仁川電子ランドブラックスライーマー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
仁川電子ランド・ブラックスライーマー(韓国語:인천 전자랜드 블랙슬래머、英語:Incheon Electro Land Black Slammer)は、大韓民国・京畿道富川市を本拠地を置くプロバスケットボールチームである。
[編集] 概略
韓国バスケットボールリーグ発足当時、大手企業グループの大宇(デウ)グループ傘下の社会人バスケットボールチームである「大宇証券バスケットボール部」を母体として、仁川広域市を本拠地とする仁川大宇ゼウスとして参加。
以後、アジア通貨危機の際、大宇グループが解体されるのにつれ、リストラの一環として1999年に球団も新世紀通信に売却され「仁川新世紀ビッグス」とチーム名を変更。その後、2001年、新世紀通信がSKテレコムに合併され、チーム名も「仁川SKビッグス」になったが、すでにSKグループが「清州SKナイツ」を所有していたため、ひとつの企業の下に二つのプロ球団が存在する事態になった。これは、明らかに規約に抵触する事だったが、新世紀とSKテレコムの合併という、傘下球団としては不可抗力の事態による結果だったため、新しい売却先が見つかるまで、SK側が運営することになった。幸い、この期間中、同じ企業傘下チーム同士による八百長試合沙汰は起こらなかった。
SK側としても、ビッグス球団を持つのが規約に抵触される上、二つの球団を持つのは経営的に負担がかかるため、売却作業を急いだ。結果、2003年に大型家電店の電子ランドが買収し、現チーム名となる。
[編集] 外部リンク
|
---|
ソウルSKナイツ - ソウル三星サンダース - 仁川電子ランドブラックスライーマー - 安養KT&Gカイツ - 原州東部プロミ 全州KCCイージス - 大邱オリオンズ - 釜山KTFマジックウィングズ - 昌原LGセイカーズ - 蔚山モービスフィバス |