兵庫県道13号尼崎池田線
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主要地方道 | |
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兵庫県道13号尼崎池田線 | |
産業道路 玉江橋線(尼崎市内で呼称) |
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総距離 | 約13.1 km(兵庫県下) |
起点 | 兵庫県尼崎市玉江橋 交叉点(国道2号交点) |
主な 経由都市 |
兵庫県伊丹市、兵庫県川西市 |
終点 | 大阪府池田市 |
接続する 主な道路 (記法) |
記事参照 |
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兵庫県道13号尼崎池田線(ひょうごけんどう13ごうあまがさきいけだせん)は尼崎市から川西市を経由し大阪府池田市を結ぶ主要地方道である。地元では「産業道路」で通じる。
大阪府下では国道176号の大阪府管理路線であり、大阪府道としての尼崎池田線に番号は割り当てられていない。
- 起点:尼崎市 玉江橋 交叉点(国道2号交点)
- 終点:大阪府池田市
- 総延長:約13.1km(兵庫県下)
目次 |
[編集] 別名
- 玉江橋線(尼崎市内で呼称)
- 産業道路
- 本町通り(伊丹市の中心街、小西酒造本社・阪急バス伊丹本町バス停付近)
[編集] 通過市町村
- 尼崎市
- 伊丹市
- 川西市
- 大阪府池田市
[編集] 交通量
- 31,679台(平日24時間、尼崎市久々知西町2丁目)[1]
[編集] 見どころ
尼崎市の中心部から、伊丹市の中心部、さらに川西市の中心部を結ぶ。兵庫県内の区間は、2005年に全区間が片側2車線以上に拡張されたため、主に伊丹市内で起きていた渋滞が緩和された。
尼崎市中心部の起点は、庄下川に並行し、国道2号を越えた先に阪神尼崎駅があり、賑わいを持っている。川の対岸には尼崎市総合文化センター(アルカイックホール)がある。
ここから北は工都尼崎の雰囲気を残した工業地帯が続き、JR神戸線を乗り越す手前には尼崎市のスポーツセンターがある。
塚口にはピッコロシアター、高架化された阪急神戸線をくぐると、一大商業ゾーンのグンゼタウンセンター つかしんが見えてくる。この前後はかつては片側1車線だったため、交通渋滞の発生しやすい区間であった。
伊丹市に入り、中心部にさしかかると、「白雪」のブランドで知られる小西酒造の本社が見えてくる。また、同酒造が経営する「ブルワリービレッジ長寿蔵」がある。この西側には阪急伊丹駅、東側には有岡城址とJR伊丹駅がある。伊丹1交差点付近には、柿衞文庫・伊丹市立美術館など、かつて酒造で栄えた伊丹郷町を復元する形で文化施設も整備されている(みやのまえ文化の郷)。中心街から少し離れたところには、伊丹市の卸売市場や、兵庫県下を中心にガソリンスタンド経営や米、プロパンガスの販売を行う伊丹産業の事業所がある(本社も沿道にある)。
国道171号北村交差点を越えて伊丹・川西市境には、大阪機工本社工場などがある工業地帯の中、ホームセンターコーナン、ジャパンなどのディスカウントストア、上新電機、ヤマダ電機、パソコン工房、沿道から東方に離れた猪名川沿いにミドリ電化などの家電量販店が並び、休日はマイカーが列をなしている。
川西市に入ると、JR宝塚線をくぐり、国道176号(旧道)に合流する。この先に川西能勢口駅がある。
[編集] 接続道路
- 国道2号
- 兵庫県道57号尼崎港線
- 山手幹線(兵庫県道338号高田久々知線)
- 兵庫県道・大阪府道606号西宮豊中線
- 兵庫県道190号塚口停車場線
- 大阪府道・兵庫県道41号大阪伊丹線
- 兵庫県道336号東富松御願塚線
- 兵庫県道55号伊丹停車場線
- 兵庫県道189号阪急伊丹停車場線
- 兵庫県道・大阪府道99号伊丹豊中線
- 兵庫県道334号寺本伊丹線
- 国道171号
- 兵庫県道333号寺本川西線
- 兵庫県道12号川西篠山線
- 国道176号
[編集] 通過する路線バス
[編集] バス停留所
兵庫県内区間を走破する、阪急バス尼崎線(56系統)の停留所を示す。なお、起点と終点の駅、それぞれ1停留所分が当道路からはみ出る格好である。阪急バスはこの他にも数路線がこの道路を経由している。
(尼崎<<)尼崎文化センター前-西長洲-西長洲本通二丁目-スポーツセンター前-久々知-阪神水道前-西坂部-塚口(尼崎市営:ピッコロシアター)(>>阪急塚口)-塚口本町-つかしん前-猪名寺西口-稲野-伊丹営業所前(伊丹市営:南町住宅前)-南本町四丁目-南本町一丁目-伊丹本町-伊丹北口(いたみきたのくち)-卸売市場前-辻村-北村西ノ口-北村-機工前-久代南-久代-久代口-加茂南口-加茂-栄根(さかね)(>>川西バスターミナル)
停留所は、尼崎文化センター前~猪名寺西口が尼崎市、稲野~北村が伊丹市、機工前~栄根が川西市に所在する。
[編集] 脚注
- ^ 国土交通省道路局 平成17年度道路交通センサスによる
http://www.mlit.go.jp/road/census/h17/03/01_28_4_0013.html