井芹川
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井芹川(いせりがわ)は、熊本県鹿本郡植木町と熊本県熊本市を流れ坪井川に合流する。熊本県が管理する二級河川である。
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[編集] 地理
金峰山麓東側の平野を流れる河川である。
熊本県鹿本郡植木町木留付近に源を発し南流。鹿児島本線や熊本県道31号熊本田原坂線の近くを流れ、熊本市釜尾町付近から住宅地・市街地をかすめる。そして花岡山西側を通り、熊本市上高橋付近から坪井川に合流する。
- 河川改修
- かつては、現在の熊本県道22号熊本停車場線春日橋付近で白川と一旦合流し、再び分流するルートを通っていた。また、坪井川は白川に合流していた。加藤清正が白川と坪井川の河道変更を行った際、まず坪井川は現在の熊本市小沢町付近で井芹川と合流するように変更、次に白川との合流地点に石塘を築き分離した。
- 更に昭和初期の河道変更で、花岡山の西側を通る現流路に変更された。坪井川の河川改修、白川の河川改修も参照のこと。
[編集] 流域
流域の大部分が田園地帯であるが、熊本市釜尾町付近から谷尾崎町付近までは住宅地を通る。
[編集] 流域自治体
[編集] 流域の交通
[編集] 道路
- 熊本県道1号熊本玉名線
- 熊本県道31号熊本田原坂線
- 熊本県道237号小島新町線
- 熊本市道野口清水線(西廻りバイパス)