具志堅幸司
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オリンピック | ||
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男子 体操 | ||
金 | 1984 | 男子 個人総合 |
金 | 1984 | 男子 つり輪 |
銀 | 1984 | 男子 跳馬 |
銅 | 1984 | 男子 鉄棒 |
銅 | 1984 | 男子 団体総合 |
具志堅 幸司(ぐしけん こうじ, 1956年11月12日 - )は、ロサンゼルスオリンピック体操金メダリスト。
現在、財団法人日本体操協会北京オリンピック男子強化本部長の要職にあり、日本体操界の発展に尽力している。大阪清風高校、日本体育大学卒業、日本体育大学教授。
目次 |
[編集] 経歴
- 大阪府出身。清風高校を経て、1978年に日本体育大学を卒業。
- 1980年のモスクワオリンピック日本代表。(日本はボイコットのため不参加)
- 1984年のロサンゼルスオリンピックでは、個人総合とつり輪で金メダル、跳馬で銀メダル、団体総合と鉄棒で銅メダルを獲得。
- 現役を引退後は、ドイツ留学を経て日体大男子体操競技部の監督として水鳥寿思選手らを育てた。2008年に開催される北京オリンピックの男子強化本部長と監督を務める。
- 2005年11月に紫綬褒章を受章。
- 大本教の熱心な信者としても著名。
[編集] エピソード
- 現役引退後、NHK杯体操の解説を行っていた際、当時具志堅幸司のあとを継いで日本チームのエースになった水島宏一がつり輪で力技が維持できず失敗した演技で、「水島君、こんなこと言ってごめんなさいね。パワーが不足しているんですよ」と直接語りかけるような解説で後輩に対して苦言を呈する場面があった。