ヶ谷(浦寺操車場)および変電所発着便の廃止、埼玉高速鉄道各駅への接続化、本数の全体的な削減といった大規模な路線再編成が実施された。なお、この改正では、同鉄道と並行する赤羽駅発着線以外についてもルート変更や本数削減が行われたが、当初は鉄道への乗客の転移が想定以上に少なく、各所で積み残しが発生する事態となった。このため、改正後に臨時便が増発運行されたり、同年中に再改正が行われたりした路線もある。

[編集] 現行路線

[編集] 赤羽駅~鳩ヶ谷市内線

  • 赤20:赤羽駅東口~赤羽岩淵駅~荒川大橋~川口元郷駅南鳩ヶ谷駅~鳩ヶ谷市役所~桜町二丁目~新井宿駅~川口市立医療センター
  • 赤20-2:川口元郷駅→南鳩ヶ谷駅→鳩ヶ谷市役所→桜町二丁目→新井宿駅→川口市立医療センター
  • 赤21:赤羽駅東口~赤羽岩淵駅~荒川大橋~川口元郷駅~南鳩ヶ谷駅~鳩ヶ谷市役所~桜町二丁目~鳩ヶ谷公団住宅(深夜バスあり)
  • 赤21-2:赤羽駅東口←(赤羽岩淵駅非経由)←荒川大橋←川口元郷駅←南鳩ヶ谷駅←鳩ヶ谷市役所←鳩ヶ谷車庫(深夜帯出庫のみ)

川口市立医療センターおよび鳩ヶ谷公団住宅から鳩ヶ谷市街、岩槻街道を経由して赤羽駅に向かう路線である。営業所の主幹路線の一つであるが、2001年にこの路線に沿う形で埼玉高速鉄道線が開業したため、以前の勢いは失われている。日中は赤20と21が交互に運行され、朝と夕方以降は赤21のみとなる。赤21-2は深夜帯のみ数本が運行されるもので、赤羽発の深夜バス運行へ向けての出庫便である。この便だけは渋滞を避けるため、北本通り・東本通りを経由して赤羽駅に向かう。

この路線の歴史は大変長く、その起源は鳩ヶ谷自動車が最初に開通した路線にまでさかのぼる。1916年6月の開業当初は川口駅~鳩ヶ谷間を結んでいたが、新荒川大橋の開通を経て、1929年7月に赤羽駅への乗り入れを開始した。戦後は川口駅非経由となり、1958年12月に鳩ヶ谷公団住宅発着便が開通し、この頃より利用者が急増した。以後、1964年5月に赤羽駅~三ツ和間を無停車扱いとする急行便が運行を開始(のちに無停車区間は中居までとなり、1970年1月に廃止)、1972年に元郷新道~赤羽駅間でバス専用レーンを導入、1983年に変電所~浦寺間の旧道上り線を通勤時間帯に限りバス専用道路とするなど、運行円滑化のためさまざまな対策がとられた。

このように、都内と鳩ヶ谷とを結ぶ大動脈として利用されてきたが、2001年3月に埼玉高速鉄道が開通したことにより本数は半減し、長年終点として利用されてきた鳩ヶ谷のターミナルも廃止された。これにより赤20は、従来の赤羽駅~鳩ヶ谷便と赤20-2:赤羽駅~川口市立医療センター便が統合のうえ、新井宿駅経由に変更された。また、赤羽駅~変電所間の折り返し便であった赤22は廃止され、新たに赤21-2が新設され、平成16年12月に定時性確保目的として川口元郷駅始発の区間便である赤20-2が新設された。

[編集] 川口駅~蕨駅線

  • 川05:川口駅東口(→市役所前)~天神橋~上根橋~産業道路~蕨駅東口
  • 川05-2:川口駅東口(→市役所前)~天神橋~上青木五丁目
  • 蕨01:蕨駅東口~産業道路~天神前~上根橋~網代橋~産業道路~蕨駅東口(上根橋循環。13時までは上根橋先回り、14時以降は網代橋先回りで運行)。
  • 蕨01-2:蕨駅東口~産業道路~網代橋~上根橋

芝川沿いの青木・上青木地区を経由して川口駅と蕨駅を結ぶ路線である。通し利用者の減少により、2004年に折り返し便に相当する川05-2、蕨01の各系統が新設されたため、本線の川05は本数が減少している。 2006年6月18日の川口営業所の移転に伴い鳩ヶ谷営業所の管轄路線となり、出入庫路線として新たに蕨01-2が新設された。

[編集] 川口駅~鳩ヶ谷公団住宅線

  • 川18:川口駅東口~総合高校~上青木交番~鳩ヶ谷駅(JA前)~桜町二丁目~鳩ヶ谷公団住宅

川口駅東口から総合高校と上青木交番、桜町二丁目を経由し鳩ヶ谷公団住宅へ至る路線である。 この路線も埼玉高速鉄道開業以前は鳩ヶ谷(浦寺操車場)止まりだった路線で、開業以降は鳩ヶ谷駅西口止まりの川18と鳩ヶ谷公団住宅止まりの川18-2が運転されていた。その後にSKIPシティ経由の川18-3、川18-4が新設されるが、鳩ヶ谷市街地に入らない川18、川18-3は末端部での乗客が少なかったことから2003年のダイヤ改正で廃止された。その後2008年3月30日のダイヤ改正でSKIPシティ経由を廃止し、「川18」として路線統合を行っている。

[編集] 川口駅~戸塚安行駅線

  • 川19:川口駅東口~総合高校~上青木交番~グリーンセンター~神根支所~木曽呂~戸塚安行駅
  • 安80:戸塚安行駅←木曽呂←神根支所←鳩ヶ谷車庫

埼玉高速鉄道開通以前は新町停留所付近に設置していた新町折返場(現:新町東)止まりであったが、同鉄道開通時の再編で戸塚安行駅まで延伸している。

安80は戸塚安行駅方面への早朝の運行時間帯を早めるために運行される系統である。

[編集] 川口駅~東川口駅線

  • 川20:川口駅東口~総合高校~上青木交番~グリーンセンター~神根支所~木曽呂~差間中央~東川口駅南口
  • 東川03:鳩ヶ谷車庫→神根支所→木曽呂→差間中央→東川口駅南口
  • 東川03-2:木曽呂→差間中央→東川口駅南口

中央道路経由の路線の中では最も長距離を走る路線で、川口駅と川口市北東部の東川口駅を結ぶ。この路線は開設当初はグリーンセンター(季節便)までの路線であった。このグリーンセンター停留所は正門横に設けられ、現グリーンセンターはグリーンセンター入口を名乗っていた。時期は未定だが川20が廃止された際、正門横の停留所も廃止され、グリーンセンター入口がグリーンセンターに改称された。やがて差間地区の宅地開発により川口駅東口~差間折返場(現在戸塚西公民館)として復活、そして1992年に東川口駅南口まで延伸されている。

[編集]

川口駅~医療センター~新井宿駅線

  • 川23:川口駅東口~総合高校~上青木交番~根岸台~神根支所~川口市立医療センター~新井宿駅
  • 川23-2:川口駅東口→総合高校→上青木交番→根岸台→神根支所→新井宿駅(深夜バス)

1990年代の半ばぐらいに登場した路線である。

当初は川口市立医療センターまでであり、現行の経路になったのは埼玉高速鉄道開業後である。

なお、西川06の項も参照。

[編集] 西川口駅~鳩ヶ谷公団住宅線

  • 西川01:西川口駅東口~青木中央通り~天神橋~鳩ヶ谷市役所~桜町二丁目~鳩ヶ谷公団住宅(深夜バスあり)

西川口駅東口と鳩ヶ谷公団住宅を結ぶ路線である。赤21の弟的路線で、運用においてはセットで組まれているものも存在する。

埼玉高速鉄道開業以前は鳩ヶ谷止まりの西川02、変電所止まりの西川03(いずれも朝ラッシュ時のみの運行)があったのだが開業に伴う改編でこの2路線は廃止される。

西川01自体は鳩ヶ谷駅経由に変更され、従来の鳩ヶ谷市役所経由は西川01-2と枝番がつき、当初は朝ラッシュ時のみの運行となる予定であったが、実際には西川01-2が従来のまま温存される形となり、1か月半後に鳩ヶ谷駅経由の西川01は廃止されてしまったため、結果的には改編は立ち消えになってしまった格好になった。

2008年3月30日のダイヤ改正で枝番が消え、再び「西川01」に戻った。

[編集] 西川口駅~東川口駅線

  • 西川04:西川口駅東口~天神橋~鳩ヶ谷市役所~慈林~安行花山下~戸塚安行駅~長蔵二丁目~戸塚東三丁目~東川口駅南口
  • 西川04-2:西川口駅東口~天神橋~鳩ヶ谷市役所~慈林~安行花山下~新井宿駅~鳩ヶ谷車庫

西川口駅と安行地区とを結ぶ目的で開設され、西川口駅東口~天神橋~三ツ和(現鳩ヶ谷市役所)~慈林~安行見本園~鳩ヶ谷(浦寺操車場)間で運行していた。

その後、1986年12月改正時に

西川04西川口駅東口~天神橋~三ツ和~慈林~安行花山下~西立野~東川口駅(北口)
西川04-2 西川口駅東口~天神橋~慈林~安行花山下~鳩ヶ谷(浦寺操車場)・・出入庫系統に分ける

となった。

さらに1991年に東川口駅に南口広場、ロータリーが開設され、西川04の東川口駅側を路線変更して東川口駅南口に変更する。

1998年4月には川口東高校周辺の交通アクセス改善として、川口東高校経由に変更をする。

2001年3月の埼玉高速鉄道開業を機に廃止、後述の鳩05に短縮した。この時西川04-2も 鳩05-2:鳩ヶ谷車庫→新井宿駅→安行花山下→慈林→鳩ヶ谷駅東口に短縮された。しかし利用者から不便との声があり、同年5月改正で西川04・04-2ともに鳩ヶ谷駅経由で再開する。鳩05は後述の通り廃止されずに残ったが、鳩05-2は廃止された。

2004年7月のダイヤ改正で、西川04のみ変電所、鳩ヶ谷市役所経由に変更し、埼玉高速鉄道開業前に戻ったことになる。

2007年11月21日のダイヤ改正により戸塚中学校入口~長蔵一丁目間はけやき通りの新規開通部分を直進する長蔵二丁目経由に経路変更された。

  • 鳩05:鳩ヶ谷駅東口→慈林→安行花山下→戸塚安行駅→長蔵二丁目→戸塚東三丁目→東川口駅南口

1986年12月改正までは東川口駅北口~上戸塚~安行花山下~慈林~鳩ヶ谷(浦寺操車場)間で運行(末期は1日5往復)していた。 その後、東川口駅南口ロータリー開設時に復活し(1日3往復)、埼玉高速鉄道開通時に前述の西川04を全便短縮して現ルートとなったが、同年5月に早朝の東川口駅方向の便のみを残して、西川04を復活させた。

[編集]

西川口駅~新井宿駅線

  • 西川06:西川口駅東口~六円橋~前川住宅~根岸台~神根支所~川口市立医療センター~新井宿駅

埼玉高速鉄道開業で新井宿駅行きになるまでは川口市立医療センター止まりであったが、それは平成10年7月の改編によるもので、それ以前はさらに新町を経由して東川口駅まで至っていた(廃止路線の項参照)。

また現在のように六円橋を経由するようになったのは昭和50年代の半ばに地蔵橋を通る道路が整備されたからで、それまでは現行の川23のように上青木交番・上根橋を経由していた。

この系統、東川口駅まで運行していた時代から本数が少なく、2時間に1本程度という有様であったが、現在はさらに影が薄くなり、平日のみ朝2便夕方2便となっている。

[編集] 西川口駅~東浦和駅線

  • 西川07:西川口駅東口~六円橋~前川住宅~伊刈消防署~宮下橋~東浦和駅
  • 西川07-2:西川口駅東口~六円橋~前川住宅~伊刈消防署~宮下橋~東浦和駅~木曽呂~石神下~鳩ヶ谷車庫
  • 西川11:西川口駅東口~前川住宅~地蔵橋~網代橋~前川住宅~西川口駅東口(網代橋循環)

もとは東浦和駅より1つ手前の柳崎県営住宅で折り返していたが、その後川17・蕨02とあわせるように附島橋までの運行となり、そして現行のように東浦和駅行きへと移り変わっている。

西川07-2については、蕨02の項も参照

西川11は平日のみの運行で朝は地蔵橋先回り、夕方は網代橋先回りで運行している。

[編集] 西川口駅~SKIPシティ循環

  • 西川09:西川口駅東口→青木中央通り→SKIPシティ→総合高校→青木中央通り→西川口駅東口

川口市上青木地区にあるSKIPシティへと向かう循環路線で西川口駅東口を出ると中央道路まで東進し、中央道路を少し北上して川口総合高校の手前で右折、周辺を回る形でSKIPシティの西側をかすめて上青木小学校で再び中央道路に入り、元の経路をたどり西川口駅へと戻っていく。1時間に1~3本の運行。 元々はSKIPシティ町開きの際に新設された川26:川口駅東口~中青木三丁目~SKIPシティ~総合高校~青木中央通り~西川口駅東口という路線で、青木町公園入口バス停を2度通過する路線だった。その後運用の効率化と川18グループのSKIPシティ経由増便等により現在の経路に変更されている。

[編集] 蕨駅~イオンモール

  • SC01:蕨駅西口~蕨駅東口~イオンモール川口キャラ(旧・ダイヤモンドシティキャラ)
  • SC01-2:蕨駅東口~イオンモール川口キャラ(深夜バスあり)

ダイヤモンドシティキャラの開業と共にできた路線であるが、特徴的なのは蕨駅東口からわざわざ北側の陸橋を越えて蕨駅西口まで結んでいる点である。

この区間は昭和61年に廃止された蕨52(蕨駅西口~塚越循環)が結んでいた区間で、約二十年ぶりの復活である。

[編集]

蕨駅~東浦和駅線

  • 蕨02:蕨駅東口~宮根~伊刈消防署~宮下橋~東浦和駅
  • 蕨02-2:蕨駅東口~宮根~伊刈消防署~宮下橋~東浦和駅~木曽呂~石神下~鳩ヶ谷車庫
  • 東浦11:神根福祉センター~川口北スポーツセンター~宮下橋~東浦和駅

蕨02が東浦和駅を終点とするようになったのは昭和61年の再編からで、それまでは附島橋が終点であった[1]

そして、出入庫用に鳩81(附島橋~鳩ヶ谷車庫)が運行されていたのだが[2]、昭和50年代の半ばごろに蕨駅から直接入庫する形に改めるために新設されたのが蕨02-2である。

東浦11は2008年3月30日の改正までは鳩11という系統番号で、神根福祉センターからさらに地蔵橋、上根橋、グリーンシティを経由して鳩ヶ谷駅西口までの路線であった。

[編集] 蕨駅~鳩ヶ谷駅~新井宿駅線

  • 蕨03:蕨駅東口~イオンモール川口キャラ~上青木交番~鳩ヶ谷駅(JA前)~桜町二丁目~新井宿駅(深夜バスもあり)

蕨駅からひたすら東進して鳩ヶ谷市内へと向かう路線である。この路線も赤20や川18等と同じく浦寺操車場を終点としていた路線で、埼玉高速鉄道開業後は鳩ヶ谷駅西口行きの蕨03と鳩ヶ谷車庫行きの蕨03-2で運行されていた。その後蕨03-2は桜町2丁目から先桜ヶ丘回りの新井宿駅行きに延伸され、平成15年のダイヤ改正で鳩ヶ谷市街地に入らなかった蕨03を吸収して蕨駅東側発着路線の主要格となった。この改正で埼玉高速鉄道開業後の鳩ヶ谷関連路線の路線整理は一応の終結を迎えたが、鳩ヶ谷公団住宅折返所がパンク状態になり蕨03-2が新井宿駅折り返しになったことを考えると浦寺操車場廃止のツケは大きいものだったと言える。2008年3月30日のダイヤ改正でようやく枝番が消え、「蕨03」系統へと系統番号が変化した。

[編集] 蕨駅~医療センター~新井宿駅線

  • 蕨06:蕨駅東口~宮根~伊刈消防署~川口北スポーツセンター~神根支所~川口市立医療センター~新井宿駅

川05が川08(川口駅東口~上青木交番~上根橋~伊刈消防署~蕨駅東口)と統合されて伊刈消防署経由になったために通らなくなる蕨駅東口~前川~網代橋の区間を補完する形で登場した系統である[3]

その後、平成10年7月の再編で、川05が再び前川経由となったために、入れ替わりで伊刈消防署経由となり[3]埼玉高速鉄道開業時に現行経路となった。

[編集] 東浦和駅~馬場折返場線

  • 東浦01:東浦和駅~尾間木~芝原~馬場折返場(市立病院入口)
  • 東浦82:東浦和駅~木曽呂~鳩ヶ谷車庫

東浦和駅から尾間木・芝原地区を経てさいたま市立病院の裏側にある馬場折返場へと向かう路線である。この路線は主にさいたま東営業所の便が担当するが、一部便は鳩ヶ谷営業所が担当している。

東浦82はこの系統用の出入庫系統であるが、鳩ヶ谷車庫までの運行になったのは埼玉高速鉄道の開業後で、それまでは鳩ヶ谷(浦寺操車場)まで運行する鳩81(東浦和駅~鳩ヶ谷)だった。

[編集] 東川口駅~川口環境センター線

  • 東川01:東川口駅南口~川口東高校入口~川口環境センター
  • 東川83-2:東川口駅南口~戸塚東三丁目~川口東高校~戸塚安行駅~新井宿駅~鳩ヶ谷車庫
  • 東川84:東川口駅南口~戸塚東三丁目~長蔵二丁目~戸塚安行駅~新井宿駅~鳩ヶ谷車庫

東川口駅から戸塚東地区を抜け草加市との境に程近い川口環境センターに至る比較的短距離の路線である。終点の川口環境センターは、東武バスが乗り入れている新栄団地に近い所にある。この線はもともと、1981年4月1日に戸塚地区の住居の増加に伴い、浦和駅~東川口駅間で運行していた浦01系統を環境センターまで延長する形で開通したものである。しかし、埼京線開通に伴う大規模な路線再編により、埼京線とは無関係ながら再編対象路線となり、1986年12月10日に東川口駅で分割された。 2007年11月21日のダイヤ改正で、東川83-2の戸塚中学校入口~長蔵一丁目間をけやき通りの新規開通部分を直進する長蔵二丁目経由の東川84系統が新設された。これにより、ほとんどの出入庫便は東川84に変更され、川口東高校経由の東川83-2は平日朝の鳩ヶ谷車庫方向、平日夕方の東川口方向の登下校時間帯のみの運行になった。 2008年3月30日のダイヤ改正では戸塚体育館経由の東川83が廃止され、ほとんどの出入庫便は東川84による運行になった。

[編集] 東川口駅~差間循環線

  • 東川05:東川口駅南口→差間三丁目→差間北→東川口駅南口
  • 東川05-2:差間三丁目→差間北→東川口駅南口

[編集] 東川口駅~目白大学線

  • 東川91:東川口駅北口→(ノンストップ)→目白大学 (片方向朝1本のみ)

[編集] 新越谷駅~東川口駅線(新越谷線)

新越谷駅西口から越谷駅西口、西中学校、釣上、イオン浦和美園ショッピングセンター(新越12のみ)を経て東川口駅北口へいたる路線である。

もともとは越谷駅(現越谷駅東口)~西中学校~釣上~(越谷街道)~浦和駅西口という路線であったが、1990年代に入り定時運行に難が出始めたのか1996年10月の改編で東川口駅までに短縮される。

その後、東武伊勢崎線の高架複々線化に伴う越谷駅西口の開発事業が完成したために、東口発着から西口発着へと変更。さらに2008年3月30日のダイヤ改正によって南方へ路線を延伸、起点を新越谷駅西口としている。またそれと同時に所管をさいたま東営業所から鳩ヶ谷営業所に変更した。新越谷駅西口からは朝日自動車の七左七丁目線が越谷ファミリータウン内を経由しているが、この路線はより南側である七左町二丁目地区を経由する。また越谷駅西口~越谷ファミリータウン入口間はタローズの越谷駅西口~浦和美園駅線と並行している。ちなみに、新越谷駅西口は駅前ロータリーではなく少し離れた路上からの発着となっている。主に中型車にて運行。

[編集] 鳩ヶ谷駅~草加駅線

2001年3月28日の埼玉高速鉄道開業に合わせて新設された路線で、鳩ヶ谷駅東口と草加駅西口との間を新郷支所経由で結ぶ。運行開始当初は川口営業所の所管だったのだが、2003年のダイヤ改正に伴い鳩ヶ谷営業所所管に変更されている。

[編集] 赤羽駅~東浦和駅(深夜バス)

  • 赤12:赤羽駅東口→川口駅東口→上根橋→網代橋→伊刈消防署→宮下橋→東浦和駅

赤羽駅着の京浜東北線最終電車に接続する深夜バス展開プロジェクトとして最初に設定された路線で、2003年の運行開始当初はグリーンセンター経由新井宿駅行きとして運行されていた。その後2004年に神根支所経由新井宿駅となり2005年のダイヤ改正によって神根支所より先上根橋・伊刈消防署方面東浦和駅行きへとルートが変更された。

[編集] 南浦和駅~東川口駅線(深夜バス)

  • 南浦60:南浦和駅東口→円正寺→イーストシティ→東浦和駅→木曽呂→差間中央→東川口駅南口

開設当初はさいたま東営業所が担当をしていた。

[編集] 池袋駅~新井宿駅線(深夜急行バス)

池袋駅西口→(以下降車のみ扱い)王子駅→王子五丁目(王子神谷駅)→東十条四丁目→赤羽駅東口→川口駅東口→西川口駅東口→蕨駅東口→イオンモール川口キャラ→上青木交番→鳩ヶ谷駅西口→本町一丁目→桜町二丁目→新井宿駅

[編集] 廃止路線

もともとは川口営業所担当で川口駅東口~川口北スポーツ間の運行であった。附島橋へ延伸された際に鳩ヶ谷営業所へ移管された。
その後、東浦和駅前ロータリー新設に伴い東浦和駅まで延伸された。
  • 川17-2:川口駅東口~川口北スポーツセンター~東浦和駅~鳩ヶ谷車庫
  • 川18-4:川口駅東口~SKIPシティ~上青木交番~鳩ヶ谷駅JA前)~桜町二丁目~鳩ヶ谷公団住宅
  • 川26:川口駅東口~SKIPシティ~西川口駅東口
  • 西川02:西川口駅東口~本町2~鳩ヶ谷
  • 西川03:西川口駅東口~変電所
  • 西川04-2:西川口駅東口~天神橋~慈林~鳩ヶ谷
  • 西川06:西川口駅東口~六円橋~新町~東川口駅南口
東川口駅南口発着になったのは南口が整備されてからで、それまでは現在の北口(というより北口側にしか出口がなかった)発着であった。
  • 西川06-2:西川口駅東口~六円橋~川口市立医療センター~新町~東川口駅南口
  • 西川07-3:西川口駅東口~前川住宅~伊刈消防署~宮下橋~東浦和駅~木曽呂~新井宿駅~鳩ヶ谷車庫
新井宿駅を経由しない西川07-2と統合。
  • 西川10:西川口駅東口~天神橋~蕨駅東口
  • 蕨02-3:蕨駅東口~宮根~伊刈消防署~宮下橋~東浦和駅~木曽呂~新井宿駅~鳩ヶ谷車庫
新井宿駅を経由しない蕨02-2と統合。
なお、埼玉高速鉄道開業前にはこの系統番号は深夜バスとしての設定のもので、西ヶ原~木曽呂間の経路が本線と異なり川口北スポーツセンターを経由していた。
もともとは蕨駅東口→二ツ橋(現イオンモール川口キャラ)→前川住宅→前川→蕨駅東口という循環系統で、朝ラッシュ時のみの運行であった。その後川05と川08の統合時に上青木交番、上根橋、網代橋を経由するものに代わり、さらに川09(川口駅東口~上青木交番~天神前~蕨駅東口)廃止時に、その補完の意味で現行路線となると同時に朝ラッシュ時に上青木交番先回り、夕ラッシュ時に天神前先回りという運行形態になった。
2008年3月30日の再編で廃止。
  • 蕨07:蕨駅東口→宮根→網代橋→前川住宅→西川口駅東口
  • 赤20:赤羽駅東口~鳩ヶ谷
  • 赤20-2:赤羽駅東口~鳩ヶ谷~川口市立医療センター
  • 赤22:赤羽駅東口~変電所
  • 赤25:赤羽駅東口~環七~鳩ヶ谷
  • 赤26:赤羽駅東口~環七~入谷東循環(赤羽営業所へ移管。後廃止)
  • 鳩01:鳩ヶ谷~新町折返場~安行花山下~曲輪~門下町~鳩ヶ谷(戸塚循環)
  • 鳩01:東川口駅南口~安行花山下~曲輪~鳩ヶ谷
現在の東川84の前身。
  • 鳩02:東川口駅南口~新町~鳩ヶ谷
  • 鳩03:浦和駅西口~尾間木~東浦和駅~木曽呂~鳩ヶ谷(浦和営業所と共管)
現在の浦09(浦和駅東口~東浦和駅)の前身と言えるが、浅間下を経由せず、尾間木小学校入口を経由している点が異なる。
  • 鳩04:岩槻駅~東川口駅北口~鳩ヶ谷
  • 鳩04-2:岩槻駅~目白大学~東川口駅北口~鳩ヶ谷
現在の岩11・岩11-2はこの系統の途中折り返しとして設定された。
  • 鳩80:新町折返場~鳩ヶ谷車庫
川19(川口駅東口~新町折返場)の出入庫系統。安81の前身にあたる。
  • 安81:戸塚安行駅~鳩ヶ谷車庫
  • 安81-2:戸塚安行駅~新井宿駅~鳩ヶ谷車庫
川19が戸塚安行駅行きになったため、鳩80を延伸する形で設けられた系統。現行の安80と異なり、木曽呂を経由しない。
  • 鳩81:東浦和駅~木曽呂~鳩ヶ谷
現在の東浦82の前身。東浦02の出入庫便として新設(実際は復活)。東浦02廃止後も、廃止されずに残った。復活当初は鳩ヶ谷車庫までの運行だったが、鳩03廃止に伴い鳩ヶ谷まで延伸された。
  • 鳩90:鳩ヶ谷車庫→鳩ヶ谷駅東口
末期は鳩05の送り込み用(鳩06は回送にて対応)。
  • 鳩91:鳩ヶ谷車庫~鳩ヶ谷駅西口
鳩ヶ谷駅西口を起終点とする系統の送り込み用に設定されたが、そのような系統がなくなってしまったため、使命を終えた。
  • 東川04:東川口駅南口~川口市立医療センター
西川06を川口市立医療センターまでの運行に短縮した際に切り捨てられることになった区間を補完するために設けられた。
  • 東川82:東川口駅北口→戸塚体育館→鳩ヶ谷車庫
埼玉高速鉄道の開業により鳩04・鳩04-2が短縮されてすべて岩11・岩11-2になったため、切り捨てられた東川口駅以南の区間の補完と車両の送り込みのために設けられた系統。
末期は上記のように入庫のみが運行されていた。
岩11・岩11-2の所管移行(鳩ヶ谷→さいたま東)に伴いその使命を終えた。
  • 東浦02:東浦和駅~川口短大循環
川口北高校を先回りするルートと北園住宅を先回りするルートの2種類があったが、川口短期大学が自家用の送迎バスを用意したためこの系統は廃止された。

[編集] コミュニティバス

これらの自治体から運行を受託している各路線の詳細は、それぞれの項目を参照のこと。

[編集] 車両

他営業所同様、大半がいすゞ自動車製の車両であるが、川口・鳩ヶ谷両市のコミュニティバス用に日野自動車製の車両が存在する。 以前は飯能営業所を除く他の営業所に比べて低年式の車両が多かったが、排ガス規制強化後は他の営業所同様に低年式車を他社に早期に譲渡したり、規制対象外地域の飯能営業所に転属させたりしているため、飯能営業所を除く他の営業所との格差はなくなった。ノンステップバスも存在し、主に川口市立医療センターを発着・経由する路線に就いている。

また2002年9月には江ノ電バスが所有していた2000年式のKC-LV380L改(江ノ電バス社番・旧114)が配置され、国際興業では社番9501が与えられた。この車両は諸事情で江ノ電バスが手放し、しばらくいすゞが保管していたのを国際興業に提供したもの。従って、内装などに仕様の違いが見られ貴重な存在である。

[編集] 脚注

  1. ^ ただし現行のように東浦和駅には寄らない。
  2. ^ 終点が同じであった川17や終点が異なるものの近所だった西川07の出入庫も兼ねていたようである。
  3. ^ a b 無論当時は川口市立医療センターまでであった。


aa - ab - af - ak - als - am - an - ang - ar - arc - as - ast - av - ay - az - ba - bar - bat_smg - bcl - be - be_x_old - bg - bh - bi - bm - bn - bo - bpy - br - bs - bug - bxr - ca - cbk_zam - cdo - ce - ceb - ch - cho - chr - chy - co - cr - crh - cs - csb - cu - cv - cy - da - de - diq - dsb - dv - dz - ee - el - eml - en - eo - es - et - eu - ext - fa - ff - fi - fiu_vro - fj - fo - fr - frp - fur - fy - ga - gan - gd - gl - glk - gn - got - gu - gv - ha - hak - haw - he - hi - hif - ho - hr - hsb - ht - hu - hy - hz - ia - id - ie - ig - ii - ik - ilo - io - is - it - iu - ja - jbo - jv - ka - kaa - kab - kg - ki - kj - kk - kl - km - kn - ko - kr - ks - ksh - ku - kv - kw - ky - la - lad - lb - lbe - lg - li - lij - lmo - ln - lo - lt - lv - map_bms - mdf - mg - mh - mi - mk - ml - mn - mo - mr - mt - mus - my - myv - mzn - na - nah - nap - nds - nds_nl - ne - new - ng - nl - nn - no - nov - nrm - nv - ny - oc - om - or - os - pa - pag - pam - pap - pdc - pi - pih - pl - pms - ps - pt - qu - quality - rm - rmy - rn - ro - roa_rup - roa_tara - ru - rw - sa - sah - sc - scn - sco - sd - se - sg - sh - si - simple - sk - sl - sm - sn - so - sr - srn - ss - st - stq - su - sv - sw - szl - ta - te - tet - tg - th - ti - tk - tl - tlh - tn - to - tpi - tr - ts - tt - tum - tw - ty - udm - ug - uk - ur - uz - ve - vec - vi - vls - vo - wa - war - wo - wuu - xal - xh - yi - yo - za - zea - zh - zh_classical - zh_min_nan - zh_yue - zu -